NOSUMOOの犬死日記

日々のくだらない話と不思議な話が核
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第578話 あんた、あの子の何なのさ?

2014年03月01日 00時17分55秒 | 日記
子どもがついには1歳を迎える。
いや、実のところ、まだもう少し先の話だがね。

しかし、子どもというのは、いつ見ても癒されるものだ。
一体何を考え、何がしたいのかがはっきりしている。

ちらりと見かける程度では、こんなことには気づきはしないのだろうが、
毎日接していると、本当におもしろいほどに行動パターンが見えてくる。



   あのさ、自分の子どもでしょう?そんな分析めいたことしなさんなって!



うむ。確かに、それはそのとおりだ。
ただ、いいお父さんかどうかは知らないが、それだけ我が子を見ているあかしなのだ。
そこだけは理解してくだされ。




さてさて、それでは、いよいよ本題にと思ったわけだが、
実のところ、最近、大きな悩みを抱えているのだ。

というのは、このブログは少年ジ○ンプなどのように決まった日に更新をしているわけではない。
僕の気まぐれで、暇なときに、適当な時間を繕って書きつづっている。

だから、1週間や2週間と時間があいてしまうこともあるし、
これまでには1年ほどお休みをいただいたこともある。



これでは、ハ○ター×ハ○ターよりひどい話で、
全くもって、閲覧者をないがしろにしている始末なのだ。

最近では、僕も自分のブログを読み返すことが多い。
それは自分が書いた内容に賞賛の拍手を送るというわけではなく、
自分の書いた内容がかぶっていないかを確認するためである。

こんなことを言いつつも、実はかぶっているのだという話はこの際は置いておこう。



まあ、そんなことで過去の記事を読むわけだが、
実のところ、以前は、少ないながらもコメントをいただいていた経緯がある。

僕のブログというのは、友人や知人に知らせていないというのが醍醐味であり、
いわば、ほとんど無関係の誰かに読んでもらおうという策略がある。

そのため、コメントをくれる方々のほとんどは僕の知らない人物であり、
向こうも僕が何者かも知らない。

つまるところ、僕がこうしてブログを再開した事実を
実は誰のところにも通知していないのである。
というか、通知できないのであるが正確な表現なわけで。



先ほども言ったように、僕のブログが休止期間がひどく長い。
ついに何も更新されなくなったと思ってしまう方も多いほどで、
この問題をどう片づけようかと、煙草を吸いながら考えていたところだ。



   まあ、それはいいんじゃない?だって、仕方ないでしょ。



むう。
それはおっしゃるとおりだが、
閲覧者を大切にするという僕の心情からか、どうしても納得ができない。

でも、手段もないし、まあ、いいか。



   ……悩んだ割には、あっさりし過ぎじゃないか?



た、確かにそう見えるがね、やっぱり仕方がない。
実は、読んでくれていると思い込むことにしようか。



というわけで、いよいよ本題だ。
というか、もう今さら何が本題かなぞ、どうでもよくなったがね。

この間、ついにオリンピックが閉幕した。
新聞を読む限り、今回の日本の成績は意外とよかったらしく、
歴代2位のメダル獲得数だったのだ。

しかし、そんな選手たちに罵声を浴びせているようだということはこの間に書いた話だが、
今回は、そんな罵声から見事に逃れた選手に注目してみよう。

それは、皆さんもお気づきの浅田真央選手である。



僕には、その魅力がよくわからないのであるが、
どうやら彼女は全国的に愛されているらしい。

もちろん、スケーターとしてはずば抜けた技術を持っており、
これまでの戦歴を見ても、期待されていることはよくわかる。



しかしだ。



何だか、彼女を持ち上げ過ぎじゃないかね。
だって、ショートプログラムは16位で、終わってみれば6位なのだ。

メダルをとって何ぼだろと言っていた国民が
彼女はいいんだ!と、どうしてそこで寝返ってしまったのだ。



   それはさ、国民的スターということで……。



僕が言いたいのは、彼女が国民的スターであれど、やはりスポーツマンであるという点だ。
彼女は男性ではないので、スポーツウーマンか、スポーツガールか……。

まあ、それはそれとして、
日本からは彼女のほかに2名のスケーターが舞台に立っていたのだ。
しかし、テレビをつければ、浅田、浅田、浅田、浅田という始末。

ちょっと待ってくれ、たしか、男子では5位の選手もいたような。



   何て言ったっけね、橋選手はよくテレビで見たけれど。



さらにだ。
よくわからないけれど、浅田選手のフリープログラムの映像がこれでもかと流れ、
またまたなぜかは知らないが、それを見て感動したと言う観客を映すのだ。



友人に聞けば、彼女は日本全国から応援されていると言う。
あの演技を見て感動した、メダルなんて関係ないと思えたと言う。
しかし、詳しく話を聞いてみれば、やっぱりメダルをとってほしかったらしいのだ。



僕は日本国民に問いたい。
あんた、あの子の何なのさっと。



そもそも、皆さんは彼女をどうしたいのだ?
だって、あれだけ神経を使う演技をする者に頑張れと言うのはプレッシャーを与えているだけの気がするのだ。

ジャンプ飛べる!絶対成功させてね!と軽々しく言うけれど、
そこは、むしろ本人は触れてほしくない場所でもあるのではないかね。
だって、飛べるかどうか、ぎりぎりの線で調整しているんだろうに。



もし本当に彼女のためを思えば、気楽にやりなと言うことのほうがよいのではないかね。
だって、気の知れた友人関係がそこにはあり、
自分の言葉の真意を酌み取ってくれるのであればまだいい。
面識もない、我々のような一視聴者がたやすく飛べと口にするなぞ、僕にはできない。



どこかの元総理大臣様が浅田は転ぶと口を滑らせ話題になったが、
結局のところ、僕らも彼と大差はないのだ。

それだったら、キム・ヨナが言った「お疲れさま」のほうが随分といい。
本当にいろいろな意味で浅田選手はお疲れだったのだろうに。
コメント
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