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ざちょーの時々更新よもやま日記

袋麺のインスタント焼きそばを、たぶん、20年ぶり位に食す。ああ、奥深き焼きそばの世界。

2015年03月12日 | 日記

「焼きそばって、普通の生麺のものも、インスタントの袋麺のものも、全く焼く要素のないカップのものも、それぞれに味わいが違うけど、どれも美味しいよね。凄いよ焼きそばの世界って!」

と学生時代に友人が熱く語っていたのを思い出した。

遥か昔の事だけど、当時それを聞いた自分は、まったくもってその通り、100%共感した覚えが有る。

 

思えば、インスタント袋麺の焼きそばを暫く喰っていない。暫くどころか最後にいつ喰ったか全く覚えがない。たぶん、もう20年以上は食べていないのだ。

子供の頃は、例えば土曜に学校から帰ると(まだ週休2日ではなかった)家に誰もいない。そんな時は、袋麺のインスタント焼きそばを一人で作って食べたものだ。

フライパンにお湯を張り、ちょっとだけキャベツをぶち込んで柔らかくなった所で、袋麺の焼きそばを放り込み、お湯がなくなった頃を見計らって粉末ソースを入れ混ぜ混ぜ。大抵はフライパンのまま青のりをふりかけ、出来上がり。立ち上る乾燥青のりの匂いを嗅ぎながら、均等に混ざっていない粉末ソースを箸でならしながら食べたよね。美味かったな~、、、、、。そうそう、いつも、あの赤い袋の『日清焼きそば』だった。

 

日頃、カップ麺の焼きそばは、けっこう喰ってるし、生麺の焼きそばだって、たまに行くお好み屋とか縁日の屋台で喰う。

なぜ、袋麺の焼きそばを食べなくなったかといえば、それはもうカップの焼きそばがとても充実しちゃったってことに尽きるのだけど、だいたい普通の袋麺のラーメンもほとんど食べなくなったもんね。やっぱりお湯を注ぐだけ、そして湯切りするだけってのは手軽でいいよ。味はどうであれ、洗物がないってのはやっぱり凄い。

 

だがしかし、思い出したからには食べたくなる。粉末ソースのあの袋麺の焼きそばの味、食べたい、食べたい、食べたい、、、子供の頃さんざん喰ったあの味が、食べたい!!

そんな思いが募っていた昨日、たまたま近所のディスカウントストアに行ったら、袋麺の焼きそばが安売りしていたのだ。『サッポロ一番 ソース焼きそば』だったけどすかさず買ってしまった。

 

買って帰ったら嫁さんが作ってくれた。

キャベツくらいは入れてと頼んだら、大量に入れられた。大量すぎてそれじゃあ焼きそばじゃなくて、野菜炒めちょっぴりそば入りになってしまうと怒ったら、

「じゃ、合わせないで、野菜は下に敷くわよ」と野菜炒めの上に純粋な焼きそばという形になってしまった。

それに、『サッポロ一番 ソース焼きそば』は粉末ソースではなく、液体ソースだった。仕方ない、焼きそばだって進化する、カップの方だって今は液体ソースがほとんだ。

微妙にがっかりしてしてしまったが、どうであれ、袋麺の焼きそばには変わりない。20年以上ぶりの、待ちに待った思い出の味だ。

 

 

「わ~い、わ~い、焼きそばだ!!!!袋麺だ~!!!!」と儀式的に喜んでみせて、喰ってみた。

 

 

あれ? これ、袋麺??

ほぼカップ麺の焼きそばと同じ味なんですけど、、、、、

 

よく考えてみれば、フライパンを使うといえど、お湯の中に麺をぶち込んで、お湯がなくなったら出来上がりという、カップ焼きそばとあまり変わらない作り方だった。それに液体ソースってのも大きいのかも。

が待てよ、20年以上ぶりなのだ。ということは、カップ麺の焼きそばだってずいぶん進化してしまったのだ。袋麺に近づいたのではないか? 袋麺だって改良されているだろう、変わって当然だよね。

 

けど、けど、やっぱり、どう考えても『サッポロ一番 ソース焼きそば』だからではなかろうか。

調べれば、『日清焼きそば』は未だに粉末ソースではないか。そういえば、東京でもたま~に見かけるカップの『日清焼きそば』は粉末ソーズだ。

で、東京方面では『日清焼きそば』はあまり売られてないとのこと。あああああ~~~~『日清焼きそば』!!!!

 

やっぱり『日清焼きそば』なのだ。

インスタント袋麺の焼きそばは『日清焼きそば』に限るねぜ!!

食べてないけどね。


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