教科書やマニアルにはない考え方。

これはいずれ本を書くためのメモみたいなものなので、理解不能・誤字脱字でいっぱいです(^▽^;)

ライバル

2018年10月21日 | 日記

・・・・・殺人事件検挙件数の約半分は親族間です。

一度の出産で数頭の個体を産む動物や、卵(こども)を大切にする(特に鳥類)種は、親の愛情や保護を一身に受けられた子孫が次世代を残す大きな可能性を獲得します。つまり、生まれてくるこどもたちは皆「ライバル」ということであります。それは人間の場合でも同じく通用するでしょう。たとえ一度だけの出産数が違ったとしてもです。人は第一子の子育てを終えないうちに次のこどもを出産することができ、若さを延長した(ゆっくりと成長する)進化によって、一度の出産で数頭の個体を産む動物とほぼ同じ条件を持っているからです。

さらに突然接し方を変えて子育てをしなくてはいけなくなります。そのため家族間での年の差の違いは、上下関係を生むこととなります。(一人っ子以外)第一子の子は次の子が生まれるまでの間、親の愛情を一身に受けられます。が、母親が第二子を身ごもったときから愛情は分割されることとなり、第一子は言語や頻度があからさまに減る抱擁では解決することのできない不満と不安に悩まされるのでしょう。そのため「ライバル関係」は幼い頃から必然的に生じ、上下という関係をとり、分割されたものを取り返そうと聞き分けのいい態度、または親の目を向けさせるような行動で気を引こうとします。それは私たちが「可愛いーーーーー!」など当で済ませてしまうような単純なものではなく、彼らにとっては不安と不満を解消するための精一杯の表現なのです。

一度の出産で数頭の個体を産む動物や卵(こども)を大切にする(特に鳥類)種では、(進化の過程上)早い成熟のために「ライバル関係」は巣立ちとともに終わらせてしまうようです。しかし人間の場合、未成熟で小鳥にも虫よりも弱い身体で生まれてくることにより、そして(若さの延長の)進化の副産物である脳の発達(白昼夢や想像や創造)や(本能を改造された、または、女性の性選択による社会性を持つ)文化により、生まれてくるすべての子をいつまでも愛情深く保護するようになっています。ですから人間は、自然界の法則の一部を失うこととなったようです。それは、特別な経験や原因がない以上、記念日やふっとした時に再び親のもとを訪れることができることと、年老いた親を私たちが初期の頃に経験した幼稚園や保育園のような、もう一度社会性のあるところ(老人ホームやデイケア)へと導く逆転の人生を歩むことです。

・・・・・そういった人間の進化は、大人になってからも他者へと上下関係求めるようになったのでしょう。ゆっくりとした成長速度は「曖昧な年齢」を与え人工的な定規を生むことに一役買ったのでしょう。さらにそれは階級や文化性、肌の色や地域性を生み、多様性を必然的な進化ではなく、「誤ったもの・間違ったもの・奇妙なもの」としてとらえるようになったのでしょう。・・・・・進化論の大半は仮定によるものですが、生物の進化・遺伝子の多様性・突然変異を知らずAI技術が発達するなら優生学が再び現れるのは必然的でしょう。性別を持たないAIなのなら尚更です。そこで生まれたAIは、(受継いだDNAではありませんが)生まれや育ち、つまり、同じラインで育つならAIは同性のAIを「ライバル」とし競い合うでしょう。・・・・・ですが、動物に起きた進化がAIで起こるとは限りません。私たちのもつ環境とAIのもつ環境は全く別のものでありますから・・・・・。


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