能勢謙三の鹿児島まち案内日記３４

２０１１年１２月９日（金）曇り、真冬並みの寒さ、ジャンパーのエリを立てる。
１４時２９分　東千石町の天文館電停近くで男女７人「城山観光ホテルのバス乗り場は？」。あの信号の先５０メートルです、と案内。
１４時３５分　千日町のタカプラ前バス停で男性「空港バスは？」。反対側です、あの小屋が切符売り場、乗り場はその左です、バスは右へ向かいます、と案内。この種の質問が多い。案内看板に工夫が必要。
１４時４７分　西千石町の加治屋町バス停で老婦人がウロウロしている。聞くと「南国バスは？」。後ろの停留所です。どちらへ？　「吉野です」。ちょう入ってきた下花棚行きを「あれはどうですか」と薦めると、「あいじゃ」。婦人はバスに乗り込んだ。
１５時０４分　鹿児島中央駅東口エスカレーター下で夫婦「照国神社へ行きたい」。東９乗り場から周遊バスに乗り、西郷銅像前で下車、公園に沿って左へ、と案内。シティービュー１８０円、まち巡りバス１６０円、シティービューもウオーターフロントコースには乗らないで、遠回りになるので、と付け加える。「神社から天文館は遠い？」とご主人。
６、７分、遠くないです、とルートを付近地図に示して説明。
１５時１７分　同所で女性「酒店ふかえは？」。あの薩摩蒸気屋から３軒目と案内。
１５時２１分　東口バス案内板前で若い女性「高速、純心女子大行きは？」。川内ですね、東７乗り場を案内。
１５時２４分　同所で夫婦「三和町へ」。東１５乗り場から市営１１番線鴨池港行きに、と案内。
１６時１８分　同所で男性「鴨池新町の大和ハウス工業鹿児島支店へ」。男性の持っていた地図を見て、東１５乗り場から市営１６番線鴨池港ゆきに乗車、県庁を過ぎて下車を、と案内。が、その後、間もなく到着する鹿児島交通３２番線に乗り農協会館前下車が一番近付くと判断、男性を追いかけて東１５乗り場前で再案内。
１6時２７分　東１降車場近くで高速バス担当の警備員に男性が何か尋ねている。引き継ぐと「グリーンリッチホテルは？」。あ、天文館ですね、左へ向かう市電で４つ目の天文館通で下車、バックして１つ目の信号交差点角にあります、と略図を書いて案内。「空港から今着きましたが、天文館で降りた方がよかったですか？」。そうですね。
１６時３４分　東口バス案内板前で男性「県庁へ」。東１５乗り場を案内。
１６時３５分　同所で女性「空港へ」。すぐそこです。
１６時３６分　同所で男性「県庁へ。朝一は？」。東１５乗り場でご覧下さいと案内。
１６時４０分　同所で男性「上竜尾へ」。吉田葬祭のある？　「そうです」。東１１乗り場から市営３番線坂元・玉里団地方面行きか南国バスに、とメモを書いて渡す。
１６時４１分　同所で男性「空港バスは？」。すぐそこです、と案内。
１６時４５分　同所で女性「田上天神へ」。東２２乗り場を案内。
１７時２０分　ベル通りの中古ＣＤ・レコード店モッキンバードに立ち寄り、店主の鹿倉さんと立ち話。芝楽のお母さんが亡くなったらしいですね。何歳だったんでしょう？　「９８歳。大往生だよね」と鹿倉さん。芝楽とは、ともに通う西千石町、清滝公園そばの小料理屋。お母さんは今の女将さんのお母さん。終戦直後から店を切り回してきた。明日お通夜だそうですね。「はい、僕はお通夜に行くつもり」と鹿倉さん。じゃ、その席で。
１７時４５分　東口バス案内板前で男性「明日、空港へ。乗り場は？」。そこです、時刻もそこでわかりますと案内。
１７時４６分　同所で男性「空港バスは。チケットはどうすれば？」。そこです、制服の男性が売ってます、と案内。
２１時００分　天文館本通りの電車通り側入り口付近で夫婦「かるかんの老舗があると聞いた」。明石屋ですね。あ、でももう閉まってるよう。あのアフラックの看板の左手です。「わかりました。じゃ明日。ありがとう」とご主人。