回顧する日々

2014-07-31 | fishing or fish
台風が接近中の島・・だが、逸れているらしい・・穏やかだ。
帰宅すると息子が沖縄本島より夏休みで戻っていた。
軽く息子と談笑しお土産の菓子を食って乾燥機へ洗濯物をぶち込みに行った。
洗濯物が乾くまで近くの漁港にてメッキゲームで暇つぶし。

肥えたタイガーパーチ(コトヒキ)が遊んでくれた。
昨夕も仕事終わりに海岸へ犬の散歩へ、いつものように軽くルアーも投げた。
週休が台風で荒れようともこれで救われる。

海岸で遊ぶ犬。

昨日はメッキアジが青いスプーンを喰らった。やがて日が沈み互いに満喫し車へと戻った。
そこまではいつもの日常・・だが、その後、思わぬ状況に陥った。
愛犬が白い猫をみつけ追いまわしそのまま何処かへ消え失せた。
2時間近くは捜した・・通り雨が時折降って不安に駆られた。
いつまでも捜し出せずに、かといって場を離れる訳にもいかずにいた。
だが、さすがにやばいといったん家に戻り末娘を助手席に乗せて戻り、車に残ってもらい海岸付近に始まり近隣の団地やホテルの駐車場などを懐中電灯で照らしくまなく捜した。
そうして3時間経った頃、半ばあきらめつつも海岸に向かって呼びかけると野郎は全身ずぶ濡れで草の種を体中にひっつけてひょっこりと戻ってきやがった。
幼少の頃に愛犬がいなくなって姉貴と探したことがあった。隣町で発見した。
母親が首輪に記しておいた電話番号が功を奏した。
知らない民家の方が保護してくれていた。近々ドッグタグを注文することにした。
この一件でまたひとつ古い記憶を思い出した。
遙か昔の記憶は断片的であるが二代目の愛犬を飼ったことと島で釣りを再開したおかげでその頃の忘却していた記憶がこうして事細かに呼び覚まされることが多々ある。
本も読み終え暇なので僅かだが帰郷した際に選んで島に持ち込んだ昔の写真を引っ張り出し初代愛犬を中心にBLOGに載せておくこととした。

初代愛犬の大五郎と俺・・親父が会社でイランの首都テヘランに単身赴任になって、寂しかろうと母親が飼ってくれた犬。
家の前の児童公園にて犬が家にやってきた日の写真

親父の鮎釣りについていってその辺に生えている竹でハヤ釣ってる写真(笑)
かなり原始的な釣り・・。

姉貴と俺・・。
野球帽は阪神タイガース。
背番号22田淵浩一ファンだった。
草野球チーム「トラックヤロウズ」では田淵選手のバッティングホームを真似ていた。

イランに赴任していた頃の親父。天下の宝刀「オトーリ」をこの場でして欲しかったな(笑)
赴任して一年後、戦争が勃発し国王が亡命したことで治安が悪化し急遽日本に帰ってきた。

成長した初代愛犬・・俺の愛車メタリックブルーのロードマンが後ろに写っている・・
懐かしい。ハンドルをいじってある。


親父と初代愛犬はもうこの世にはいない。
愛車ロードマンもいつしか廃車された。
姉貴や母親とも年に一度は会ってる。
墓参りも年一だけど二代目の愛犬と親父の勤めていた会社の車を愛車とし、川が海になったけど釣りをしいつも親父や愛犬を思い出して敬愛しているから許しておくれ。
変わらないよ・・それに仕事がら最近じゃあの世とこの世の境界もわりと曖昧なんだ。
変わらないよ・・親父が赴任した中東も相変わらずドンパチやっている。
親父が昔撮りためてアルバムにまとめみせてくれた中東の美しい街並みや歴史的建造物とかってあるのかな?愚かだよね・・相変わらず変わらない。
赴任先からどうにかこうにか帰国した際に親父が吐いたセリフ・・平和な国である日本人で良かった・・。
それこそいつまでも変わらないことを願うよ。
ノスタルジックな内容で申し訳ない。
昔は良かったとか言ったら駄目なんだっけ・・。
それでも昔は良かったとか言いたいな。昔の感じで生きたいな。

風呂上りの息子に疲れたから今日は寝るねと今言われ俺が親父だったことを思い出した・・。

少々窓の外が荒れてきた・・台風よこんな戯言は一掃しておくれ。

Oh, mother, tell your children
  Not to do what I have done
  Spend your lives in sin and misery
  In the house of the rising sun

朝日のあたる家 (アニマルズ)





post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。