能勢謙三の鹿児島まち案内日記

2998 バラバラ・チグハグ

鹿児島市中央町の19・20番街区再開発ビルの商業施設「ライカ19・20」が全面開業して18日、丸1年が過ぎた。
6月19日撮影。

19日付南日本新聞によると、新型コロナウイルスの影響を受けて各テナント苦戦しており、運営会社は1年目の実績を公表していないという。さもありなんと思う。行くたび館内は、ほとんどガランとしているからだ。

今年4月に千日町に「センテラス天文館」がオープン。さらに来春には高麗町の交通局跡地に「キラメキ南国ビル」も開業して、「ライカ19・20」にとっては相乗効果というよりマイナス要因になりそう。

「ライカ」近くの鹿児島中央ターミナルビル地下に7月にもオープンする新「屋台村」や、電車通りをまたいで9月完成予定のペデストリアンデッキに期待する向きがあるものの、どれほど効果があることやら。

「ライカ」に限らず、金生町で先行オープンした「よかど鹿児島」もパッとしない。片や、市南部のイオンモールやオプシアミスミは、それなりに善戦している。いずれにしても、いかにも鹿児島らしいバラバラ感、チグハグ感は否めない。
長島美術館から見た「ライカ」。2021年3月撮影。
鹿児島中央駅東口から見た「ライカ」。2021年5月撮影。




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