


神奈川県で、飼い犬(♂ラブラドールレトリーバー)が玄関から路上に飛び出して通行人の女性をかんでけがをさせ、飼い主の主婦が「重過失傷害容疑」で書類送検されたという記事が新聞に載っていました。
飼い主の責務は、その動物の寿命がある限り、愛情と責任をもって終生飼養する。また、動物の本能、習性等の理解をし、動物の立場にたちかつ付近に住む人たちに迷惑のかからないように飼う。
そして、
★犬を逸走させないため、さく、おりその他の囲いの中で飼う事、または、人の生命もしくは身体に危害を加える恐れのない場所において固定したものに、綱、鎖等で確実につないで飼う事。
したがって、飛び出してしまった犬についての飼い主の責任は重いものといえるでしょう。
今回の事件で飼い主が重い罪に問われることはしかたないことといえますが、かんでしまった犬のその後がとても気になります。
事故発生時の措置として飼い主への命令は、
① 施設を設置しまたは改善すること。
② 動物は施設内で飼養すること
③ 動物に口輪をつけること
④ 動物を殺処分すること
⑤ そのた、必要な措置
となっています。お願いですから安易な気持ちで④だけは選ばないで欲しいと思います。