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⛳マスターズ2024 初日結果 

⛳マスターズ2024 初日結果 

 

 いよいよ今日からマスターズ、、松山は午後23時頃ティーオフ、、朝にファーストラウンドの全ての結果が分かりますもので、  

今日から4日間は朝の投稿になります、、

 恒例のジャック・ニクラウス、G・プレイヤー、トム・ワトソンのオナラリースタートで今年のマスターズも開始です!!

 昨夜10mm、朝まで雨が降った影響で2時間半、スタートが遅れたとの事、、

初日は強風の中のラウンドですね、、

--                              朝 <トーン・チャオ>                         昼 กลางวัน /klaaŋ wan グラーン ワン           夜 ตอนกลางคืน /tɔɔn klaaŋ khʉʉn トーン グラーン クーン                          夜,夜中 ค่ำคืน /khâm khʉʉn カム クーン  ※ごったい先生作                 

 

ーーーーー                        M1:【⛳初日結果 LEADER BOARD    ROUND1 】

4/12 9:11更新(日本時間)
順位  選手名  合計  ホール  本日  R1  R2  R3  R4  スコア
1  ブライソン・デシャンボー  United States  -7  F  -7  65     65
2  スコッティ・シェフラー  United States  -6  F  -6  66     66
3  ニコライ・ホイガード  Denmark  -5  15  -5      
T4  ダニー・ウィレット  England  -4  F  -4  68     68
T4  マックス・ホマ  United States  -4  13  -4      
T6  ライアン・フォックス  New Zealand  -3  F  -3  69     69
T6  キャメロン・デイビス  Australia  -3  F  -3  69     69
T6  ティレル・ハットン  England  -3  14  -3      
T9  コリー・コナーズ  Canada  -2  F  -2  70     70
T9  アン・ビョンハン  Korea  -2  F  -2  70     70
T9  ホアキン・ニーマン  Chile  -2  F  -2  70     70
T9  ウィル・ザラトリス  United States  -2  F  -2  70     70
T9  パトリック・リード  United States  -2  14  -2      
T9  マチウ・パボン  France  -2  14  -2      
T9  ルドビッグ・オーバーグ  Sweden  -2  11  -2      
T9  トミー・フリートウッド  England  -2  10  -2      
T17  エリック・ファン・ルーエン  South Africa  -1  F  -1  71     71
T17  テイラー・ムーア  United States  -1  F  -1  71     71
T17  トービヨン・オルセン  Denmark  -1  F  -1  71     71
T17  ルーカス・グローバー  United States  -1  F  -1  71     71
T17  トニー・フィナウ  United States  -1  F  -1  71     71
T17  パトリック・キャントレー  United States  -1  F  -1  71     71
T17  マシュー・フィッツパトリック  England  -1  F  -1  71     71
T17  ロリー・マキロイ  Northern Ireland  -1  F  -1  71     71
T17  ビクター・ホブランド  Norway  -1  F  -1  71     71
T17  キャメロン・スミス  Australia  -1  F  -1  71     71
T17  @ ニール シップリー  United States  -1  F  -1  71     71
T17  アクシェイ・バティア  United States  -1  16  -1      
T17  カート・キタヤマ  United States  -1  14  -1      
T17  キャメロン・ヤング  United States  -1  14  -1      
T17  タイガー・ウッズ  United States  -1  13  -1      
T32  セルヒオ・ガルシア  Spain  E  F  E  72     72
T32  ハリス・イングリッシュ  United States  E  F  E  72     72
T32  ジャスティン・トーマス  United States  E  F  E  72     72
T32  ザンダー・シャウフェレ  United States  E  F  E  72     72
T32  シェーン・ローリー  Ireland  E  16  E      
T32  アダム・シェンク  United States  E  15  E      
T32  ジェイソン・デイ  Australia  E  13  E      
T32  ブライアン・ハーマン  United States  E  12  E      
T32  ブルックス・ケプカ  United States  E  11  E      
T32  トム・キム  Korea  E  11  E      
T42  フィル・ミケルソン  United States  +1  F  +1  73     73
T42  セップ・ストラカ  Austria  +1  F  +1  73     73
T42  ラッセル・ヘンリー  United States  +1  F  +1  73     73
T42  ジョン・ラーム  Spain  +1  F  +1  73     73
