セキセイインコの人工孵化

実は今、セキセイインコの人工孵化に挑戦中なんです

２週間ほど前に、ママ鳥が卵詰まりを起こし、命の危険にさらされてしまったため
これ以上卵を温めさせておけなくなってしまい
その時すでに産んでいた５個の卵を、だめもとで私が代わりに温めることにしたのです

病院へ連れて行っている間の５時間あまり、その卵は巣箱の中のまま・・・。
突然の出来事で、ママ鳥は一刻を争う状態だったので
まず病院へ連れて行くことしか頭になかったのです

とりあえず家に帰って卵を取り出したときには、既に冷たくって・・・

だめだろうな・・・なんて思いつつもカイロの上にティッシュを敷いたタッパを乗せ、その上に卵を置き、またまたティッシュをかぶせ
自分にできる限りの人工孵化器を作ってみました。

数時間おきに卵を回転させ（転卵というそうです）生まれるかどうかわからない卵を温め続けました

１週間が経った６月６日。

うとうとしていた私は、聞き覚えのない「チーチー」と言う音で目が覚めました。



初めて見る光景でした



子供と一緒に見守るなか、小さな命は無事に生まれてきてくれました

本当に小さいです



当たり前ですが、こんな小さな体にもくちばしや足の指もついています。

パウダーフードをお湯に溶き、２時間置きに給餌します。

何だか、４人目の子供を産んだ気分です


・・・・・頑張りましたが、２日後・・・亡くなってしまいました・・

子供たちも落ち込み、涙しました。

みんなで小さい亡骸を花壇のお花の下に埋めました。

やはり、難しいです・・・。

まだ丸裸の小さな小さな子ですから・・・・。

ごめんね・・・と言う言葉しか思いつきません・・・。
せっかく生まれてきたのに・・・・。

でももし次の卵が孵ったら、この失敗（？）をふまえて
もっともっと慎重に世話をしたいと思います。

命の重さをしっかりと受け止めながら・・・。