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気持ちを届ける会 公式

協力雇用主会の話し


恥の多い人生を過ごしてきた代表です。
私にはいわゆる普通の生活というものが理解できないのです。

協力雇用主会のことについて書きます。

私は、家業の古本・古道具屋(個人事業主)として、協力雇用主会(注1)に登録し税務署から出てきた方の雇用を積極的に行っています。

身共のような利益率の小さい店ボランティア中心でやって言うような会社ではこれといって大きなことができませんが、それでも再犯率を下げるための一翼して活動しております。
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(注1) 
協力雇用主とは
犯罪・非行の前で行のために定職に就くことが容易でない刑務所出所者等を、その事情を理解した上で雇用し、改善更生に協力する民間事業主のこと。




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保護司になって知ったことは、刑務所を出る前に仕事を見つけたどうしても、そのうちの8割は仕事を始めてからお給料が出るまでの1ヵ月半ほどの間に生活苦のために再犯をしてしまうと言うことです。
Sから、まともに働いたこともないような形に任せる仕事と言うと単純な作業しかありませんが、働いてもらう時は現金払い、できるだけ当日現金で支払う事を心がけてます。

話がそれましたが…

雇用主会の総会に参加して心に残ったことがあります。
それは、信じてあげることです。
犯罪を犯してしまう人は、こういう家庭環境で育つと仕方ないなぁと思ってしまうこともままあります。
周りに信じられる大人信じられる人が1人もおらず、嘘をついても裏切ってもそれは当たり前な交友関係や生活環境を変えている人が多いです。
だから、雇用主は何度裏切られても何度騙されても、対象者が唯一信じられる人にならなきゃだよ、と言う話が出ました。

どうですか、騙されても裏切られても信じて居られますか

昨年度、NPOとは無関係で刑務所から出た方を3名短期雇用をしました。
なかには、背中に刺青をいっぱいつけた元ヤクザ(更生ヤクザ)もいました。

同時に、協力してくださった方々より寄付してくださった物資を販売した資金でその方々の食料や生活費を渡すことができました。

自分のところで働く間は、次の仕事が見つかるまでの短期間です。でも、現金を霁几ばか渡すごとに靴が変わりタバコを吸い始め、元コーヒーをコンビニで買うようになる等、生活に明らかな変化を目の当たりにします。

同時に、皆様から届けていただいた食料を渡すことで、すむところと食べることが解決するので、もっと頑張ろうと勇気が湧いてくるとも言われました。

今日言いたかった事は、バカには着ける薬がないと言いますが、実際馬鹿につける薬はあります。孤独につける薬のないと言いますが、孤独につける薬もあります。思いやりや愛情だと思います。

それは、金も大切ですが1番大切なのは愛情ではないでしょうか。

届ける会は、支援をしたい人や企業と、支援を必要とする方々の間に立って、双方の思いを実現する立場で今後も活動を続けていきます。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

今回は協力雇用主会より表彰されたことをこの場をお借りし皆さんに報告いたします。






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