【山 名】富士見下から尾瀬ヶ原 (群馬県)
【日 程】平成26年8月31日(日)~9月1日(月)
【同 行】単独
【天 候】1日目:曇り時々薄日 2日目;曇り・ガス
【ルート】1日目:前橋5:00==6:30富士見下------8:30富士見峠------10:15竜宮-------見晴----11:45東電小屋-----12:40牛首----13:30山の鼻
2日目:山の鼻7:20----8:20鳩待峠----9:20横田代----10:30富士見峠-----12:00富士見下
【行 程】1日目 L=19.7km +895m - 760m 行動時間7:00
2日目 L=14.9km +720m - 780m 行動時間4:40
【温 泉】寄居山温泉 550円
【地 図】地図はこちら
ヒツジグサは未(ひつじ)の刻(午後1時~2時)に花を咲かせるとも聞くが、日が昇った10時頃には既に花開いている。昨日も午前中には咲いていた。そして午後2時頃に花を閉じるようだ。
そんな訳で午後2時頃に山の鼻に着いて、ビジターセンターで一休みしていると。
「クマがいます」と血相を変えてきた人が来た。聞けば木道直ぐ近くにクマがいて帰れないという。早速、ビジターセンターの所長はクマを追い払う、轟音玉(もの凄い音がする花火)と唐辛子入クマスプレーを準備。行き掛かり上、自分もクマスプレーを預けられ出動した。
現場に着くと、2歳位の子熊がミズキの実を食べていた
ミズキ(至仏山一帯のミズキは下界のものと少し違うらしい)
ミズバショウの葉も好物らしい
クマに食べられたミズバショウの葉
もう親離れした子熊なので付近に親熊は居ないだろうと一安心。しばらく様子を見ていると奥地に帰って行った。どうも昨年からこのあたりに出没しているクマらしく人慣れしているようだ。
と言うことで、日も暮れ1日目は過ぎた。
2日目は至仏山に登ってから下山する予定だったが。朝目が覚めると雨降り。ガスも濃く天気予報は次第に雨とのことなので朝食後下山することとした。
【山の鼻~鳩待峠】
山の鼻を出て間もなく木道脇に見慣れない草の実を発見。ツルニンジンの様だ。根が朝鮮人参に似ていてツル性だから蔓人参と言うそうだが、掘ったことは無いので真偽はわからない。
ツルニンジン(ジイソブ)
尾瀬にはマルバダケブキが沢山生えているような気がしていたが、今回のコースでは余り見られなかった。何となく名前を覚えたマルバダケブキ。改めて漢字を調べると丸葉岳蕗と書くらしい。なるほど葉は丸く、山岳に生える蕗である。
マルバダケブキ 丸葉岳蕗
植物の名前は普通カタカナで書くが、漢字で書いてみるとその謂われが何となく想像できる
ハンゴンソウ 反魂草
ソバナの漢字は蕎麦菜、阻菜、杣菜の3つが見つかる。それぞれに謂われを想像させる字だ。
ソバナ (蕎麦菜、阻菜、杣菜)
ノリウツギは糊空木と書く。昔はこの木から製紙用の糊をとったそうだ。別名はサビタ、これにあてる漢字はわからないが、以前聞いた話ではアイヌ語が素らしい。
サビタにまつわる聞いた謂われは、
昔美しいアイヌの娘がいた。この娘には沢山の結婚の申し込みがあったが、結婚する気の無い娘は「サビタの花が落ちたら来てください」と言って断ったそうだ。
サビタの花は枯れてもドライフラワーの様になって何時までも落ちないそうだ。
ノリウツギ (糊空木・サビタ)
コウモリソウ 蝙蝠草(葉が蝙蝠に似る)
ルイヨウボタン実(類葉牡丹:牡丹に似た葉)
何とか前に降られずに鳩待峠に着いた。鳩待峠ではキジバトに出会えた。鳩待ちの鳩とはキジバト(ヤマバト)のことだろう。
キジバト(ヤマバト)
鳩待峠
【鳩待峠から富士見峠】
鳩待峠までは何とか雨にも降られずガスにも巻かれず来たが、ここから更に標高の上がるアヤメ平方面はガスの中。
中の原
しかしガスの中をなんとかアヤメ平まで来るとガスも晴れ薄日も射してきた
平が岳方面
燧ヶ岳
エゾリンドウ(蝦夷竜胆)
キンコウカ(金光花)
地上の楽園アヤメ平でノンビリしていると再び雲行きが怪しくなったので、長い林道を急いで富士見下迄下山し今回の花旅を終えた
すっかり雨男になってしまった様だ
このブログを書いている下山翌日は
雨上がりの快晴模様
何事も辛抱
待てば海路の日和あり である
↓そんな訳で ボタンを押して頂くと助かります
【日 程】平成26年8月31日(日)~9月1日(月)
【同 行】単独
【天 候】1日目:曇り時々薄日 2日目;曇り・ガス
