Flour of Life

煩悩のおもむくままな日々を、だらだらと綴っております。

関西食いだおし旅行記 その1

2017-03-16 22:20:11 | 


3月9日から2泊3日で京阪神に遊びに行ってました。観劇やセールのためではなく、ただ純粋に

美味しいものをひたすら食べるために。

美味しいものならこの前伊豆でたらふく食ったやーん、と突っ込まれそうですが、それはそれ、これはこれ。というか、伊豆旅行よりこっちの旅行のほうを先に計画していたので、続けて行くことになっちゃったのです。今月末までの有給休暇、消化せずに退職するのはもったいない、ですから。

美味しいもの、の筆頭に上がったのは、神戸ピエナホテルの朝食ビュッフェ。「嵐にしやがれ」で取り上げられてるのを見て以来、気になってしかたなかったのですが、なかなか行く機会がなくて、やっと今回行くことが出来ました。やったー。

最初はピエナに1泊して翌日帰るつもりでしたが、神戸元町で中華、神戸の有名ケーキ店をはしご、足をのばして京都、と欲張って計画しているうちに時間が足りなくなって、大阪の姉一家のところで更に1泊するしかなくなり、結局2泊3日の旅に。まあ、久しぶりに姪っ子に会えるんだし…てか3日目の3月11日は姪っ子たちの誕生日だし…プレゼント用意しなきゃだし。。。

3月9日。早朝、高速バスで高松から三宮へ。以前は高松~三宮まで2時間半ちょいでいけたのに、ここ最近は3時間超がザラになりました。途中でトイレ休憩をはさんでいるからってのもあると思うんですが、時間はかかるのに運賃は上がり続けているのが腑に落ちません。昔が安すぎ&早く着きすぎてたんでしょうかねぇ?

昼前に三宮に着いて、向かったのは神戸元町、南京町。ランチは中華にしようと決めていたのです。平日の木曜日だし、きっとそんなに混んでない…と思って行ったら、人、人、人でかなーり混んでいました。午前中なら老祥記で豚まんをつまめるかなと期待していたけど、すでに「あ、すいませんでした…」とトーンダウンしたくなるほどの行列ができていました。ランチの前に軽く豚まんを食べて前菜替わりにして、その分ランチを軽めにしようと思っていたのに。でもまあ、南京町に行く前に、森谷商店でビーフコロッケを既に1個食べていたから1勝1敗ってとこかな(おい)。

南京町では、大通りから少し離れたところにある、雅苑酒家さんに入りました。広東料理のお店です。



頼んだのはランチのコース。これは前菜のエビマヨ。エビと一緒に、なぜかりんごの角切りがマヨネーズと和えてありました。好き嫌いわかれそうですが、私はこういうのも結構好きです。ナッツとマヨネーズのソースを、下に敷いてあるキャベツと混ぜて食べるとあら美味しい。野菜が美味しいと評判だと聞いてこのお店にしたのですが、正解でした。



コーンスープ。追加料金てフカヒレに換えられるって言われたのですが、予算の都合で却下。昼間からフカヒレを食べるなんて罪深すぎるし。



メインの豚肉とピーマンと筍とザーサイの炒め物。シャキシャキ野菜と柔らかいザーサイのコントラストが楽しめます。普通の青椒肉絲よりもマイルドな味なので、中華らしいパンチの効いた味を期待してると物足りないかもしれません。その代わり、ご飯をお代わりせずに済みましたけどね。



デザートは定番の杏仁豆腐。なぜかシャリシャリしていました。冷蔵庫で冷やしすぎ?

食事の後、正月に北欧食器を買ったお店を再訪しました。あまり期待はしておらず、何かあればいいな~くらいの気持ちで行ったのですが、

ありました。その、何かが。



グスタフスベリのヴェルサのプレートです。直径21センチ。ホールケーキがのる大きさのものは初めて見ました。何点かあるストックの中から、ペイントロスや表面のざらつき具合を調べるために、クラブDJのように円を描くようにプレートを撫でまわして入念にチェックし、納得のいくものを選びました。傍から見たら変な人にしか見えなかったと思います。

掘り出し物をゲットしてほくほくしながら、次は北野坂を上って、目当てのパティスリーへGO。ラヴニューという、チョコレート菓子が人気のお店です。木曜日の平日の昼間だから、余裕で入れるだろうと思って行ったのに、ここでもまた行列ができていました。小さなお店なので、一度に入れる人数が限られているようです。

イートインできないのか聞いたら、お店で買ったケーキを近くのカフェに持ち込んで食べることが出来るとのことでした。買ったケーキを手に、ラヴニューから歩いて5分くらいのところにある、スパークという自転車カフェへ移動。飲み物代の他に、チャージ料金として100円を払います。



私が選んだのは、アジャンという新作のケーキ。コーヒー風味のクリームの中に、チョコレートとプラムのムースが入っています。お店の雰囲気がカジュアルだったので、食器も厚手のマグカップとかが出てくるのかと思いきや、本格的でした。