T42  ウィンダム・クラーク  United States  +1  F  +1  73     73
T42  ジャスティン・ローズ  England  +1  F  +1  73     73
T42  エリック・コール  United States  +1  F  +1  73     73
T42  バッバ・ワトソン  United States  +1  15  +1      
T42  アダム・スコット  Australia  +1  13  +1      
T42  サヒス・シガーラ  United States  +1  11  +1      
T42  ダスティン・ジョンソン  United States  +1  10  +1      
T42  コリン・モリカワ  United States  +1  10  +1      
T54  ジェイク・ナップ  United States  +2  F  +2  74     74
T54  オースティン・エックロート  United States  +2  F  +2  74     74
T54  ステファン・イェーガー  Germany  +2  F  +2  74     74
T54  シャール・シュワーツェル  South Africa  +2  F  +2  74     74
T54  @ クリスト・ランプレフト  South Africa  +2  F  +2  74     74
T54  クリス・カーク  United States  +2  F  +2  74     74
T54  ミン・ウー・リー  Australia  +2  F  +2  74     74
T54  リー・ホッジス  United States  +2  F  +2  74     74
T54  カミロ・ビジェーガス  Colombia  +2  F  +2  74     74
T54  デニー・マッカーシー  United States  +2  F  +2  74     74
T54  マイク・ウィア  Canada  +2  F  +2  74     74
T54  キム シウー  Korea  +2  F  +2  74     74
T54  @ スチュワート・ハーガスタッド  United States  +2  F  +2  74     74
T54  J.T. ポストン  United States  +2  16  +2      
T54  ジョーダン・スピース  United States  +2  11  +2      
T69  ルーク・リスト  United States  +3  F  +3  75     75
T69  ビジェイ・シン  Fiji  +3  F  +3  75     75
T69  アダム・ハドウィン  Canada  +3  F  +3  75     75
T69  イム ソンジェ(任 成宰)  Korea  +3  14  +3      
T69  キーガン・ブラッドリー  United States  +3  14  +3      
T69  サム・バーンズ  United States  +3  14  +3      
T75  @ サンティアゴ・デ・ラ・フエンテ  Mexico  +4  F  +4  76     76
T75  ゲーリー・ウッドランド  United States  +4  F  +4  76     76
T75  ザック・ジョンソン  United States  +4  F  +4  76     76
T75  リッキー・ファウラー  United States  +4  F  +4  76     76
T75  松山 英樹  Japan  +4  F  +4  76     76
T75  グレイソン・マーレイ  United States  +4  F  +4  76     76
T75  エミリアーノ・グリージョ  Argentina  +4  F  +4  76     76
T82  ホセ・マリア・オラサバル  Spain  +5  F  +5  77     77
T82  ニック・テイラー  Canada  +5  F  +5  77     77
T82  ニック・ダンラップ  United States  +5  F  +5  77     77
T85  エイドリアン・メロンク  Poland  +6  F  +6  78     78
T85  久常 涼  Japan  +6  F  +6  78     78
T87  @ ジャスパー・スタッブス  Australia  +8  F  +8  80     80
T87  フレッド・カプルス  United States  +8  F  +8  80     80
89  ピーター・マルナティ  United States  +10  F  +10  82     82

(出展; 9:11のもの  /USPGA)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー                          M2:【知ってるようで知らないマスターズ豆知識 「タイガー・ウッズはオーガスタの屋根裏部屋に宿泊した」】 4/2(火) 11:15配信 

  ※オーガスタナショナルの屋根裏部屋の内装もマスターズカラー

 いよいよ4月11日(木)からオーガスタナショナルGC(米国・ジョージア州)で、マスターズが始まる。    2021年大会で日本人初優勝を果たした松山英樹の活躍も気になるところだが、マスターズといえばコースや歴史など、さまざまな逸話が存在する。 そこで知っているだけでテレビ観戦がさらに面白くなり、ゴルフ仲間にも自慢できる豆知識を紹介しよう。

 オーガスタには屋根裏部屋の宿泊施設があって、タイガー・ウッズが宿泊したことも

オーガスタの屋根裏部屋の宿泊施設、★クロウズネスト( カラスの巣)。 アマチュア招待選手は1泊★12ドル程度でここに宿泊できる。 マスターズ・グリーンの緑の絨毯と白い壁、ベッドも緑の毛布に純白のシーツが使われている。★1番ティまで50ヤード。タイガー・ウッズも1995年、アマチュア時代に泊まった。
 
 チャンピオンズ・ディナーの始まりは?

