教科書やマニアルにはない考え方。

これはいずれ本を書くためのメモみたいなものなので、理解不能・誤字脱字でいっぱいです(^▽^;)

心の発達

2018年07月31日 | 日記

こどもの心の発達

適応は心の発達における最も重要な原理です。適応とは、学ぶために環境に接し、そして環境に順応することを学ぶという、この連続した過程を意味しています。順応の過程は、ふたつの補足的な過程すなわち「同化」と「適合」からなっています。同化は、新奇、新鮮、新規つまり「新」の情報を取り入れ、ものや世界についてあらかじめ持っている概念にそれを合わせるという過程です。適合とは、「新」の情報にあわせて古い方式を変更することで新しい経験やものに順応することを意味します。この二重の過程、「同化」「適合」こそが適応へと達し、こどもが新しい「シェーマ」をつくることを可能にするはずです。「シェーマ」とは、心象あるいは行動様式であり、感覚のもたらすメッセージを解釈することを可能にする精神体系の一様式です。そしてこれが、一生をつうじて考える能力が発達する基本となります。

適応は、「同化」と「適合」の両過程間の平衡を保つことを求めます。平衡が得られたとき、こどもを刺激して行動を起こさせるものは、

  • 学習する気分をつくる感情。
  • 神経系の文化。その間に精神構造が発達し、こどもはより理解ができるようになる。
  • こどもが学習をし、発見を行うことができるような多種多様な経験にさらされること。
  • 社会伝達、あるいは人々に、とりわけ両親、教師、同輩など、相互に影響し合う関係の存在。

です。(心理学者 ジャン・ピアジェ)

この行動を起こすきっかけは、なにもこどもだけではありません。こともに顕著な特徴であって、大きくなったこども、つまり私たちにも、進化的に備わっている過程、いや!能力です。年老いてしまう行動は、不健康で、不健全な平衡を自分で決めてしまったことの証明です。忘れないでください!長生きとは、長く若さを維持するように進化してきたヒト科の特徴です。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