GOD - John Lennon

昨年、フェリーで伊良部島に渡った際にカメラマンであるフライフィッシャーマンが撮ってくれた写真・・。
橋は開通しいつでもいけるのだが、どうも寒くて出不精になっている・・。
宮古島といえど寒い・・。
立春は過ぎたが夜毎に手先足先が凍るように冷たい。
シリアにおけるあの残酷なニュースのせいでより寒さが増している感もある・・。

非常に危うい世界が露呈した。
時系列で振り返ればアラブの春あたりからきな臭い・・。
島の近隣にあたる尖閣辺りのいざこざを危惧していたら、まったく別の場所で惨劇が繰り返されついに邦人が殺られた・・。
カリフ制の復活と西欧が中東に引いた国境線を引きなおすと過激派組織は感染症のように共鳴し世界各地で増殖しているのだとか・・。
そして遂に人の成す業とは思えない残酷な域に達してしまった。
そんな火を絶やそうと何故か火が投下される。
２１世紀ってそんなもんなのか・・腐ってる・・。

このまま対岸の火事であって沈静して欲しいと時に逃避するのもよし、世界を我がことのように平和的解決策を時に模索するもよし、とりあえず混迷の最中とはいえ俺は周辺の近しいものと共に日々を粛々と暮らしていく・・。
但し、一旦はジョンの「ＧＯＴ」の歌詞にあるように世界の全てを否定しておきたい。
そんな気分だ・・。
そうしてまた今日から隣人をひとりひとり信じていきたい・・。
ジョンの「ＧＯＤ」には自分とヨーコしか信じないとある。
日本人女性とジョンだ・・。フランスのテロ事件に抗議するデモ行進で群集が歌ったのはimagineだったそうだが、GODの一節からジョンの魂は日本に浮遊しているかもしれない・・なんて想起し、そう考えれば平和を発信出来る国になりえるかもしれない・・。なんてそんな僅かな希望しか今は見出せないのは悲しいけど・・。
そんな荒涼とした現実を突きつけられ、出不精がちになり引き籠ってたけど、今宵は久しぶりにパーを数件梯子した。
混理路整然としない混沌とした心の内を酔ったついでに藪からに打ち明けでも平然と受け入れてくれたり、持論を語ってくれる仲間が在ることに感謝し、卑屈な悪夢から僅かだが解き放たれた夜となりました。

GOD - John Lennon

～和訳～

神なんて
苦悩の度合いを測る
観念にすぎない

繰り返して言おう
神なんて
苦悩の度合いを測る観念なのさ

マジックなんて信じない
アイ・チンなんて信じない
バイブルなんて信じない
占いも信じない
ヒットラーなんて信じない
ジーザスなんて信じない
ケネディなんて信じない
仏陀なんて信じない
マントラなんて信じない
ギタなんて信じない
ヨガなんて信じない
キングスなんて信じない
エルビスなんて信じない
ディランも信じない
ビートルズだって信じない


信じるのは自分だけ
ヨーコと自分だけ
それが真実

夢は終わった
いまさら何を言えばいい
夢は終わった
昨日でおしまい

僕は夢織人だったけど
やっと生まれかわれた

僕はずっとウォーラスだったけど
今の僕はジョンなんだ

さあ親愛なる友よ
頑張っていこう

夢は終わったのだから・・・