★1952年のトーナメント開催中、ディフェンディング・チャンピオンの★ベン・ホーガンが歴代の優勝者全員を招待し、夕食会を開いたのがきっかけ。 当時は、「チャンピオンズ・ディナー」という名称ではなく、「マスターズ・クラブ」という呼び方だった。
 
 地下室にはビンテージワインがずらり

クラブハウスの地下室にワインセラーがあり、世界の逸品、ビンテージワインがずらっと並んでいる。メンバーのひとりが大のワイン好きで、コツコツと集めたものが多いのだが、注文しても★お金は取らない。 彼の遺言書に「このワインの請求書は、私に回して下さい」という一文があったからだ。
 
 解説・三田村昌鳳
みたむら・しょうほう/ゴルフジャーナリスト。1949年生まれ、神奈川県出身。74年以来、40回以上マスターズを取材。95年米国スポーツライター・ホールオブフェイム、96年第1回ジョニーウォーカー・ゴルフジャーナリスト賞優秀記事賞など受賞。日蓮宗の僧侶として自坊の住職も兼ねる

(出展; /ゴルフ総合サイト ALBA Net ヤフーニュース)

 

《参考動画のURL; クロウズ・ネスト /Crowe in the Crow's Nest /マスターズ公式 3'26 👉https://youtu.be/1INRTeFgdRc》


ーーーーーーーーーー                         M3:【2024年マスターズでアマ資格が1増  “LIV勢”の扱いに変更は? 】2023/04/06 09:07

      ※含有画像;2023年 マスターズ 事前 フレッド・リドリー 早くも2024年大会の出場資格を発表したフレッド・リドリー氏(提供:Masters Images)
  ※※画像・動画はHPからご参照ください。以下同じ

  ※ ◇メジャー第1戦◇マスターズ 事前(5日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇★7545yd(パー72)

 4月6日(木)に始まる今季メジャー初戦「マスターズ」を前に、オーガスタナショナルGCのチェアマン、フレッド・リドリー氏が2024年大会の出場資格に関する変更点を発表した。

新たに★前年の全米大学体育協会(NCAA)のディビジョンI男子個人優勝者への資格を付与。今大会は2022年に優勝したゴードン・サージェント(ヴァンダービルト大)が特別招待で出場しており、リドリー氏は「主要なアマチュア大会として、認めるべきときだと判断した」と説明した。

「LIVゴルフ」に参戦している選手への扱いについて★変更点はなし。「我々は毎年、出場資格を見直している。物事は進んでいくのだから、その点で柔軟性を持たせる必要がある。将来的には変更があると思うが、今朝発表した以上のものはありません」と話すにとどめた。

 ★昨年8月から世界ランキングの算出方法が新システムに切り替わり、PGAツアーとほかの各主要ツアーで獲得できるポイント差が拡大。PGAツアー以外で優勝を重ねても、マスターズへの道となる世界ランク50位以内に食い込む★ハードルが高くなった。

リドリー氏はPGAツアー以外の主要ツアーのトップ選手について、「その点で何か変更を加えるとは明言できないが、検討はする」とコメント。 一方で「現実問題として、ほかのツアーのフィールドの強さも考えなければならない」とも話し、慎重な姿勢を崩さなかった。(ジョージア州オーガスタ/亀山泰宏)

