能勢謙三の鹿児島まち案内日記

101 天文館の抜け道

 ずんさんへ。ありがとうございます。超アナログ人間がブログを始めて「日記」が100回を超えました。読者の皆さんや、街角などでいただく励ましのおかげです。でも、始まったばかりです。メカに弱く、まだ写真も載せられないままですが、体が続く限りずっと続けます。進化もさせるつもりです。これからもよろしくお願いします。


2012年3月21日(水)晴れ。
11時46分 天文館テンパーク通りで男女4人「鹿児島のラーメンを食べたい」。こってり系がいいとのことで我流風を紹介。あのアーケードをまっすぐ。電車通りに出る手前の左にあります、と案内。広島から。

11時53分 天文館本通りの天文館跡碑前で男性の記念撮影を手伝う。兵庫県姫路市から。

11時54分 天文館本通り中央で若い女性2人「華蓮へ」。あの電車通りを右へ。2つ目の信号、ワシントンホテルの角から左へ。3つ目の横筋の右角にあります、と案内。ナビを見ていた1人「あ、その通りだ」。

11時59分 天文館G3アーケードで占い師に何か聞いていた老男性、「にぎわい通りは?」。電車通りの向こう側、アーケードを進み1つ目の十字路を左へ入ると、にぎわい通りです、と案内。

12時03分 天文館中通り(ねこんくそしゅっ)で親子3人が通りがかりの女性に「豚とろは?」と尋ねている。そばで聞いていたら、「あっちへまっすぐ。出口付近の右側にあります」と女性。おっしゃる通りです、と3人に伝える。

12時07分 タカプラ前バス停で男女3人「いわゆる天文館アーケードは、あれ?」。はいそうです。

12時52分 ぴらもーるで夫婦「仙巌園へ」。ザビエル公園前のシティービュー乗り場を紹介。あっちへ2つ目の信号を右へ進むと、右手に公園が現れます。その向かいにバス停があります、と案内。「一日券はどこで買える?」。車内でも運転士が売ってます。地図を示して「この電車通りを行く路線バスはない?」とご主人。ありますが、本数が少ないのでシティービューが便利です、と伝える。

13時00分 マルヤ向かいのケンタッキーフライドチキン前で夫婦と娘「我流風ラーメンは?」。あのアーケードへ入り、20メートル先右側にあります、と案内。

13時35分 タカプラ前バス停で幼児連れの夫婦「鹿児島中央駅へ」。ちょうど到着した中央駅行きのバスを案内。

15時17分 鹿児島中央駅東口のバス等総合案内板前で男性「ホテルガストフへ」。おおまかにあのビル(キャンセビル)の裏手にありますと示し、東急インを指差し、あのホテル前の交差点から右へ。100メートル先右手にあります、と案内。

15時19分 同所で少年2人「護国神社へ」。東7乗り場を案内。

15時20分 同所で幼児連れの男性「ラピカはどこで売ってる?」。車内でも運転士が売ってます。「いくら?」。3000円と思います。「水族館へ」。東5、6乗り場を案内。「地元ですが、初めてバスに乗るので。恥ずかしながら」と男性。いいんです、どんどん聞いてください、と伝える。

15時22分 同所で男性「宮崎へ」。高速バスセンターを案内。「時刻を知りたい」。手持ちの時刻表で16時38分発を紹介。

16時50分 西口ファミリーマート前で婦人2人「城山観光ホテルのバスは?」。今バスが止まっているあたりに来ます。次は55分発です、と案内。

17時01分 東口バス案内板前で男女「城山観光ホテルへ」。あの日本料理と壁に書いたビルの下あたりにバス停があります。次は30分発です、と案内。

17時03分 同所で夫婦「サンロイヤルホテルへ」。東18乗り場を案内。

17時15分 同所で若い男性「城山展望台へ」。東9乗り場から20分発のシティービューがあります、と案内。

17時19分 同所で婦人「空港へ」。すぐそこです、と案内。

20分発のシティービュー城山・磯コース最終便がなかなか来ないと思っていたら、25分発の青いシティービューウオーターフロントコース最終便が先に入ってきた。このバスは城山へは寄らない。先ほどの男性が知らずにこれに乗らなければいいがと願いつつ東9乗り場へ急ぐ。運転士に「赤いバスに」と教えられたらしく、幸いに男性は外で待っていた。もしそのバスが来ない時は、30分発まち巡りバスに乗ってください。城山からの帰りのバスがもう少ないですから、と伝える。

17時27分 その赤いバスがようやく到着。乗り込む男性の背に、じゃあ気をつけて、と声をかける。振り向いて「ありがとうございます」と男性は返した。

17時28分 同所で夫婦「まち巡りバスは、城山とか途中で降りれる? 城山観光ホテルへ行きたいが」。ホテルならシャトルバスがあります、無料、次は30分発です、と近くの乗り場を案内。

17時36分 東4乗り場近くで女性「南高校へ」。東16乗り場から伊作経由かせだ行きに、と案内。「イオン行きではないですか?」。いいえ、ここからはこれしかありません。手持ちの時刻表で時刻を調べようとしたら、「今じゃなく、朝です」。メモには午後の時刻しか書いていなかったので、乗り場へと伝える。

17時42分 東口バス案内板前で女性「天文館へ」。東5、6乗り場を案内。

17時49分 同所で男性「天文館へ」。東5、6乗り場を案内。

17時50分 同所へ先ほど南高校行きを尋ねた女性が帰ってきたので、わかりましたか、と聞くと、何だか納得できない様子。「1時間に1本しかない。乗り遅れたら1時間待たねばならない」。どうやら子供さんが通学するよう。「他に田上経由はない?」。ひょっとしたら東22乗り場から田上・中山経由の谷山行きがあるかもしれませんが、伊作経由加世田行きの方が早いと思いますよ、と伝える。「そのバスで何分かかる?」。40分くらいと思います。とにかく鹿児島交通に中央駅から最短で南高校へ行くバスを聞いてみられては、と同社の電話番号を教える。

18時30分 天文漢文化通りで母と娘「むじゃきは?」。白熊の? 「はい」とのことで、あの信号から左へ。1番目の信号を左へ曲がったアーケードの中、左側です、と案内。

18時31分 二本松馬場通りで男性3人「ダイヤモンドビル、おごじょ家は?」。ここから入って抜けた所の1階にあります、と案内。「ここから抜けられるんだ」と1人。以前「天文館抜け道マップ」を作った経験が生かされた。

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