毎日のように鹿児島中央駅東口や天文館のバス乗り場を巡回していて、利用者から「わかりにくい」という声を聞かない日はありません。実際、私も「わかりにくいだろうな」と思います。
鹿児島中央駅東口。駅からエスカレーターで下りてきた客が最初に出合うバス乗り場等案内板。内容に間違いも多い
県外観光客がよく利用する東口4番バス乗り場付近
同乗り場に張られた「まち巡りバス」と「かごしまシティビュー」の違いを説明する案内。2つの周遊バスを一つにまとめることこそ求められる
天文館バス停3番乗り場。時刻表を見つめて首をかしげる客が少なくない
なぜ、わかりにくいのでしょうか。中央駅東口の場合、①乗り場が大別して3ヵ所に分散している②利用者の多い空港連絡バスの乗り場が駅から離れた電車通り向かいのビルの裏手にある③島々への玄関口である港方面行きが他にまぎれて混在している④方角が全然異なる国道3号と10号方面行き乗り場が同じである⑤天文館行き乗り場が散在している、などが原因に考えられます。
一方、電車通りの両岸に乗り場がある天文館の場合、①空港連絡バスの到着個所が両岸にある②城山側乗り場が、いわさきパーキング前とドコモショップ前に分離している、などがわかりにくい原因なのではないでしょうか。
乗り場を入れ替えたり、まとめたり、明日にもできそうな所から着実に改善することで、バス乗り場は格段にわかりやすくなる、と思います。そうお金もかからないはずです。あとは関係者の、やる気一つです。簡単なことです。
これほど「わかりにくい」と内外から言われ続けるバス乗り場を放置しているのは、バス各社はもちろん、行政や議会の怠慢といって過言でありません。こんな簡単なこともできない人たちに、鹿児島の未来や振興を語る資格はないのではないでしょうか。
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