<2024年マスターズ出場資格 一覧>

1.マスターズの歴代優勝者(生涯)
2.全米オープンの優勝者(5年間)
3.全英オープンの優勝者(5年間)
4.全米プロの優勝者(5年間)
5.ザ・プレーヤーズ選手権の優勝者(3年間)
6.直近のオリンピック金メダリスト(1年)
7.全米アマ優勝者(1年/A)、同準優勝者(1年/B)
8.全英アマ優勝者(1年)
9.アジアパシフィックアマ優勝者(1年)
10.ラテンアメリカアマ優勝者(1年)
11.全米ミッドアマ優勝者(1年)
12.全米大学体育協会(NCAA)のディビジョンI男子個人優勝者(1年)
13.前年のマスターズ12位タイまでの選手
14.前年の全米オープン4位タイまでの選手
15.前年の全英オープン4位タイまでの選手
16.前年の全米プロ4位タイまでの選手
17.前年のマスターズ以降のPGAツアー優勝者(フェデックスカップのフルポイント対象試合)
18.前年のツアー選手権の出場資格獲得者
19.前年末時点の世界ランク50位までの選手
20.マスターズ前週の世界ランク上位50位までの選手

(出展; /GDO)

 

ーーーーーーーーーーーー                     M;4【「ドローヒッターが有利」は過去の話?
    長くなり続けるコース    今年の優勝の行方~勝つのは「経験」か「勢い」か~ 】  2024年3月19日

 今年もまもなく始まる、「ゴルフの祭典」マスターズゴルフトーナメント。 今回から3回にわたって「2024年マスターズプレビュー」として、マスターズとその開催コースであるオーガスタナショナル・ゴルフクラブについて取り上げます。

 1回目はマスターズにおける選手とコースのせめぎ合いの歴史についてです。
開催コースを変えることなく続いてきたメジャートーナメント、、男子の四大メジャートーナメントのうち、全米プロ、全米オープン、全英オープンの3つは毎年開催コースを変えて開催されています。

それに対しマスターズは、「オーガスタナショナル・インビテーション」として開催された1934年の第1回以来、オーガスタナショナル・ゴルフクラブを会場に行われてきました。その間ゴルフテクノロジーは進化を続け、それに対応すべくコースも変貌を遂げてきたのです。

 「ドローヒッターが有利」は過去の話?

オーガスタに関して長らく言われていた定説に、「オーガスタはドローボール(左に曲がるボール)を打つ選手が有利」というものがあります。 その根拠は、オーガスタにおける左ドッグレッグ(左へ曲がるホール)の多さです。

パー3の4ホールを除く14ホールのうち、左ドッグレッグのホールは2番、5番、9番、10番、13番の★5ホール。 また14番は、ストレートなホールながらフェアウェイが左から右に傾斜しているため、ドローボールで攻めるのがセオリーとなっています。

一方、右ドッグレッグは★18番の1ホールのみ。   左ドッグレッグの偏りがお分かりいただけるでしょう。左ドッグレッグが多い理由として、一説にはオーガスタの創設者でありコースの設計も行ったボビー・ジョーンズがドローヒッターだったためとも言われています。

しかし「オーガスタはドローヒッターが有利」の定説は、もはや過去のものになろうとしているのが実情です。 実際過去5年のマスターズ優勝者を見ると、2023年のジョン・ラーム、2022年のスコッティ・シェフラー、2020年のダスティン・ジョンソンはボールが右に曲がるフェードヒッターと言われている選手です。

また、2021年の松山英樹と2019年のタイガー・ウッズも、ドロー一辺倒というよりはドローとフェードを打ち分けて優勝をつかみました。

定説が覆りつつある理由は、何と言ってもゴルフにおけるテクノロジーの進化です。

かつてドライバーヘッドの主な材料がパーシモン(柿の木)だった時代、他のコースよりも距離が長く、かつ左ドッグレッグが多いコースの攻略には、飛距離の稼げるドローボールをコースなりに打っていくというのが有効でした。

しかし1990年代以降、クラブやボールといった道具に関するテクノロジーは飛躍的に進化し、それに則したゴルフ理論も確立されます。

結果、トッププロが軒並みキャリー300ヤード以上のショットを放つようになり、コースと選手たちの力関係は逆転。フェードヒッターでも、オーガスタを攻略できるようになったのです。

