ロールプレインゲームは何とか今までやってこれた。
しかし、それでもみんなと同じ感動は味わえない
なぜなら、やり方がちょっと特殊だ。
まず、新発売はスルーする。
そんなときに買ったって、できるわけない。
僕の買うタイミングは攻略本が出たときだ
そして、攻略本をまず読破する。
ふむふむ……そういうことねと理解する。
そして、攻略本を見ながらのプレイ
おもしろくないでしょ、そんなの
そういう突っ込みは絶対にあると思う。
しかし、そうでなければ、きっとできない
いつか、ファイナルファンタジー12を
弟から借りてやってみた。
始まって、最初のダンジョン(?)で、
操作方法もままならぬまま、即死
とにかく、まるっきりだめなのだ
じゃあ、なんでやるの?ってね。
ストーリーや音楽が好きだからだ。
サントラは絶対に買う。ピアノコレクションとかも買う。
次に、一度やりきったら、
再びトライする。
なぜっ
いや、だって、いくら攻略本を見ても、
取り忘れアイテムとか、見てないイベントがあるからだ。
今度は、最強で行くのだ。
むだにレベルアップして、ボスと遭遇しても一撃で倒せるぐらい
果てしなく強くしておく。
ファィナルファンタジー7のときは、
ミッドガルを出るときにはレベルが40近くあった。
だから、チョコボファームの隣の砂漠も歩いて渡る。
そこまで強くする必要ないでしょ
だめだ。最近のロールプレイングは
アクテティブになっているのが多い。
だから、こちらが焦っていると永遠と攻撃を受けるのだ。
ゆっくりじっくり倒す
そうして、一度では飽き足らず、
2度も3度も繰り返す。
そうして、僕のセーブデータはもう値打ちがつくほど、
無駄にコンプレートされている状態になる。
もうギリギリの状態でボスを倒したっ
という記憶はない。
それでもやりたいんだよ、仕方ない。
そうして、僕は運命の出会いを迎えた。
キングダムハーツ
パッケージを見ただけで、
すぐに買おうと思った……みんながやり終えたころだ。
攻略本を見る。
主人公は、ソラという少年だった。
なんともまあかわいい。
……別に、そういう目で見ているわけじゃない(笑)
とにかく、ソラが好きになった。
しかし、難点があった
アクションロールプレイングだったのだ
アクションロープレイングとは、
要するに、「たたかう」とかコマンドがあって、
それを押せばいいというものではなく、
自分の操作で相手に斬りかかる。
正直、格闘ゲームは苦手だったし、
どうしようもなく下手な僕は、
いくどとなくソラを殺してしまった…
それでも、何とかクリアした。
そうすると、今度は
キングダムハーツⅡが出たと知った…みんながやり終えたころだ。
そうして、今、必死でやっている最中だ。
実は、隠しイベントがあって、
すごく強い敵と戦うことができるのだそうだ。
キングダムハーツのときは、
このゲームを全く知らない友人にやってもらった。
「こいつ、強いんだよね…もう何度やっても倒せる気がしない」
5分後、
「倒しましたよ」
「え、うそっ??」
こんな感じだった
ちょっと悔しかった。
オレの方がどれだけキングダムハーツを、ソラを愛しているかっ、
それが何も知らない友人があっさりと遂行するだと……?
でも、友人のおかげでプレミアムービーが見れたのだから、
感謝はしなければ
だから今度は自分でやってみた。
一応、一通りクリアしたのだが、
プレミアムービーを見る条件がそろわない
ああ、見たい
だが、その敵がやたらと強いんだ、もうあれは子どものやるゲームじゃない!!
……むしろ、子どもの方が今はうまいのかもしれぬ
何十時間とプレイし、何百回とソラを殺してしまう
ああ、ゴメンよ、ゴメンよと謝ってはみるものの、
下手なのだから、はっきり言ってどうしようもない。
やっぱり友人に頼んでみる。
しかし、今回ばかりは勝手が違う。
予想以上の強さだ。
友人もついに断念
というか、時々遊びに来たときに30分くらいやってもらうだけだ。
そうして、頼みの綱はなくなり、
自分で必死にやってみる。
数週間の格闘の末、
ついに撃破
やったーーーーーー!!!!
これで、これでついにプレミアムービーが見れるぞ!!
もう、こんな年でも身震いするほどの嬉しさ
ソラーーー、ついにオレはやったぞー!!
早速、ラスボスへ向かう。
ラスボスの方が弱いんだからね、こんなのもはや余裕だ。
エンディングが流れる。。。
ドキドキ……
エンディングが終わる。。。
ドキドキ……
……。。。
ドキドキ?
オープニングに戻る。
???
何で?
あいつやっつけたぞ?
何で流れない?何で?
攻略本をもう一度見る。
「隠しエンディング出現条件:ノーマルの場合、グミシップもコンプする」
ええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!
聞いてないぞ、そんなの!
ちなみにグミシップというのは、
ワールド同士をつなぐ宇宙を船に乗って道を切り開くというものだ。
シューティングは超苦手分野で、適当にやっていた。
こうして、再び初めから、今度はハードでやったのだ。
そこはもう長くなるので語りたくない。
今、また新しいのが出るらしい。
ああ、早くやりたいなあと待つ日々。
でも、みんながやり終えたころからのスタートだから、
それはまた当分、先の話。