話は変わりますが、先日市電で脇田から鹿児島中央駅へ向かう途中、郡元南に着く時に運転士にこう念を押して欲しいと思いました。「鹿児島中央駅方面へのお乗り換えは、この次の郡元で」と。が、運転士はそのようには言いませんでした。郡元で乗り換え、と教えられて初めて乗車した客は、ただ「郡元」という名前を聞いただけで、すぐ反応するのではないでしょうか。ここ(郡元南)で降りなければ、と。
運転士には、ちょっとした心づかいをして欲しいと思います。客の身になって。初めての客も乗車していることを想定して。
市電の自動案内放送は、英語でかっこよく、例えば「(次の停留場は)Nイレブン」などと流れます。英語による電停の略称は、まるで東京の電車のようなかっこ良さですが、客にとっては、かっこ良さよりも的確さこそ大事なのではないでしょうか。ただ都会のマネをするのではなく、客の身になった案内こそ望まれます。
ちなみに「Nイレブン」とは、2系統の11番目の電停、つまり「鹿児島中央駅前」を指します。1系統を「I」、2系統を「N」としているのにも私は疑問を感じます。どうしても英語を使いたいのなら、「I」「N」ではなく「A」「B」にした方がよほどわかりやすいのではないでしょうか。熊本市電のように。あっさりと。
東千石町、テンパラ裏口から中央公園を望む
2019年8月23日(金)晴れたり曇ったり雨が降ったり。この日も不安定な天気。
14時05分 鹿児島中央駅東口のバス乗り場等総合案内板(以下、総合案内板)前で男性「空港」。あのビルの1階奥にバス乗り場があります、と21番乗り場を案内。まず地下通路から。突き当りを右へ進んでください。
14時06分 4番乗り場近くの案内板前でOL風の女性に声をかけると、「地元ですから」と敬遠。地元のために案内しています、と続けると、「サンロイヤルホテルのバスはどこから?」。中の18番乗り場です。向こうの横断歩道から渡れます。「じゃ、城山ホテルのバスは?」。あのビルの1階奥にある3番乗り場から出ます。「西口は?」。切子燈の所です。わかりますか? 「ええ」「どっちがどう?」。バスはまず西口に入って、次に東口に入ります。西口発は毎時20分と50分。東口発は毎時00分と30分です。この女性、初めは遠慮しながら、結構知りたかったんだと思う。
14時14分 駅改札口前でキョロキョロしている男女3人に、こっちがメーンの東口、あっちが西口です、と案内。
南国センタービルから鹿児島中央駅東口を望む
同東口
15時38分 東口の総合案内板前でアジア系女性「仙巌園」。4番乗り場から55分発のまち巡りバスに。「どのくらいかかる?」。ここから35分です。
15時45分 東口エスカレーター下で付近図を見ていた男性「明日、市内観光したい」。定期観光バスと周遊バスを説明。パンフを差し上げる。
15時48分 同所で男児連れの男性「天文館。白熊を」。市電を薦める。あそこから、あっちへ向かう電車に。天文館は4つ目です。降りたら進行右側にあるアーケードに。進むと「むじゃき」という有名な店があります。市電は大人170円です。降りるときに。「スイカは?」。あいにく使えません。
16時15分 6番乗り場で老夫婦「桜島へ」。5番乗り場へ誘導。20分発のシャトルバスを案内。
16時21分 総合案内板前で夫婦「城山ホテルへ」。21番乗り場を案内。「後で」。毎時00分と30分発です。
16時34分 同所で男児連れの女性「空港へ。後で」。21番乗り場を案内。19時発まであります。だいたい15分間隔で。
16時48分 西口・西田口のバス乗り場案内板前で一家3人「城山ホテルのバスに」。今入ってきました。あのバスです。こっちから回り込んでください。
16時50分 同所近くで知人男性と連れの男性「この辺に喫茶店はない?」。そこのプロントは? 知人が手を横に振った。行きたかった店は休みだったらしい。「西口にあんまりないんですよね。もう東口に行かれては」と薦める。
16時53分 同所で男性「西鉄ソラリアホテル」。反対の東口にあります。付近図を使って行き方を案内。
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