40年の歴史を持つ「広島城大菊花展」。秋の風物詩として市民や観光客の目を楽しませてきたイベントです。日本の秋の花を代表する菊の花、約2000鉢が、一堂に広島城にお目見えします。毎年趣きの変わる「特作花壇」をはじめ、おなじみの大菊、懸崖菊など様々な種類の菊が展示されます。会場では菊の販売のほか、菊づくり相談コーナー、初心者向け菊づくり講習会、筝曲・雅楽コンサートなども催されます。
広島市中区 広島城内にて
広島市中区 広島城内にて
日本の秋を代表する菊花薫る文化の日に、縮景園で菊を愛でながらお茶がいただけます。清風館前芝生広場に設けられた野点席で披露される“ぼてぼて茶”は、故事の「約200年前松江藩主松平不昧公が、凶作に悩む領民のために倉庫に残っていた穀物に茶の花を入れた茶粥を作り、漬物をいれて与えた」に因むもので、現在は煮豆昆布を入れたお茶をたしなみます。上田宗箇流和風会によるお点前となります。
広島市中区 縮景園にて
広島市中区 縮景園にて
江戸時代の面影を残す町並み保存地区が、竹と灯りを使って幻想的にライトアップされます。竹筒5000本から溢れだすやわらかなろうそくの光に包まれながら、秋の夜長をゆっくりと楽しめます。竹オブジェの展示、ライブステージなどさまざまなイベントもあります。
広島県竹原市 竹原町並み保存地区にて
広島県竹原市 竹原町並み保存地区にて