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Unknown
(
くらんべりぃ
)
2008-05-29 22:38:52
こんばんわ。
「Brilliant」は最近古楽器による演奏にかなり力を入れていますね。最初は他のレーベルから版権を買っているケースが多かったようですが、このところは手前で録音しているケースが増えました。全集が多いのがありがたいですね。価格が安いのも魅力ですし。個性的な演奏に欠ける気がしますが、ドメニコ・スカルラッティの全集が1万円ちょっとで買えたりしますからね
「TACTUS」は最近国内で見かけなくなりました。イタリアの曲ばかりなので、かなり気に入っているのですが・・・。実はここで紹介していただいてレーベルのサイトを知り、ガッティの演奏するコレッリの「教会ソナタ」を注文したら1週間程で届きました。HMVなどでは「入手困難」となっていたので、かなり嬉しかったです。ものすごく簡単な包装で送られてきたのがいかにもあの国らしいと思いました(笑)
廉価版レーベル
(
ogawa_j
)
2008-05-30 11:58:35
Brilliantは確かに玉石混淆の感がありますが、良く選べばお買い得なものがかなり有りますね。ご指摘の通り、独自企画の面白いものもありますし。「バッハ大全集日誌(
http://blogs.yahoo.co.jp/bach_comp_ed/
)」で紹介されいる160枚組のセットは、分野別の23のセットで分売もされていますね。
それに対抗するわけでもないでしょうが、ヘンスラー(Hänssler Verlag
http://www.haenssler.de/klassik.html
)からCD172枚セットのバッハ全集が出されています。しかしこれは1,349ユーロ(約22万円!)と結構な値段です。ただ、現在特価版として999ユーロ(約16万5千円)で売っているようですが。それ以外に、アップルの80 GB iPodに入れたものが、AACフォーマットのバックアップDVD付きで、499ユーロ(約8万2千円)でも売られています。
なにか、世の中変わってきていますね。
やはりCDの販売が減少しているのでしょうか、マイナー・レーベルのCDの品揃えが、以前よりよくなくなってきているように見えますね。マーキュリーのような輸入会社が仲介しているものが増えてきたようですし。直接買っても良いのですが、送料がかかりますしね。
廉価と高価
(
くらんべりぃ
)
2008-05-31 17:58:15
ブリリアントのバッハ全集ですが、今発売になっているものは偽作を除いて155枚になってますね。わたくしは個別に買っていました。案外録音されていない曲を網羅しているので、演奏の良し悪しは別として中々いい企画だと思います。カンタータもすべて聴けますからね。レオンハルト・アーノンクール盤を苦労して買ったことを考えると、この価格は絶句ものですね。
それに引き換えヘンスラーのものは高価ですね。たしかモダンで演奏したものだったと記憶していますが、BWVで持っていないものを揃えるのに、個別で何枚か買った記憶があります。それにしてもiPodに入れたものを売るというのもすごいですね。たしかにバッハの曲を全部持ち歩けるわけですから便利と言えば便利ですが、苦労して曲を知ることが少なくなった気がします。昔FMから「エアチェック」していた頃に比べると便利ですね。そういう「スリル感」を味わいながら曲を覚えていた世代なので、何でも簡単に手に入るのがいいのか悪いのかよくわかりません
音楽を聴く手段
(
ogawa_j
)
2008-05-31 18:24:20
くらんべりぃさんのお考え良く理解出来ます。「世の中変わってきている」という感慨は、演奏会を別にして、録音された音楽の入手方法が多様になったと感じていることに由来します。
「自分の若い頃は」なんて言いたくはないのですが、ラジオや音楽喫茶で一生懸命聴いて、僅かなお小遣いを工面してレコードを買って聴いていた若い頃を考えると、相対的なレコード(CD)の値段も安くなって、苦労は減っているように感じます。
少し前ですが、テレビで渋谷の「ライオン」という音楽喫茶のことをやっていました。ここも一時通ったことがあります。初めての曲をリクエスト聴くのに音楽喫茶は便利でした。そういう苦労は、今はもう無いのかも知れません。
ヘンスラーのバッハ全集は、カンタータはヘルムート・リリンクの指揮ですか、モダン楽器ですね。いずれにしても、iPod入りのバッハ全集は、私個人としては興味がありません。やはり一枚一枚選んで買ったCDを、家でゆったりとした気分で聴くことが楽しいのですから。
Unknown
(
HAuAH
)
2012-09-01 21:16:03
こんばんは。コメントは初めてながら、更新のたびに興味深く拝見しております。
