ぽこりんとルドン展

　前回ポスターについて書いたがルドンに罪は無いので
　ぽこりんと一緒に行ってきた。

　ルドンの前に…三菱美術館すごい。東京のど真ん中に、
　あのレンガの立派な建物。どれだけお金かかってんだろ。
　数十年後に国の重要文化財になってるんだろうな。

　さてルドン展。
　ルドンの絵画集でもよく見る作品が結構あって見応えがあった。
　ぽこりんが気に入った蜘蛛（超有名）とか、目玉の気球が浮かんで
　ているのとか（同じく超有名）。実はこのルドン展の作品のほとんどが
　岐阜美術館所蔵のものなんだって。すごいな岐阜美術館。

　今日のは今日ので満足だけど、今日少なめだった、カラフル系の
　ルドンの作品を見てみたい。今後に期待だ。

ルドン展のポスターがひど過ぎる。

　三菱の美術館でルドン展やっている（ルドン大好き）。
　そのルドン展のポスターが批判されているらしくWebで見てみた。



　…確かに文句のつけ様の無いひどいポスターだ。
　ルドンの精神性をまるっきり無視してるし品性がない。
　
　まるで立派な建造物に落書きされた、アホみたいな
　文字をみるような…。
　一ルドンファンとして、見てるとだんだんムカついてくる。

　こんなの見た日には展覧会に行く気持ち半減だ。
　でもやっぱ見に行きたい。めったにルドン展やらないから。

　

平清盛

　大河ドラマの平清盛。

　まぁ平安時代の人だし、確からしい記録もそんなに
　残っていないだろうから、ある程度の創作はあっても
　仕方ないとは思うのだけど、現実離れしすぎた演出とか
　ありすぎて、何したいのかよくわかりません。

　【今日の清盛から拾った、あり得ない場面集】
　　①船上の合戦で、いつの間にか清盛と海賊頭領が1対1の勝負。
　　　周りの平氏と海賊達は合戦を止め2人を温かく見守る。

　　②平安時代の瀬戸内の海賊が、パイレーツオブカリビアン。

　　③海賊の頭領「俺は海賊王になる」

　②と③に至っては映画と漫画のパクリですし。（オマージュって言うの？）
　史実をベースにした明らかに史実とは違う話って感じがする。

　いっそ、最初の題字を「平　清盛風の人」　てした方がしっくりくる。

昨日のTVの話。

　昨日だったか、番組名忘れたけどTV討論の話。
　若者代弁者の人と、中高年のコメンテータ複数で
　日本の未来について討論していた。

　その中で何で今の若者は今の不景気な状況に満足して
　いるのかとか、（中高年は高いけど）若い層は安い賃金で
　結婚できない人が増えているこの状況を、若者はどう考えてるのか？
　という若者に風向きの悪い流れになってきた。

　日本を不景気にして、国の借金も増やした中高年が、保身のため
　若者に「お前らそんな事で日本の未来どう考えてるんだ」って、
　責任をなすり付けてるように聞こえて仕方なかった。

　この先、保身や利益獲得ばっかりの中高年が増えたら
　日本は嫌気が差した若者に見捨てられ、ますます中高年が
　増えて、さらに若者が去り…という負の爺婆スパイラル
　に入っていっちゃうかもしれない。

　自分たちが作った借金を清算できないのなら、
　せめて未来の若者を頼らず、迷惑をかけない余生を
　これからの中高年は考えるべきだと思う。