鹿児島のバス会社と関係機関(県バス協会、県、鹿児島市)のいい加減さと使命感の乏しさには、毎日あきれています。
たまたま26日付南日本新聞の読者投稿ページ「ひろば」に載った(若い目を除く)4本の原稿のうち2本が、これを裏付けるようにバスに関する内容でした。
9月26日付南日本新聞より
その2本は「空港バス、現金以外でも対応を」「知覧行きのバス停探しました」というタイトルで、前者は空港バスに乗るとき現金か地元ICカードしか使えないおかしさを、後者は天文館から知覧へ向かおうとした県外観光客がバス停を探すのに往生したことを、それぞれ記していました。この日に限らず「ひろば」にはバスの話題がよく載ります。
これは、まさに関係者の怠慢を物語っています。バス業界はもちろん、どうして県や鹿児島市はバスなど公共交通機関をないがしろにするのでしょうか。その感覚が私にはさっぱりわかりません。社会の高齢化がどんどん進む中、その役割はますます高まっていると思います。ああ、それなのに、です。
この8年余り、ブログや新聞投稿で鹿児島のバスにまつわる問題点を指摘し、改善案も具体的に示してきました。バス協会や県や鹿児島市や同市議会にも直接足を運んで訴え続けてきました。しかし、反応なし、対応なしの「なしのつぶて」でした。同市議会などは、鹿児島中央駅東口バス乗り場の改善を求める請願、陳情を、まともに検討もしないまま結局却下しました。現場では毎日多くの人が迷い戸惑っているというのに、です。腹が立ってしようがありません。地球温暖化にまともに向き合おうとしない大人たちを国連でにらみつけたスウェーデンの少女の気持ちがよくわかります。
この少女ではありませんが、バス会社など関係機関で働く、意欲にあふれた若い人たちに期待したいものです。とにかく現場を見て欲しい、歩いて欲しい、と思います。せめて1週間くらい現場に張り付いて、その実態を身を持って理解して欲しい、そしてその体験を改善のために生かして欲しい、と思います。
鹿児島中央駅改札口。新幹線から修学旅行生が降りてきた
2019年9月25日(水)晴れ。
13時43分 天神ぴらもーる中央でスマホナビを扱っていた夫婦「白熊の…」。むじゃきですね。「はい」。あっちです。電車通りを渡り、さらに向こうのアーケードへ。アーケードの出口付近右側にあります。
14時20分 鹿児島中央駅東口の15番バス乗り場で、天文館から乗った鹿児島交通32-1番線を下車。外から婦人が運転士に何か聞きたそう。引き継いで聞くと、「与次郎1丁目へは?」。これも大丈夫です、あの入り口から、と乗せる。
14時21分 地下通路内のバス乗り場案内板を見ていた若い女性「田上へ」。22番乗り場を案内。
14時31分 西口・西田口で男性「川内純心へ。14時40分と」。東口の7番乗り場を案内。
14時39分 東口の7番乗り場で待つ先の男性に、ここで大丈夫です。同じ時刻に志布志行きも来ますのでご注意ください。似たような、ちょっと良いバスです、と説明。
14時41分 4番乗り場近くで男性「荒田八幡へ」。中の16番乗り場へと案内。
東口バス乗り場等総合案内板(以下、総合案内板)。「荒田八幡」への乗り場が、市電と14・15・16番乗り場と示してあるが、14・15は間違い。あいうえおさんが指摘していたように、古い情報のままなのだろうか。これも関係者怠慢の一例だ
14時51分 総合案内板前で男性「空港」。21番乗り場を案内。まず地下通路へ。突き当りを右へ進んでください。
14時53分 中央駅前交番近くの付近図を見ていた男性「唐湊へ」。電停へ誘導。郡元行きを案内。
アミュプラザ・プレミアム館。壁面のガラスに一番街再開発ビル工事現場のクレーンが映っていた
15時12分 総合案内板前で老婦人2人「宮之城」。7番乗り場を案内。向こうのはずれです。赤いJRバスです。
15時16分 7番乗り場で待つ先の2人に、21分発ですと時刻表を指差す。
東千石町、七味小路
千日町、銀座通り
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あいうえお
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