Calliopeレーベルは昨年初頭に潰れたそうです。その後、同じくフランスの新興レーベルであるIndesens!が音源を買い取った(「多数」と書かれているので、全ての音源ではないのか)とのことで、日本ですとつい先月に、テオドール・パラスキヴェスコがベーゼンのピアノを用いて収録した、ドビュッシーのピアノ作品集が再販されています。イゾアールのバッハ各種(個人的には、チェンバロ協奏曲のオルガン版が強く印象に残っています)も、いずれセットで再販されるかもしれませんね。
Calliopeについて
(
ogawa_j
)
2012-09-02 11:19:03
HAuAHさん、Clliopeの情報ありがとうございます。
私もあの協奏曲の演奏は非常に気に入っています。オルガンと弦楽合奏のバランス、溌剌としたテンポなど、他では聴けない優れた演奏だと思っています。
レーベルの盛衰は、レコード登場以降常に見られましたが、特徴のあるレパートリーを持つレーベルが消えるのは、本当に残念です。
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「Brilliant」は最近古楽器による演奏にかなり力を入れていますね。最初は他のレーベルから版権を買っているケースが多かったようですが、このところは手前で録音しているケースが増えました。全集が多いのがありがたいですね。価格が安いのも魅力ですし。個性的な演奏に欠ける気がしますが、ドメニコ・スカルラッティの全集が1万円ちょっとで買えたりしますからね
「TACTUS」は最近国内で見かけなくなりました。イタリアの曲ばかりなので、かなり気に入っているのですが・・・。実はここで紹介していただいてレーベルのサイトを知り、ガッティの演奏するコレッリの「教会ソナタ」を注文したら1週間程で届きました。HMVなどでは「入手困難」となっていたので、かなり嬉しかったです。ものすごく簡単な包装で送られてきたのがいかにもあの国らしいと思いました(笑)
それに対抗するわけでもないでしょうが、ヘンスラー(Hänssler Verlag http://www.haenssler.de/klassik.html)からCD172枚セットのバッハ全集が出されています。しかしこれは1,349ユーロ(約22万円!)と結構な値段です。ただ、現在特価版として999ユーロ(約16万5千円)で売っているようですが。それ以外に、アップルの80 GB iPodに入れたものが、AACフォーマットのバックアップDVD付きで、499ユーロ(約8万2千円)でも売られています。
なにか、世の中変わってきていますね。
やはりCDの販売が減少しているのでしょうか、マイナー・レーベルのCDの品揃えが、以前よりよくなくなってきているように見えますね。マーキュリーのような輸入会社が仲介しているものが増えてきたようですし。直接買っても良いのですが、送料がかかりますしね。
それに引き換えヘンスラーのものは高価ですね。たしかモダンで演奏したものだったと記憶していますが、BWVで持っていないものを揃えるのに、個別で何枚か買った記憶があります。それにしてもiPodに入れたものを売るというのもすごいですね。たしかにバッハの曲を全部持ち歩けるわけですから便利と言えば便利ですが、苦労して曲を知ることが少なくなった気がします。昔FMから「エアチェック」していた頃に比べると便利ですね。そういう「スリル感」を味わいながら曲を覚えていた世代なので、何でも簡単に手に入るのがいいのか悪いのかよくわかりません
「自分の若い頃は」なんて言いたくはないのですが、ラジオや音楽喫茶で一生懸命聴いて、僅かなお小遣いを工面してレコードを買って聴いていた若い頃を考えると、相対的なレコード(CD)の値段も安くなって、苦労は減っているように感じます。
少し前ですが、テレビで渋谷の「ライオン」という音楽喫茶のことをやっていました。ここも一時通ったことがあります。初めての曲をリクエスト聴くのに音楽喫茶は便利でした。そういう苦労は、今はもう無いのかも知れません。
ヘンスラーのバッハ全集は、カンタータはヘルムート・リリンクの指揮ですか、モダン楽器ですね。いずれにしても、iPod入りのバッハ全集は、私個人としては興味がありません。やはり一枚一枚選んで買ったCDを、家でゆったりとした気分で聴くことが楽しいのですから。
Calliopeレーベルは昨年初頭に潰れたそうです。その後、同じくフランスの新興レーベルであるIndesens!が音源を買い取った(「多数」と書かれているので、全ての音源ではないのか)とのことで、日本ですとつい先月に、テオドール・パラスキヴェスコがベーゼンのピアノを用いて収録した、ドビュッシーのピアノ作品集が再販されています。イゾアールのバッハ各種(個人的には、チェンバロ協奏曲のオルガン版が強く印象に残っています)も、いずれセットで再販されるかもしれませんね。
私もあの協奏曲の演奏は非常に気に入っています。オルガンと弦楽合奏のバランス、溌剌としたテンポなど、他では聴けない優れた演奏だと思っています。
レーベルの盛衰は、レコード登場以降常に見られましたが、特徴のあるレパートリーを持つレーベルが消えるのは、本当に残念です。