中には、「ランが少なく狙いどころに止めることのできるフェードの方が、今やオーガスタには有利」という人もいます。 これから定説はどうなっていくのかという点にも注目です。

 長くなり続けるコース

セオリーを覆すような攻め方をされるようになったオーガスタですが、手をこまねいているわけではありません。選手たちの飛距離に対応するため毎年のようにコースは長くなり、今年の大会は★7,555ヤード・パー72で開催されます。

オープン当初と比べれば、実に★600ヤード以上全長が伸びた計算です。

実は1999年まで、コースの全長は約7,000ヤードでした。つまり、オープンから★60年以上で100ヤード程度しか延びていなかったものが、★この20年余りで約500ヤードも伸びたわけです。

このように方針変更をさせる大きなきっかけとなった大会がありました。タイガー・ウッズが初優勝した1997年の大会です。                   当時の大会最少ストローク記録である18アンダー、今でも記録となっている2位に12打差をつけての圧勝劇。 そしてそれを可能にした圧倒的なドライバーの飛距離は、主催するオーガスタナショナル・ゴルフクラブに衝撃を与えました。

これを機にクラブ側はマスターズ開催にふさわしいオーガスタナショナルという舞台を維持すべく、コースの延長をメインとするコース改造を頻繫に行うようになります。

まず ➊1999年には、全長を7,100ヤード台に延長。 併せて、それまでなかった★ラフ(セカンドカット)の導入やフェアウェイへの植樹、グリーンやバンカーの改修も実施しました。

そして➋2002年の大会前には9ホールに及ぶ大改造を断行。その結果、全長は285ヤード伸び7,400ヤード台になります。

その後も数年ごとに改造※が行われ、現在のコースは7,500ヤード台にまでなった訳です。

ゴルフ史家やコースの批評家の中には、「もはやオーガスタは、設計したボビー・ジョーンズとアリスター・マッケンジーが思い描いていたコースではなくなった」という厳しい意見もあります。

一方クラブ側は、2002年の改造に際して「改造の目的は、オーガスタを時代に適したコースにすること。それがオーガスタの伝統である」と述べています。    古いコースでありながらも改造・改修によって選手の挑戦を受けて立つトーナメントコースであり続けていることについて、評価する声が多いのも事実です。 今後オーガスタナショナルのコースは、どのように変わっていくのでしょうか。

 今年の優勝の行方~勝つのは「経験」か「勢い」か~

そんなオーガスタナショナルで、今年グリーンジャケットを着るのは誰なのか。 記事の最後に、今大会の優勝の行方を占ってみたいと思います。注目するのは優勝者の出場回数です。

まずは過去10回のうち、大会初優勝だった選手たちの優勝時の出場回数をご覧ください。

2023 ジョン・ラーム 7回目
2022 スコッティ・シェフラー 3回目
2021 松山英樹 10回目
2020 ダスティン・ジョンソン 10回目
2018 パトリック・リード 5回目
2017 セルヒオ・ガルシア 19回目(※初優勝までの最多出場回数記録)
2016 ダニー・ウィレット 2回目
2015 ジョーダン・スピース 2回目
(※出場回数にはアマチュア時代も含む。2014年のバッバ・ワトソンと2019年のタイガー・ウッズは初優勝ではないため除く。)

初優勝までの最多出場回数記録となったセルヒオ・ガルシアの19回を筆頭に、★8人中5人は大会に5回以上出場した末の初優勝でした。              毎年コースが変わらず、またターゲットに対する的確なショットが求められるマスターズにおいては、経験がものを言うとされています。

事実、初出場で優勝したのは1934年のホートン・スミス、1935年のジーン・サラゼン、1979年のファジー・ゼラーの★3人だけ。 1934、35年はそれぞれ第1回、第2回大会だったことを考えると、実質的にはゼラー一人だけと言えるでしょう。

オーガスタでの経験豊富なプレーヤーの中からの優勝候補として挙げられるのが、松山英樹です。 今年2月には難コース・リビエラCCで行われた「ザ・ジェネシス招待」を制し、2年ぶり、そしてアジア勢単独最多となるツアー9勝目を飾りました。 その後も好調を維持しており、2着目のグリーンジャケットも十分に期待できます。

