6月15、16日の週末に、30周年イベント真っ最中の東京ディズニーランド&シーに行ってきました。
東京ディズニーランドができて、もう30年になるんですねぇ。初めて行ったのはいつのことだったかしら。
14日の夜、高松駅から東京行きの夜行バスに乗って出発。夜行バスに乗るのは3年ぶりだったので、果たして
この老体が夜行バスに堪えられるだろうかと最初から心配ではあったのですが、案の定東京に着いた時点でもう
ひと仕事終えた後のような疲労感に襲われていました。
それでも、「これから楽しいことが待っている」と思えば、気力でなんとか乗り越えられるもの…と信じ、
東京駅から京葉線で舞浜まで。ここで浜松から来る友人と待ち合わせです。
友人と合流した後は、さっそく荷物をウェルカムセンターに預けて、既に開園と同時にディズニーシーに入場している
他の友人たちと合流!…かと思いきや、イクスピアリへ朝食を食べに行きました。アラフォーですから、そうそう
機敏に動けないのです。けして、
「今回のメインは明日のディズニーランドだから、今日は体力を温存しよう」
などと考えていたからではないのです!ええ…けして!
そういうわけでイクスピアリのスタバでアイスカフェラテをすすりつつラップサンドを食べ、だらだら過ごした後で
ようやくシーに移動しました。この時点でもう10時。今思えばここでこれだけ時間使うのなら、わざわざ金曜の夜から
夜行バスで来なくても、土曜日の早朝の飛行機で来たほうが体力的に楽だったんじゃないかという気もしましたが、
そこは深く考えないようにしました。
舞浜駅からディズニーシーへはモノレールで移動します。
改札の手前にあったオブジェ。30周年仕様です。ミッキーの形をしたバルーンがいっぱいついてます。
30周年仕様のモノレールの車内。ここにもミッキーバルーンの絵が。30周年関連のオブジェやグッズは
どれもこれもこのバルーンの柄が入ってました。まあかわいいけどね。
ディズニーランドは30周年ですが、それとは別にシーでは「SPRING VOYAGE」という花をモチーフにした
イベントが行われていました。
お花でできたミッキー、とおぼしきオブジェ。
おそらくミニーと思われるオブジェ。春ですね~。当日は真夏の暑さだったけど。
こういうのもかけてある。
シーは30周年じゃないけど、ゲート前の地球の噴水の前には、30周年記念のオブジェが置いてありました。
便乗商法ってやつですね。
卵や帽子をイメージした、イースター関連のオブジェやリースもありました。
パステルカラーがかわいいです。ちなみに私がこのリースの写真を撮っている間、リースの下では5歳くらいの
男女1組がきゃっきゃうふふといちゃついていました。リア充は小さいころからリア充なんですなぁ…。
ということは子どもの頃から非リア充の私は永遠に(以下自粛)
そろそろお昼ご飯、という時間になってようやく先行隊と合流。お昼はメディテレーニアン・ハーバーにある
ピザとパスタのお店でいただきました。
私が頼んだ、チキンとオリーブのピザ。スタバで朝食を食べたばっかりだったので、軽めにしました。
お値段も手ごろで美味しかったです。タバスコとかかけられればもっとよかったんだけど。
お腹が膨れたところで、早く来た組も遅く来た組も平等に睡魔が襲ってきました。そこをなんとか踏みとどまって、
途中インディ・ジョーンズのファストパスを取りつつアラビアンコーストへ移動。比較的待ち時間の短い
アトラクションに乗ることにしました。
ここで乗ったのはジャスミンのフライング・カーペットと、アラビア版メリーゴーランドのキャラバンカルーセル。
カルーセルと言えば頭に浮かぶのはあの人ですが、ここは夢の国なので話題にするのはぐっとこらえました。
「カルーセルっていえば麻紀だよね」
なんて。それはともかく、キャラバンカルーセルは楽しかったです。乗ってる時、友人に写真を撮ってもらいましたが
キンキラキンの背景が私の濃いめの顔にマッチしていて、それは自分でも「国籍不明の人がいる…」とつぶやくほどでした。
ところで、フライングカーペットと聞いてとしまえんにあるやつみたいな絶叫系アトラクションを想像したのですが、
ディズニーシーのはランドにある空飛ぶダンボのアトラクションみたいな、遊園地にありがちなファミリー向けの穏便な
アトラクションでした。ほっとしたような、がっかりしたような。まあ、カレーの臭い漂うエキゾチックなアラビアン
コーストに、阿鼻叫喚が響き渡るようなアトラクションがあっても困りますね。カレーがまずくなる。
そんなアラビアンコーストで撮った写真。
映画「アラジン」に出てくるランプの精、ジーニーをお花(たぶん造花)で作っています。ジーニーの手の上にいるのは
ここ数年東京ディズニーリゾートが推しに推しているくまのキャラクター、ダッフィーです。こいつはディズニーシーの
キャラなんですが、シーのいたるところに隙あらば忍び込んで居座っています。
