「不思議な相互愛」 （再掲載）
いつも不思議に思う
君はどうして僕なんかと一緒にいるのだろう
自分で見ても良いとこなんか一つもないのに
頼りないし優柔不断だし 君とは正反対だ
ただ一つの取り柄の優しさだって 勘違いをしている
文句を言い返す度胸もないだけなんだ
だから呆れられても仕方がないと思っている
でも君に振り回されるのは決して嫌じゃない
そのぶん 男としては随分楽をさせてもらってる
勘違いじゃないよ
私だって 自分の我の強さは嫌になるほどわかってる
あなたが黙って見逃してくれてるから
バランスが取れてるんだってことも
こんな可愛げのない女でも一緒にいてくれる人がいる
その実感だけで 私は私自身の存在に自信が持てる
だから ちっとも不思議じゃない
他の人じゃ きっとうまくいかない
お互い居心地がいいなら このまま一緒にいようよ ね
そうだね 一緒にいよう
「好きでいられる条件」 （再掲載）
あなたはわたしのどこが好き？
そりゃぁ 笑顔と優しいところかな
それから？
肌が白くてきれいで脚が細くて長い
ほかには？
しっかり者でがんばり屋でちょっと慌てん坊な所が可愛い
あとは？
え〜っと… 毎晩おやすみなさいの電話をくれること
もうないの？
あのねぇ じゃあ逆に聞くけど君は僕のどこが好き？
う〜ん・・・・特に無いかな
無いって… 嘘でしょ なんかあるでしょ？
う〜ん・・・・ ごめん 本当に無い
そりゃあ あんまりだ 僕たち恋人同士なのに…
でもあなたとず〜っと一緒にいられる自信はあるよ
なにそれ よくわかんないよ
じゃあ例えば わたしの肌がシワだらけで脚が太くなったら嫌いになる？
わたしが笑わなくなって毎日不機嫌になったら嫌いになる？
毎晩おやすみを言わなくなったら わたしのこと嫌いになる？
そ…それは
わたしはあなたがどんなになってもずっとそばにいてあげるよ
理屈じゃ無いから それだけは約束できる
何年か前に書いたポエムっぽいもの。 知り合いに見られて恥ずかしかったので、慌てて全部消した。（苦笑） 今思えばナニも消す事はなかったなと思い、ちょくちょく戻していきます。 こーゆうクサイやつ書くの（イラストも）結構好きだったりする。 結構と言うか… ものすご〜く好きかも・・・・・
