能勢謙三の鹿児島まち案内日記

2038 撮影許可シール

24日(土)は、車で都城まで行ってきました。単純にドライブを楽しむのと、解体が始まった都城市民会館と、何かと話題の同市立図書館を改めて撮影するのが目的でした。

解体が始まった都城市民会館。建築家・菊竹清訓氏が設計。1966年4月にオープン。2007年3月に閉館したそうです。菊竹氏は、私が以前勤めていた会社が建設し、私自身も現場スタッフの一員としてそれにかかわった山鹿市再開発ビル(熊本県山鹿市)の設計者でもあり、同会館の成り行きには前から関心がありました。閉館してもう12年余り。さすがにその姿には痛々しいものが。お疲れ様でした、と言いたくなりました。

都城市立図書館。同市中心市街地中核施設として、大丸デパート跡地に2018年4月にオープンしました。写真のようにガラス張りのオープンな造り。パンフによると、「リビングのような席」も特徴。同年度のグッドデザイン賞を受けました。午前9時から午後9時まで利用できます。

左が図書館。右は多目的広場



受付・案内の「ようこそデスク」





地元本をまとめたコーナー





企画展も



図書館内では、おしゃれな小物も販売。ビールも飲めるカフェもある。

「ようこそデスク」でスタッフから肩に張ってもらった「撮影許可」シール。「これだけお守りください」と言われたのは、「人の顔を写さないで。それと、読んでいる本の中を写さないで」の2点だけでした。さばけてるな、と感心しました。そもそも、こんなシールを用意していところがすばらしい。

鹿児島市は、千日町に建設される1・4番街区再開発ビルの4・5階に開設予定の「まちなか図書館」について、一般から意見を募集中です。「パブコメ」という、かっこいい、もっともな言い方で。
が、今さら何を聞こうとするのでしょうか。聞いたところで何か参考にするのでしょうか。上階ではなく、1階に造った方がいいのではありませんか、というような利用者の声に応えるのでしょうか。鹿児島の行政には、このような形ばかりの「聞きおく」姿勢が目立ちます。


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あいうえお
新たなバス停確認情報です。
鹿児島交通の森山団地線と葛山・永吉団地線が9月1日よりダイヤ改正する様です。
共に減便で葛山・永吉団地線は土曜日も全便運休と言う改正です。
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