舞楽神事に出くわした

　朝起きて。　
「さて、今日は何すっかな」　この瞬間が、無職生活の醍醐味であったりするわけですが。

　ちょっと楽器をいじくっていろいろやろうか、と思いつつ、ちょっとPCを起動してブログをチェックしてみるともりもっちゃんがコメントをくれている。
“あんまりいい天気で、仕事してるのが嫌になるくらいだ”と。

　そ～か～、そんなに良い天気なら、家にくすぶってるのもナンだな、と思い、ちょこっと外の空気でも吸いに行こうかな、と思った刹那。
　
　頭の中に『熱田神宮』　

　　というキーワードが浮かびまして。

　　あれ、なんで熱田神宮なんだべ？？と思っているのに、まるで『ちょっと来い』と言われているかのようにもう気になって気になって、早く行かなきゃ！！　という感じになり。
　アタフタと用意をしてあっという間に家を出ました。　

　これを、専門用語で　「呼ばれた」　と言います。　


　さて、ボンドカーを飛ばして熱田神宮へ到着してみると。　
最初の鳥居をくぐって敷地内に入ったところから、なんだか今日は雰囲気が・・・・　神気が強いとでも申しましょうか。　妙に圧迫感を感じるような、そんな雰囲気が漂っていて。　いつもは、もっと大らかな感じなんだけどな、などと思いつつ広い境内をフ～ラフ～ラと本殿に向かって進んでいきます。

　と、遠くから、なんか雅楽のような音が聞こえるではありませんか。　あれ、何かやってんのかしら？ と音のするほうへ歩いていきますとね。
神楽殿の前に人垣ができていて、そこでは・・・・

　おおっ！
　

　これはしっかり見なくちゃ、とさらに人ごみをかき分けて・・・・

　ほう！！
　

　　今日５月１日は、「舞楽神事」という、平安時代からずっと続いている行事なんだそうです。　午前中から、こうやって色んな舞を奉納しているのだそうでして。
　この熱田の杜で木々の緑に囲まれた中、雅楽の生演奏に合わせてゆったりと舞う姿は、何とも趣のあるものでした。

　ちょっと感動して、舞を終えた人を追っかけて、写真をパチリ。

　

 　いやあ、よかったです、呼ばれて。　いいもの見させていただきました。

　ま、折角だしね。
　今日のシメはこちら。
　熱田神宮と言えば、宮きしめん。