能勢謙三の鹿児島まち案内日記

3617 街を歩けば

2024年5月21日(火)晴れ。
東千石町のゴンザ通り。「昼休業」。人手不足対策か、働き方改革か。

12時23分 センテラス天文館前の天文館バス停6番乗り場近くのデジタル案内板前で女性「城西公園前」。7番乗り場へ誘導。28分発の南国交通46番線明和行きを案内。

昼時に街でよく出くわす知人と、この日もバッタリ。会えば必ず「今日(のランチ)はどこでした?」と尋ねるのがこの人の口ぐせ。ランチ情報を交換する間柄と言ってもいい。天文館で夜の店を経営しているこの人、店情報に興味を持っているようだ。これからですと言うと、「なすんち、行きました?」。まだなんですよ。行くたびに列ができていたり、休みだったりして。「週に2回休みがありますからね」と知人。
もともと中華ファンの私は、今日こそ「なすんち」に入ってみようと思った。火曜はどうだったかな、と心配しながら。
行くと、案の定、休みだった。火曜と水曜が定休なのだという。残念。
堀江町。「なすん家」と書く。

この際中華で押し通そうと、金生町の「美華園」へ。自分のいつものランチ単価よりは高いが、おいしいので時々行きたくなる。
品を注文すると、店の女性スタッフが「平之町の床屋さんは知り合いなんですか? 店の前で2人が話しておられるのをこの前見たので」と尋ねた。あ、「かき」というあの店ですね。昔取材したことがあって、と私。「近くの弁当屋が好きで、よく行くんです」とスタッフ。その時見たらしい。「てっちゃんという店」。そうなんだ、おいしい弁当屋なんだ、と知る。
注文した八宝菜定食を食べていたら、前の仕事仲間の知人が少し離れた席に着いたのに気づいた。そして、同じ八宝菜定食を頼むのが聞こえた。食べ終えて、知人の席へ声かけに。先日亡くなった仕事仲間のことを切り出すと、同業各社の懐かしい名前が次々飛び出した。そして、それぞれの動静も知った。

街歩きの楽しみは、街角で知人たちとバッタリ会って立ち話をすること、そして自然とあれこれ情報を仕入れることでもある。

堀江町を通りかかったら、通り向かいの山形屋駐車場の出口からガードマン姿の男性が声をかけた。大きな声で「行きましたか?」と。マスクをしていたのですぐにはピンと来なかったが、名山堀のカラオケスナックで時々一緒になる人だった。先日店で会った時、松山隆宏ライブのことを話し、よかったら来ませんか? と誘っていた。行きましたよ、と私。「行けなくてすみませんでした」と男性。

いわさきパーキング前の天文館バス停2番乗り場。このところシティビューに黄色い普通路線バス用の車両を使うことが多いので、その写真も。

14時01分 鹿児島中央駅東口の15番バス乗り場に到着した市営11番線の運転士に高齢男性が「県庁は?」と尋ねた。「行きません。16番線に」と運転士。見ていた私は、男性に時刻表を示して、次の16番線は15分発ですと案内。この11番線も県庁に近づくんですが、と付け加えた。

14時05分 中央駅前電停で男性「水族館口。桜島フェリーに」。こっちのホームから鹿児島駅前行きに。電車だとフェリー乗り場まで5、6分歩きますがと案内。電車を降りたら、進行方向右側の海の方へ。

アミュ広場。

14時10分 東口の5番バス乗り場から6番乗り場へ移動した男性「天文館」。5番と6番乗り場に入るバスはすべて天文館へ行きます。まもなく入ってきた南国交通・鹿児島駅前行きに乗せる。

14時15分 5番乗り場で夫婦「天文館」。5番と6番乗り場に入るバスはどれも大丈夫です。「いくら?」。会社によって3通りありまして、190円、200円、230円です。申し訳ありません。まもなく入ってきた鹿児島交通・金生町行きに乗せる。これは190円です。

14時17分 4番乗り場近くの案内板前で女性「伊敷」。あっちのはずれの7番乗り場です。

中央町。飲み仲間が教えてくれた小料理店「こでまり」。今度行ってみよう。
中央町、「カレーショップ90番」。長い休みが気になる。

14時49分 4番乗り場近くの案内板前で婦人「桜島フェリーに」。5・6番乗り場から水族館前行きに。次は15時01分です。「もう少ししてから」。それではと一応、15時36分を案内。基本的に毎時06分と36分発です。

14時53分 東口バス乗り場等総合案内板跡付近で婦人2人「東15は?」。あそこです。向こうの横断歩道から中へ渡れます。

15時00分 4番乗り場からシティビューに乗車。時々乗って、問題点はないか知りたくなる。
出発前、運転士が「桜島フェリーへは、このバスの前の乗り場から出る16番線が早いです」「本日のシティビューは普通のバスを使用しています」などと、なかなか気のきいた説明をしたので感心する。ただ、たまたまこの時間には15時01分発の24番線もあるが。
普通路線バス用車両は、車内からの眺めに難がある。

城山バス停に到着前、駐車場の入り口で運転士が「展望台に行かれる方は左へ」と方向を案内。これにも感心したが、Uターンして着いたバスから降りた西洋男性と日本女性のカップルは、歩き出しにやっぱり迷っていた。前から書いているように、バス停の位置を変えるなど改善が必要だ。

磯街道を進むバスから桜島を見る乗客。







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コメント一覧

あいうえお
しんいちさんへ

ラピカを使用して、市バスから市電への一時間以内の乗り換えの場合は1回に限りますが、運賃不要となります。

これは14番(慈眼寺団地)・17番(向陽台・広木農協)・18番(桜ヶ丘団地)が電停までのシャトル運行している3路線の救済措置のような役割もあり、全線230円均一になるように設定されているだけなので決してバグなどではありません。

逆に市電から市バスへのラピカを使用した一時間以内乗り換えは60円徴収され170+60=230となり同額となるようになってます
もう73歳
しんいちさん バス料金の件 なかなか鋭い指摘ですね。普段何気なく使っている人は残高を見ていないので気付きませんよね。ソフトを作ったSEの方は バグ出しをしているはずですが こういうことがあるんですね。感服しました。
しんいち
火曜日に、市電からから市営バスへ乗り継ぎました。
ラピカでの支払いで、市電は¥170・市バスは乗り継ぎ割引が適用され¥60。
合計¥230

そして、市バスを降車して1時間以内に再び市電に乗車しました。
ICカードリーダーにラピカでタッチ精算したところ、利用金額が表示されず、残高が減算されませんでした。
1時間以内での乗り継ぎ割引きが適用され『¥0』だったようです。

経路は、荒田八幡-脇田(市電)・脇田-大学病院(市バス)・脇田-朝日通り(市電)でした。

得した気分でしたが、これは交通局が想定していない乗り継ぎだったために、システムが構築されていなかったと思われます。
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