能勢謙三の鹿児島まち案内日記

1783 無理が生まれる予感

鹿児島市の磯地区にJRの新駅を設置すべきか否か、「磯新駅検討調査に関する協議会」(鹿児島市、JR九州、地元住民らで構成)が、11月に判断するそうです。

磯新駅の予定地付近

一方、鹿児島県は総合体育館をJR鹿児島中央駅西口の県工業試験場跡に新設する方向で準備しています。

鹿児島中央駅西口の武側

この2つの構想に共通するのは、周辺の道路渋滞が大いに懸念されることです。両現場を歩いてみると、懸念はもっともだとよくわかります。推進派が前のめりになる理由がよく理解できません。

話は飛びます。鶴丸城跡で御楼門の建設工事が始まりました。門ができれば、訪れる客は確かに増えるでしょうが、駐車場が心配です。大型バスも多数止められる駐車場が近くに必要と思うのですが。このようなことを検討する気配は関係者に見受けられません。

鶴丸城跡

それぞれどこも、無理が生まれる予感がします。既にわかりにくさが定評になっている鹿児島中央駅東口バスターミナルを含めて、鹿児島はどうしてこうなのだろうと残念でなりません。利用者第一のグランドデザインが欠けているのではないか、と。現場をしっかりと踏まえた、関係者の率直な議論を望みます。


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