芸術的なデコレーション。どうやったらこんなに美しく作れるんでしょう。味ももちろん素晴らしかったです。中のムースが美味しすぎて、「ドクター・ストレンジに頼んで食べ終わったら元に戻るようにしてもらえないかしら」と真剣に考えてしまいました。

ラヴニューでこの日1個めのケーキを堪能した後、ホテルピエナへ荷物を預けに行きました。フロントでチェックインして、部屋に荷物を置いてリスタート。腹にしまい込んだ食べ物も、部屋に置いていければいいのに。。。

次に向かったのは、阪急電車の甲陽園駅。これまで一度も降り立ったことのないこの駅に何の用があってと言いますと、ここには西宮が誇る有名洋菓子店、ツマガリの本店があるのです。クッキーなどの焼き菓子はデパートで買うことが出来ますが、生菓子を置いてあるのはこの甲陽園本店のみ。普段大阪や神戸に行くときは、時間に余裕がなくて立ち寄ることができませんが、今回はただひたすら美味しいものを食べるために来たので、ただケーキを食べるためだけに、優雅な気分で甲陽園まで来てみました。おっほっほっほー。

ラヴニュー同様、ツマガリもイートインスペースはなく、同じ建物の2階にあるカフェでいただくシステムになっていました。ケーキを選んでから、カフェに行ってコーヒーを注文。



私がツマガリで選んだのは、その名も“ツマガリ”。お店の名前を冠しているのだから、美味しいに決まっています。



一見いちごのミルフィーユみたいに見えますが、間にスポンジを挟んでいます。サクサクとふわふわとしっとりのハーモニー。下のほうにうっすら挟まってるバタークリームが超美味しい。美味しすぎて鼻の穴が1.5倍に広がりました。ふんっ=3

ケーキが美味しかったので、帰る前に焼き菓子を買おうかなと思ったのですが、焼き菓子ながらデパートでも買えるので今じゃなくてもいいかと思い、そのまま甲陽園を後にしました。で、よくあることですが、結局デパートでも買わず、そのまま家に帰ってきました。バタークリームが美味しかったので、次はバタークリームのロールケーキをお土産に買おうかなと思っています。実現せねば!

甲陽園から阪急電車に乗って、梅田の阪急へお買い物に行きました。いつもなら真っ先に行く梅田阪急ですが、今回はまあちょっとだけ寄るかというくらいの軽い気持ちでした。軽い気持ちで済むはずがないのは、いつものことですが。

まずはインテリアのフロアにある、マリメッコ。エプロン目当てで行ったのに、めぼしいものはなし。その代わり、がま口ポーチで珍しい柄を発見。



ブルーとピンクの花柄。ひっくり返すと、



雰囲気が少し変わります。オレンジが効いていておしゃれ。お値段も手ごろだったので、迷わずゲットしました。

この後、婦人服売り場のサリースコットで、あれもこれもと試着して、薄手のチュニックワンピースを1着買いました。スカートで気になるのもあったけど、今年度は仕事でスカートをはく機会が少ないかもしれないので、休日に着やすいチュニックワンピースのほうにしました。

サリースコットで試着し過ぎて、神戸に戻ってくるのが遅くなりました。7時には戻りたかったのに、着いたのはもう8時過ぎ。この日のディナーはホテル近くにある人気洋食店、グリル末松に行こうと決めていました。平日だから大丈夫だろうとたかをくくっていたら(今回何度目だ)、店は満席で30分ほど待たないといけないと言われてしまいました。がーん。一度はあきらめかけたものの、近くによさげな店もないので、携帯の番号を伝えて、席が空いたら教えてもらうことにして一旦ホテルに戻りました。

そして約30分後。ホテルの部屋でぐるナイのゴチを見ていたら、結果発表の途中で電話が鳴りました。やっほーい。



念願のビーフカツレツ。グリル末松の人気メニューです。夜も遅いし翌日の朝食ビュッフェもあるので、コースメニューはやめて単品にしました。ビーフカツレツだけじゃさみしいので、ビールのミニグラスとバゲットも頼みましたが。

デミグラスソースがたっぷりかかったカツレツは、好みとしてはちょっと火を通し過ぎかなと思うぐらいの揚げ具合でしたが、たっぷりかかったドミグラスソースが絶品で、出来立てよりも少し時間が経ってから、ソースが衣にしみ込んだ頃に口に入れるともう

うっとり…

してしまいました。皿に残ったソースは、バゲットできれいに拭き取っていただきました。あと、つけあわせのポテトサラダをバゲットにのっけて、上からドミグラスソースをかけて食べるのも美味しかったです。

ドミグラスソースが美味しかったので、次回はドミグラスソースがかかったオムライスか、ハイシライス(ハヤシライスのこと)を食べてみたいなぁ。

食べて食べて食べまくった1日でしたが、翌日は朝から相当気合を入れてかからなくてはいけません。この旅のメイン、朝食ビュッフェが待っているのですから!えいえいおー!




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