日置市東市来町美山の沈寿官窯
鹿児島市の広報紙「かごしま市民のひろば」4月号を見ていたら、「かごしまボランティアガイド」の募集記事に目がとまりました。「鹿児島ぶらりまち歩きでのガイド」や「観光地での定点案内」に、約100人を募集中とのこと。
観光客のためのこんな歴史・観光ガイドも確かに必要でしょうが、もっと必要なのは、街角でどんな質問にも応じるガイドではないかといつも思っています。特に、観光客だけでなく不特定多数の人が行き交う鹿児島中央駅や天文館地区で、こんなガイドが必要ではないか、と。
私が4年間、両地区で続けてきた「まち案内」は、そんなガイドを目指しています。「市民にとって、わかりやすい町にしたい」というのが基本的な考え方です。市民が暮らしやすい町は、きっと観光客やビジネス客にも喜ばれるはずです。
中でも、中央駅地区が課題ではないかと考えています。下の地図は私が手描きした駅東口の地図です。
とにかくわかりにくいのです。○で囲んだ1から22までの場所はバス乗り場です。このように、バス乗り場が広く分散しています。客から一番尋ねられる空港行きの高速バス乗り場は21で、電車通りの向こう側、ソラリアホテルの入った鹿児島中央ターミナルビルの裏口にあります。客が迷うはずです。
市南西部の団地などへ向かうバス乗り場は22で、やっぱり電車通りの向こう側、しかも駅から大きく離れています。
その電車通りは、手前の駅の方からナポリ通り側へまっすぐ渡れません。地下通路を利用するか、右か左に大きく迂回しなければなりません。
電停も、タクシー乗り場の奥の奥にあり、「路面電車の乗り場はどこ?」とよく聞かれます。わかりにくいようです。
またバス乗り場は、東口だけでなく、JR在来線を挟んで反対側の西口にもあるのです。
こんなわかりにくい現場にこそ、ガイドを配置すべきではないかと思うのです。しかも「待ち」のガイドではなく、迷っている人に積極的に歩み寄り、声をかける「攻め」のガイドを。
駅2階コンコースにある「待ちの」総合観光案内所だけでは、とても対応できません。
草牟田2丁目の護国神社
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