また、「ザ・ジェネシス招待」以来の出場が確実視されているタイガー・ウッズ、16度目の出場で悲願の初優勝とグランドスラム達成を狙うローリー・マキロイにも注目です。

一方で、ジョーダン・スピースとダニー・ウィレットは出場2回目、スコッティ・シェフラーは出場3回目での優勝と、近年では飛躍した選手や直前に好調だった選手が勢いそのままにマスターズを制するというケースも見られます。

今大会に余勢を駆って出場する選手の筆頭が、初出場のウィンダム・クラークです。 大学時代に最愛の母を亡くし2019年のPGAツアーデビュー後もなかなか勝てなかったクラークですが、昨年2023年に一気にブレイク。

5月にツアー初優勝を飾ると、6月の「全米オープン」ではマキロイやリッキー・ファウラーらの実力者をかわしてメジャー初制覇まで成し遂げます。 今年も2月にツアー3勝目を挙げ、その後も優勝争いをしているクラーク。

今や世界ランク5位の実力者となった彼なら、ゼラー以来となる初出場初優勝も夢ではありません。勝つのは「経験」か「勢い」か…今大会ではぜひその点にも注目してください。

さて今回は主にコースの変化に注目してきましたが、変化してきたのはコースだけではありません。大会の規模や時代の変化に伴い、実はクラブの敷地やマスターズへの出場資格、さらにはクラブ組織も変わってきたのです。 次回は、そんなコース以外での変化についてご紹介します。

  佐々木雄介 ;1982年生まれ。大手建機レンタル会社や書店チェーン、金属材料販売会社に勤務する傍ら、小学生のころにテレビで見たイギリスにあるリンクスコースの光景に衝撃を受けて以来、ゴルフコースに関する情報収集を趣味としている。 ゴルフコースに関する蔵書は、洋書も含めて数十冊。

   (出展;/賢者の人事)

 

ーーーーーーーーーーーー                      M5:【マスターズトリビア ~マスターズの軌跡 】

  
 パトロンとは

オーガスタでは観客のことを“パトロン”(支援者・後援者)と呼ぶ。
大会スタート当初、大会の資金を提供したオーガスタのメンバーを“パトロン”と呼んだ。
現在は資金提供の代わりに入場料やグッズ売り上げから賞金額が決められている。
そのため入場客をギャラリーではなく、パトロンとよんでいる。

 賞金総額

賞金総額は大会前に決まっておらず、★最終日の前日に発表される。
2022年の賞金総額は1500万ドル(約19億8900万円)、優勝賞金は270万ドル(約3億5800万円)。
ちなみに、1934年第1回大会の優勝賞金は1500ドルだった。

 優勝者に送られるグリーンジャケット

★1937年オーガスタナショナルGCのメンバーが着用するようになった。
マスターズ優勝者に贈られるようになったのは★1947年大会からでその年の優勝者はサム・スニード。
複数回優勝した選手が表彰式で着させてもらうジャケットは選手自身のジャケットで、★新たにジャケットをもらうことはない。
ちなみに、グリーンジャケットはコースの外に持ち出すことは出来ない。但し、優勝した選手のみ翌年のマスターズまで1年間持ち出すことができる。
優勝者にはグリーンジャケット以外に、クラブハウスをかたどったトロフィーと金のメダルが送られる。

 アーメンコーナー

11番、12番、13番ホールを指す。
ドラマティックに大きくスコアが動くことが多い。
★1958年にスポーツ雑誌の記者だった「ハーバート・ウォーレン・ウィンド」が★ジャズの曲のタイトルから命名した。
それ以降オーガスタの難しさを象徴する言葉として使われている。

 オーガスタナショナルGCの全長

1934年の第1回大会は6985ヤードで争われた。
その後、2002年大会の前に大改造をし、285ヤード伸びた。
その後も徐々に延長され、2019年さらに40ヤード伸び、現在は7545ヤードとなった。
当初から560ヤード延びている。(※2024年7555Yだから600Yに更に伸びた)

