すずめ の お宿

和を感じる場所や物を紹介しています。

 狛犬さんやつまみ細工などなど

    懸賞報告始めました。

狛犬さん・・・鼻節神社の巻

2010年10月27日 | 他宮城県内の狛犬さん

すずめがお宿から出掛けて出会った狛犬さんたちを紹介します。


はなぶしじんじゃ
     鼻節神社の巻  

宮城県宮城郡七ヶ浜町花淵浜  (撮影:平成22年10月)



  



鼻節神社は、松島湾と仙台湾を分ける七ヶ浜半島の東端、仙台湾側に面した、

垂水山(たるみやま)に鎮座しています。

調べると2400年前に建立?、宝亀元年(770年)に垂水山に祀られた?、

平安初期には名神大社となった?枕草子でも読まれた?等、
とにかく歴史と由緒のある名神社のようです

駐車場は神社入口手前(徒歩3分位)にあるよ。

赤い一之鳥居の鳥居額には延喜式内 名神大社 鼻節神社とあり、

くぐるとすぐに石の二之鳥居があります。

こちらの鳥居額は修復中なのか?一之鳥居にかけ替えたのか?無し・・・

最近付いたらしい?手摺有りのゆるい石段を上ると表参道は右→の文字。

一緒に行った地元人曰、「表参道じゃない方、真直ぐ↑が昔からの参拝道」との事



 



今日のところは表示に従い表参道から。

山道を下る感じの参道、波の音が聞こえてきたら、

三之鳥居が見え、鳥居額は△に金文字

地元人曰、「彫りなおしたのかな、文字がきれいになったような気がする」と。

今度は急勾配な石段を上ります

結構段数があるので、スニーカーでの参拝をお勧めします・・・


 
   


上りきったところに参道横向き狛犬さん発見

手前(参道側)に昭和狛犬さん、その先(社殿側)に平成狛犬さんがいましたよ。

身体は社殿に対して平行(横向き)ですが、お顔は参道をきっと見下ろし、

しっかりと見張をしています



 


 



向かって左側が吽、右側が阿だと思う・・・
阿側があまり大口を開けていないので分かりづらいなぁ

目の脇に丸い耳、そこからくるっとカール、その下にしゅっとしたストレートヘアー。
全体的にきゅっとまとまりのある狛犬さんです

阿の狛犬台座が斜めになっていてピンチすべり落ちないのでしょうか

奉献年は昭和10年(1935年)と比較的新しく、

地元人曰「もっと古いと思っていた」と一言。



   



拝礼、ニョンニョンと・・・

(すずめの場合、神社はニョンニョン?、お寺はナムナム?と拝む)

鼻節神社は猿田彦命を祭神として祀り、航路の守り神として信仰されているそうです。

明治百年記念 鼻節神社 本殿 幣殿 御造営碑 昭和43年11月11日 竣立と

彫られた碑がありました。

昭和43年(1968年)は確かに明治元年(1868年)から100年ですよね

明治元年、社殿修復中に国府厨印(こくふくりやのいん)が発見されているので、

そこから100年記念という事で、こちらに幣殿と本殿を造営したのでしょうか
 
神社の社宝、国府厨印は現在、七ヶ浜町歴史資料館が管理しているそうです。




  

参拝後は裏参道より戻りました。

その途中に手水舎、神馬舎、境内社があり、参道も整備され、

地元人のこちらが表参道と言うのにもちょっと納得・・・

木像の御神馬(優しいお顔です)は、
地元人曰「オスイさん?オツイさん?( 聞き返したがどちらか分からなかった)と

呼ばれ、お祭りの時にはオスイさんが下りて来るよーと大事にされている」と
教えてくれました

それからアニメかんなぎの効果でしょうか、近年参拝者が増え

以前より神社がきれいに整備されて、気持ちよくお参りができる良い良い

また、なんだか男の人が多く参拝に来てるみたい?とも
恐るべしかんなぎ効果




以上たくさんの狛犬さんや神馬さんに会うことができましたよー

今回は地元人の方から、色々なお話を聞けて、楽しい神社散策になりました。

ネットや書籍の情報だけでなく、その場所を良く知る方のお話しも
大事だなぁと改めて感じましたね

他にも都市伝説っぽい話も聞けてテンション上昇でした。

 



 おしまい 



最新の画像もっと見る