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ピッチとふうとみけ+Choco.

アリョーシャ・・・(2)

私がアリョを応援しているのは、アリョが大好きだし、あんなにかわいいのになぜ里親さんが現れないのか不思議だからだ。西湖にご家族で遊びに行ったときのアリョの笑顔がきっと本来のアリョだろうと思う。それなのに、譲渡会で固まっているアリョばかりが目に付くのが応援団としては一番辛いことだ。預かり宅の室内では元気だし、同居犬と遊んでいる画像をみると、ほんとに若い犬らしいくとてもかわいらしい。お散歩にいけないというのは、家の中で一番体が大きいからというだけで心ならずも学級委員になっちゃった感じなのだ。だから室内ではあまり怖いこともないし、知らない方がきたら隠れて出てこなければいいし、預かり母さんはそばにいてくれるから開放的にやっていられるけれど、屋外ではそうは言っていられないし、みんなを引き連れてリーダーシップをとれるほどではない。だから外が怖くなっちゃったんじゃないかと思っている。ただ、しばらく前に1頭でお散歩に連れて行ってもらったときにはちゃんと歩いていたから、学級委員でなければ全く散歩ができない子ではないんじゃないかと思う。

アリョは譲渡会ではいつもかたまっていた。いつもバリアをはって私たちに近寄るなと無言の抵抗をしていた。3月の譲渡会では、とうとうアリョをケージから出してしまった。テーブルの下にもぐりたがったり、ケージの網に背中をぴったりつけて後ずさりをしてしまうのを半強制的に引き剥がして草原のところに座らせた。私の手からも誰からの手からもおやつも受け取らず、ただひたすら目を合わせまいとしていた。ときどき数歩歩いたりした。できるだけ声をかけて体をなでてスキンシップに励んだ。譲渡会の開催時間は3時間程度だから目に見えて何かができるようになるわけではなかったが、その間にもいろいろな方々から声をかけていただくことができたこととアリョだけを見てくれている人がいることは彼女にとってはよかったんじゃないかと信じている。それなのに、諸般の事情で、それができなくなってしまったことが心残りでやりきれないのだ。私自身も「アリョと河原さんぽ」が実現していないこともアリョのことを引きずっている原因かもしれない。



アリョはお散歩に行きたくないとかたくなになっていると思うし、その心を溶かすのは容易でないかもしれない。だからすぐに結果を見たい人にはむかないと思う。ポセとうさんがわが子ポセイドンにやっていたようにアリョにも「がんばれっ!!」ってはげましの言葉をかけながら長い期間やっていかなければならないだろう。たぶんなかなか成果があらわれずに歯軋りしたくなってしまうことも多々あるだろうと思う。それでもアリョの能力を信じてあげてほしい。トレーニングはよいトレーナーをみつけて、飼い主自身が教室に通う必要があると思っている。飼い主自身がトレーニングをすることで、アリョの信頼を勝ち得ることができると思うし、そうなればアリョと散歩も楽しめるようになると思う。
アリョと一緒の時間をたっぷり取れる方。トレーナーのアドバイスを素直に聞いて、実践し、アリョの心を解放してくださる努力を楽しみと考えてくださる方に迎えてほしいです。



 こんなにかわいい笑顔だってみせてくれるのよ。 

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コメント一覧

女系猫猫犬家族
いいなぁそういうのって
一頭より、頼れる先輩犬がいるのがいいかもしれない。





真剣に探してます。
ワハ母
こんなのはどうだ?
素人考えですが、おっとりした大型犬の先住さんがいるような家庭はどうでしょうかね?アリョにとって頼れるリーダーが一緒にいてくれたら・・・。



ハンナもやや怖がりですが、土手で知り合ったゴールデンのメスと一緒にいるときはリラックスしているのです。何でかなと考えたら、その子って、自分が匂いをかがれたりしても何にも気にしないし、ハンナのことをかいだりもしない。興味がないわけではなくて、ただにこにこと一緒にいてくれるような子なのです。



あぁ、なんだか色々考えちゃうね。
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