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東洋医学の豆知識②風邪

皆さまこんにちは!
三寒四温のこの頃、まだ寒い日もありますが変わりなくお過ごしでしょうか?


今回は東洋医学の豆知識シリーズ第2弾!


風邪(ふうじゃ)

についてお話させていただきます。
風邪(かぜ)と書いてふうじゃと読みます。

前回の豆知識シリーズでも少しお話させていただきましたが、
邪気には6つの種類があります。

春が近づくこの時期に活発になるのがこの『風邪』。

風は軽く、上や外に向かう性質があります。
なので体の表面や上部、肺を侵しやすく、鼻や呼吸器の症状、いわゆる風邪(かぜ)
の様な状態になります。


かぜは万病の元
と言う言葉がありますが、これは風邪の特性から来ている言葉です。
風邪は他の邪と一緒に人体に入ってくることが多く、
風と寒、風と湿、・・・など他のものと合わさって悪さをします。
ただの風邪・・とおもっていると思いがけず悪化してしまうこともあるので要注意です


風邪は、肝を侵しやすいとも言われています。
肝の機能が弱ると、陰血不足 といって血が足りない状態になってしまい、
めまいなどの症状が起こりやすくなります。
肝の機能は妊活にもとても大切な部分です。

今の季節は風邪+前回お話しした寒邪に侵されやすい時期です。
風邪は背中にある風門というツボから侵入して来ると言われています。



ここにお灸をしておげることで体に風邪が入ってくるのを防ぐことができます。
お灸が難しい方はこの部分にドライヤー、もしくは熱いおしぼりをあててあげてください
ただし、高熱がでていたり喉が腫れているときは悪化するので注意してください

またエアコンや扇風機等の風も風邪のひとつ。
あたりすぎないようにきをつけてくださいね


風邪予防のツボは風門以外にも、

頭の付け根にある風池


腕にある尺沢


もおすすめです!
お灸ができなくても、心地よい程度におしてあげるだけで効果はありますので、
是非やってみてください

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