能勢謙三の鹿児島まち案内日記

1726 友人たちの声

県内の貸し切りバス会社で運転士を務める友人が先日、興味深い話をしていました。
まず、大型クルーズ船が寄港する「マリンポートかごしま」について。乗客のオプショナルツアーの仕事でよく出入りするそうですが、出島のような同ポートの出入り口が1ヶ所しかないため、とても渋滞するそうです。「もう1本抜け道があればいいのに」と、この人は言います。

マリンポートかごしまに寄港した大型クルーズ船

また、鹿児島市の城山への登山道路も同様。上の大型バス駐車場が狭いうえ、道路がいわば行き止まりのような道なので、これもまた大渋滞するそうです。「一方通行になっているか、抜け道でもあればいいのに」と。

城山の大型バス駐車場

大型バス駐車場についても一言。天文館地区にまともな駐車場がないこともあり、オプショナルツアーが天文館地区を敬遠しているそうです。名山小学校がある所を大型バス駐車場にすればいいのに、と私が言うと、「自分もそう思う。位置といい規模といい、ちょうどいい」と友人は話しました。

一方、港湾関係の仕事を永年していた別の友人はマリンポートかごしまについて、「南に開いた岸壁の向きが悪い。先日、湾内だから大丈夫だろうと風が強い日に入ってきた大型クルーズ船が結局、接岸できずに引き返した。湾内で一番良いのは山川のように北に開いた港」と教えてくれました。

現場に詳しいこのような人たちの声が、関係機関・団体の責任者の耳に届いているでしょうか? 施策に生かされているでしょうか? はなはだ疑問です。


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