【ルート】1日目:前橋5:00==6:30富士見下------8:30富士見峠------10:15竜宮-------見晴----11:45東電小屋-----12:40牛首----13:30山の鼻
2日目:山の鼻7:20----8:20鳩待峠----9:20横田代----10:30富士見峠-----12:00富士見下
【行 程】1日目 L=19.7km +895m - 760m 行動時間7:00
2日目 L=14.9km +720m - 780m 行動時間4:40
【温 泉】寄居山温泉 550円
【地 図】地図はこちら
ヒツジグサは未(ひつじ)の刻(午後1時~2時)に花を咲かせるとも聞くが、日が昇った10時頃には既に花開いている。昨日も午前中には咲いていた。そして午後2時頃に花を閉じるようだ。
そんな訳で午後2時頃に山の鼻に着いて、ビジターセンターで一休みしていると。
「クマがいます」と血相を変えてきた人が来た。聞けば木道直ぐ近くにクマがいて帰れないという。早速、ビジターセンターの所長はクマを追い払う、轟音玉(もの凄い音がする花火)と唐辛子入クマスプレーを準備。行き掛かり上、自分もクマスプレーを預けられ出動した。
現場に着くと、2歳位の子熊がミズキの実を食べていた
ミズキ(至仏山一帯のミズキは下界のものと少し違うらしい)
ミズバショウの葉も好物らしい
クマに食べられたミズバショウの葉
もう親離れした子熊なので付近に親熊は居ないだろうと一安心。しばらく様子を見ていると奥地に帰って行った。どうも昨年からこのあたりに出没しているクマらしく人慣れしているようだ。
と言うことで、日も暮れ1日目は過ぎた。
2日目は至仏山に登ってから下山する予定だったが。朝目が覚めると雨降り。ガスも濃く天気予報は次第に雨とのことなので朝食後下山することとした。
【山の鼻~鳩待峠】
山の鼻を出て間もなく木道脇に見慣れない草の実を発見。ツルニンジンの様だ。根が朝鮮人参に似ていてツル性だから蔓人参と言うそうだが、掘ったことは無いので真偽はわからない。
ツルニンジン(ジイソブ)
尾瀬にはマルバダケブキが沢山生えているような気がしていたが、今回のコースでは余り見られなかった。何となく名前を覚えたマルバダケブキ。改めて漢字を調べると丸葉岳蕗と書くらしい。なるほど葉は丸く、山岳に生える蕗である。
マルバダケブキ 丸葉岳蕗
植物の名前は普通カタカナで書くが、漢字で書いてみるとその謂われが何となく想像できる
ハンゴンソウ 反魂草
ソバナの漢字は蕎麦菜、阻菜、杣菜の3つが見つかる。それぞれに謂われを想像させる字だ。
ソバナ (蕎麦菜、阻菜、杣菜)
ノリウツギは糊空木と書く。昔はこの木から製紙用の糊をとったそうだ。別名はサビタ、これにあてる漢字はわからないが、以前聞いた話ではアイヌ語が素らしい。
サビタにまつわる聞いた謂われは、
昔美しいアイヌの娘がいた。この娘には沢山の結婚の申し込みがあったが、結婚する気の無い娘は「サビタの花が落ちたら来てください」と言って断ったそうだ。
サビタの花は枯れてもドライフラワーの様になって何時までも落ちないそうだ。
ノリウツギ (糊空木・サビタ)
コウモリソウ 蝙蝠草(葉が蝙蝠に似る)
ルイヨウボタン実(類葉牡丹:牡丹に似た葉)
何とか前に降られずに鳩待峠に着いた。鳩待峠ではキジバトに出会えた。鳩待ちの鳩とはキジバト(ヤマバト)のことだろう。
キジバト(ヤマバト)
鳩待峠
【鳩待峠から富士見峠】
鳩待峠までは何とか雨にも降られずガスにも巻かれず来たが、ここから更に標高の上がるアヤメ平方面はガスの中。
中の原
しかしガスの中をなんとかアヤメ平まで来るとガスも晴れ薄日も射してきた
平が岳方面
燧ヶ岳
エゾリンドウ(蝦夷竜胆)
キンコウカ(金光花)
地上の楽園アヤメ平でノンビリしていると再び雲行きが怪しくなったので、長い林道を急いで富士見下迄下山し今回の花旅を終えた
すっかり雨男になってしまった様だ
このブログを書いている下山翌日は
雨上がりの快晴模様
何事も辛抱
待てば海路の日和あり である
↓そんな訳で ボタンを押して頂くと助かります
わたくし雨男でございまして、たぶん雨でしょう。
尾瀬の状況参考になりました。ありがとうございます。
そしていつかは私も草花の解説ができるようになりたいと思っています。
あっ、熊鈴もって行きます。
今年から雨男になってしまった人が沢山出現したのでは無いでしょうか?
山でクマに何回か遭遇していますが
尾瀬のクマは人慣れしているので簡単には逃げないようです
くれぐれもクマと一緒に記念撮影なんて気を起こさないようにしてください(老婆心ながら)
秋の尾瀬をお楽しみください