【山 名】尾瀬沼~尾瀬ヶ原(群馬県)
【日 程】平成25年7月15日(月)
【同 行】鈴
【天 候】雨/曇り、たまに晴れ
【ルート】自宅4:40===5:20白沢5:30==6:10大清水6:20==電気自動車==6:35一ノ瀬6:40------8:30尾瀬沼---10:05白砂峠---11:05見晴十字路----12:50山の鼻----13:40鳩待峠==900円==14:05戸倉バス停14:14==バス570円==14:25大清水
【行 程】 L=19.4km 行動時間7:00
【地 図】地図はこちら
【温 泉】寄居山温泉ほっこりの湯 500円
大清水から一ノ瀬間の林道3.5kmを社会実験として電気自動車が運行されています。これに乗り燧ヶ岳への予定で出発。しかし、空は雨模様。片品村役場のある蒲田あたりまでは晴れていたのに残念です。今年続いていた晴れ山行も潰えました。
社会実験に使われている日産の電気自動車
アンケートに答えただけで無料で乗車できるのはありがたく、時速20kmののろのろ運転ですが、行きより長く感じられる帰り道にも是非乗りたいものです。
お陰で、だいぶ楽に三平峠に着くことが出来ました。
峠は帰りのツアー客で混んでました
尾瀬沼に着くと数は少ないもののニッコウキスゲが咲き始めておりました。同行のSはカメラ好き、いつの間にか購入したミラーレス一眼で撮影。
「またカメラ買ったんかい?」と問えば
「どのカメラで撮っても上達しないと女房に言われています」との回答
いずれにしても羨ましい限りです
今年は、サワランとコバイケイソウが当たり年だそうですが、上手い具合に撮れません
残念な雨ですが、雨露に濡れた花もまた素敵
オオレイジンソウ
ヤナギトラノオ
ヒオウギアヤメ
ギョウジャニンニク
そして長蔵小屋の花壇にはヒメサユリ満開。尾瀬ではここだけで見ることができます。
遙か昔、福島か新潟県出身の従業員が庭に植えたのが繁殖したそうです。
ヒメサユリ
今年の大江湿原はニッコウキスゲの当たり年
しかし、満開なのは歩道沿いの一部だけ。三本カラマツから尾瀬ヶ原側には全くと言っていい程咲いていません
三本カラマツから長蔵小屋方面にはニッコウキスゲが咲いているが手前は無し
シカが花芽を食べてしまうからです。尾瀬保護財団の人やボランティアの人などが夜通しシカを追い払ってようやく歩道沿いの一部の花が残っているそうです。関係者の皆様御苦労様です。
今年は5月に70頭程のシカを捕獲したそうですが、これでは焼け石に水。
シカがこねた跡
そんなこんなを心配しながら沼尻を目指すと木道沿いにキヌガサソウ1輪発見。ここでのキヌガサソウは初見。1週間毎に様子が入れ替わる今頃は毎年新しい発見があります。
キヌガサソウ
次々と登場する尾瀬の花々に雨も良いものだと思うことにしました
コバイケイソウ
ツルコケモモ
チングルマ
キンコウカ
ナガバノモウセンゴケ
ハクサンシャクナゲ
ショウキラン
燧ヶ岳に登って、御池に降りて沼山峠までバスで戻るコースを考えての出発でしたが、雨により予定変更。
尾瀬ヶ原を縦断して戸倉から路線バスで大清水に戻る予定です。最終バスは14:44。逆算すると見晴十字路は12時、鳩待ち峠13時なので先を急ぎたいのですが、竜宮で少しゆっくり。
このあたり以前、今頃はは大型ブーメランの様なハリオアマツバメを良く見た記憶があるのですが最近見ないような気もします。
竜宮付近もニッコウキスゲは疎ら
ミズチドリ
ホソバキソチドリ?
トキソウ
トキソウ
時々晴れ間が覗きますが、直ぐに又雨が降るという天気。
竜宮で晴れ間が見えましたが、山の鼻に向かうに従い雲は厚くなってしまいました。
池塘にはヒツジグサが真っ白い花が咲いておりましたが、オゼコウホネは未だのようです。
ヒツジグサ
そして前方、下大堀付近に黄色い帯を確認
しかし、ここも木道に挟まれた部分だけの様です
山の鼻に近づくとニッコウキスゲは無いもののアヤメの群落のお出迎え
写真撮影に気をとられ制限時が近づき、ここから一気に鳩待ち峠へ。そして乗合タクシーに乗り戸倉に着くと予定の
1本前の14:14発のバスに乗ることが出来た。
戸倉バス停(鳩待峠バス連絡所)
ここから路線バスで大清水まで戻ると、朝お世話になった財団の方々がおられました。午前5時~午後4:30まで電気自動車の手配をしているそうで御苦労様です。
お陰で楽をさせて頂きました。
大清水から一ノ瀬までの林道歩き長い
特に疲れ果てての帰りは下りにも関わらず
行きより時間がかかります
いろいろ意見はありますがこの間、車助かります
入り込み者を鳩待ち峠に集中させないためには
自分の寄る年波も考え合わせると良い方法と思います
富士見峠への道も何とかならないかな?
↓そんな訳で ボタンを押して頂くと助かります
同じ日にアヤメ平に行きました。
雨と風で景色はゼロ・・・花も少なめでした。
一ノ瀬まで電気自動車はよかったですね。
富士見下から富士見小屋まで随分歩きました。
当日は生憎の雨でしたが、
自分には雨も又楽しの尾瀬でした
ニアミスとまでは言えないかも知れませんが
近々どこかで バッタリ出来ルことを楽しみにしております