NORIKO HIRANO ひらののりこ  

Composer, Arranger, Pianist
作・編曲家、ピアニスト
 

台湾 第九話

2013-10-06 21:10:21 | 旅行
九族文化村の写真がたくさんあるので、9月24日の続きです。


台湾には現在、14の原住民族が政府によって認定されています。
この人たちは、17世紀に中国の福建省からの移民が来る前から住んでいた人たちで、後日訪ねることになる布農(ブヌン)族の方が言うには5000年の歴史があるそうです。
彼らを「先住民」と言わずに「原住民」と言うのは、漢語で「先住民」は「既に滅びてしまった人たち」という意味があるからだそうです。


九族文化村が作られた当初は、まだ9つの民族のみが認定されていたそうですが、現在は10の民族の文化を紹介しています。


それぞれの民族の特色を表す石の彫刻がありました。




排湾(パイワン)族の鼻笛。なぜ鼻で音を出そうと思ったのでしょうか。不思議ですね。


布農(ブヌン)族の八部合唱ですね。


泰雅(タイヤル)族はごとに刺青の模様が違うようで、それぞれどこのがどんな刺青かと説明しています。


例えばこんな感じ。ちなみに顔に刺青を入れるのは泰雅(タイヤル)族と賽徳克族(セデック族)だけです。


賽徳克族(セデック族)のコーナーには、映画セデック・バレの旗がたくさん立っていました。


そして映画で扱われた抗日事件である霧社事件のあらましが、石に詳しく書かれています。



これは恐らく布農(ブヌン)族の家だったと思います。彼らの住む山ではこのような薄っぺらい石が取れるようです。





これは魯凱族(ルカイ族)だったと思います。お祭りの練習をしてるところ。蝋人形。







これは確か魯凱族(ルカイ族)の頭目の家だったと思います。彫刻が美しいです。


畳ベッドの足の彫刻が美しいですね。



魯凱族(ルカイ族)は厳格な身分制度があったそうです。



結婚式の様子。向かって左から2番目が新郎、向かって右から3番目が新婦。



九族文化村には4つの舞台があり、それぞれ時間を変えていろいろなパフォーマンスが披露されています。最初に司会の人が出てきて、ちょっとした原住民クイズを出して場を盛り上げてからパフォーマンスが始まりました。






こちらもいくつか動画を撮ったのですが、YouTubeにアップするのに時間がかかり過ぎて今はその気力がないのでまたいつか。


ゆっくり見て周り、大満足です。
その後荷物を預かってもらった日月潭YHへ戻り、この日の宿へと移動しました。


邵族(サオ族)の村へ移動し、民宿へ。この宿は本当に良かったです。詳しい紹介は次の回で。



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