以下の記事は、鹿児島市議選の告示を前にした4月1日、南日本新聞「ひろば」欄に私が送信した投稿です。きょう14日(日)は投開票日。投稿はおそらくもうボツになったでしょうから、ブログで紹介します。
タイトル「市民に本当に必要なもの考えて」
鹿児島市交通局がこのほど、路線バスに1台6200万円するEVバスを2台導入しました。赤字というのに、貴重な税金はもっと他に使い道がありそうなのにと考えていたら、隣県のニュースが目に入りました。
熊本市が市内のバス停へのベンチ設置を本格的に始めたとのこと。この3月の33カ所を皮切りに、2026年度までに600カ所に設置を終えるそうです。うち2023~2024年度の整備費は4320万円。「高齢者が外出しやすい環境を整え、公共交通の利用促進につなげるのがねらい」とか。うらやましいと思いました。
必要でなさそうな所にまで「よかベンチプロジェクト」と称してベンチを造りたがる一方で、本当に必要なバス停などには造らない鹿児島市。熊本市と大違いです。
今回、熊本市には「移動円滑推進課」という課があることも知りました。告示間近の鹿児島市議選に出馬予定の人たちにぜひ知ってほしいもの。そして考えてほしいものです。市民に本当に必要なものは何か、と。
南日本新聞は、同市議選結果を載せるべき15日(月)、休刊日だそうです。肝心な日に、報道機関がこんなことでいいのでしょうか。しかも、休刊日を知らせる折り込みチラシ(下写真)には、ちゃっかり、新聞販売所が扱う食品類のPRが載っていました。