メディテレーニアンハーバーにもいました。
ギフトショップも、以前はそれほどでもなかったのに、今ではどこのショップでも棚を占拠しています。恐ろしい。
そのうえ、このくそ暑い中ダッフィーを抱えてシーを徘徊する女子の多いこと多いこと。こんな暑い日に持ち歩いたら
ぬいぐるみに手あかがついて汚れるんじゃないかと思うんですが。なぜそこまでするのか誰かに聞いてみたいです。
そもそも、あれは誰が流行らせたんでしょうね。
まあ、私もひとつ持ってるんですが。最初に出た頃に買ったやつを。
アラビアンコーストで撮ったジーニーの写真、もう1枚。
…シュール。
アラビアンコーストで童心に返って遊んだ後は、ぐっとアダルトにビッグバンドビートを見に行きました。
移動の途中、私が集団からひとりはぐれてしまったりもしましたが、文明の利器「ケイタイデンワ」のおかげで
事なきを得ました。いやー、これが30年前だったらえらいことでしたわ。はは。ていうかアラフォーの分際で
迷子になるってどういうことよ…。
さて。ビッグバンドビートはキャラクターとダンサーがジャズのヒットナンバーを歌い踊る、ちょっと大人向けのショーです。
このショーの魅力は、ミッキーがビッグバンドを従えてドラムを叩いたり、華麗なステップ&ターンを決めるのを
見られることですが、他にもあります。それは、冷房の効いた、薄暗い劇場の中で、椅子に座って見られるということ。
冷房の効いた…薄暗い室内…そう、格好の休憩もしくは仮眠タイムです。ショーの最中、自分の周囲を見渡すと
うつむいて舟を漕いでる人が、私の友人含めあちこちにいました。でもまあ、ショーの最後のミッキーの出番になったら
皆起きて顔をあげるんですけどね。さすがミッキーです。ちなみに私も一瞬意識を失いかけましたが、午前中の
スタバでだらだらが功を奏したのか、沈没することはありませんでした。めでたしめでたし。
ビッグバンドビートの後、これからどうするかを考えても特に浮かばなかったので、とりあえず近くで売ってた
コーヒーゼリー入りドリンクを飲みました。これは別に期間限定とかではなくいつでも売ってるものらしいのですが、
のどが渇いてたのと小腹が空いてたのと、両方満たしてくれるボリュームでちょうどよかったです。
その後、お土産を探しに行ったり家族単位でアトラクションに乗ったりめいめいに過ごし、夕食で合流。
夜はヴォルケイニア・レストランという中華のお店で食べました。私は胃の調子が良くなかったのでさっぱりしたもので
軽く済ませようと思ったのですが、気がつくと私の手にはエビチリを載せたトレイが…さすが夢と魔法の王国です。
信じられないマジック!が起こるわけです。エビチリは美味しかったですが、案の定、後でお腹が痛くなりました。
人間、いくら反省してもなかなか失敗しないようにはなれないものです。とほほ。
ご飯を食べ終わっても、インディ・ジョーンズのファストパスの時間までまだ間があったので、その間に
私の大好きなアクアトピアに乗りに行きました。アクアトピアは、2人乗りの乗り物で水の上をぐるぐる回りながら
進むという、大変地味なもといシンプルなアトラクションなのですが、夜はライトアップされて見た目がよいので
是非乗りたかったのです。で、実際乗ってみたら…食べた直後にぐるぐる回る乗り物はよくない、ということが
よくわかりました。我が家の家訓に「食後すぐにアクアトピアに乗ってはならぬ」と書き足すことにします。はい。
適当に時間をつぶした後、ようやくインディ・ジョーンズの時間になりました。このアトラクションに乗るのは
2回目だったので内容はだいたいわかっていたのですが、結構面白かったです。ただ、前に乗ったときと違うのは、
アトラクションのストーリーにある「若さの泉」に全員が異様に反応していたこと。昔はそんなものには興味が
なかったのにねぇ。年月は人を変えるものなのねぇ。
インディ・ジョーンズは面白かったですが、私が記憶していた以上に乗り物の揺れが激しくて、出発前に体調を
崩していた私はここでもう限界が来ました。なので、タワー・オブ・テラーという絶叫系アトラクションに行く
友人たちと一旦別れて、一人単独で休憩しつつお土産を買いに行きました。そのおかげでゆっくりお土産を選ぶことが
できたし、友人も私に気兼ねせずに乗りたいアトラクションを楽しむことができたのだから、それはそれでよかったの
ですが、自分でも
「せっかく来たのにもったいないな~」
という気もしました。でもそもそも出発直前に具合が悪くなったときは今回の旅行をキャンセルしようとまで思ったのだから
アトラクションひとつに乗れないくらいどうってことありません。今日は無理をせずにやり過ごして、翌日、本番の
ディズニーランドで思い切り弾けりゃいいじゃないかと自分に言い聞かせて、友人たちと合流し、シーを後にしました。
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