 始球式をつとめる往年の名手たち

大会初日の第1組スタート前に、1番ティで始球式が行われている。
これまでこの名誉あるスターターを務めた選手はわずか★9人👇。
2018年のオナラリースタートはジャック・ニクラウスとゲーリー・プレイヤーの2人が行なった。

 パー3コンテスト

オーガスタナショナルGC内のパー3コースを使用し、大会週の★水曜日に開催。
1975年と1981年に青木功、1988年に中嶋常幸が優勝している。
ちなみにパー3コンテストの優勝者はその年の本戦で優勝できないというジンクスがあり、現在でもジンクスが破られていない。

 アイゼンハワーとオーガスタ

ゴルフ好きで知られた故アイゼンハワー第34代アメリカ大統領にちなんだ場所はコースには点在する。
パー3コースが囲む★池は、彼のために作られた釣り堀で「アイクスポイント」、10番ティーに近い一軒家は「アイゼンハワー・キャビン」と呼ばれる。

 天井知らず!伸び続ける優勝賞金

マスターズでは他の大会と違って、賞金総額や優勝賞金を前もって発表することはない。
その年の入場者数やグッズの売り上げなどによって変わってくるためで、発表されるのは最終日を迎える前である。
昨年の優勝賞金は324万ドル(約4億2800万円)とここ10年で2倍。
ちなみに2023年優勝のラームは通算276打だったので、1打当たり約155万円となった。

 クラブハウスは南部初のコンクリート製

優勝者に贈られるトロフィーはオーガスタのクラブハウスをかたどったものだが、このハウスは同クラブが新しく建てたものではなく、クラブ創設の★80年近く前の★1854年に地元の農園主が建てたもの。
★南部で初のコンクリート造りとされ、その後補修改装を重ねながらマスターたちを迎え入れてきた。
屋根の上に飛び出ているのは展望窓だが、風景を展望するためのものではなく、★奴隷たちを監視する見張台だった。

 メディアの先走りから定着した「マスターズ」

マスターズの名付け親は、クラブの創設者であるボビー・ジョーンズではない。
1934年、トーナメントを開催するに当たり、ジョーンズの右腕として長く同クラブの会長を務めた★クリフォード・ロバーツが「マスターズ」という名称を提案すると「おこがましい」と反対。
ところがメディアは勝手に「マスターズ」と呼びはじめ、それが一般に広まってしまった。
これでジョーンズもやむなく同意。★39年から正式に「マスターズ」と呼ばれるようになった。

 表彰式のグリーンジャケットは仮のもの

グリーンジャケットは、もともとはクラブのメンバーのユニフォームのようなものだった。
これを着ていればギャラリーのなかでも一目でわかる。
勝者に贈られるようになったのは★1949年大会(サム・スニードが優勝)から。
なお表彰式で着ているのは★サンプルで、後日体型に合わせたジャストフィットのものが贈られる。

 1年間は持ち出しOK

松山英樹が優勝した際には、帰途の空港でグリーンジャケットを大事そうに抱えている姿が有名になったが、コース外に持ち出せるのは1年間だけ。
翌年の大会前には返還しなければならず、その後はチャンピオンズロッカーに保管され、チャンピオンズディナーなどコ ースを訪れたときのみ着ることが許される。

 コースに彩りを添える花々

オーガスタは雰囲気も風景もすべてが美しく、コースに咲く花々もその大きな要素だ。
1番のティーオリーブ(ギンモクセイ)にはじまり18番のホーリー(セイヨウヒイラギ)まで、各ホールに異なった花や木が植えられ、コースを彩っている。
各ホールの愛称にもなり、とりわけマスターズの季節には13番のアザレア(ツツジ)が美しい。
また、ハウス前庭には花で米国をかたどった花壇がある。

 “美しさ”を支える数多くの委員会

初めて出場した選手たちが口を揃えていうのは「スムーズで美しい大会運営」だ。
そのベースにあるのが★驚くほどの数の委員会で、「ルール委員会」や「トーナメント改善委員会」に始まり「大会本部委員会」まで実に★20いくつもの委員会がある。
特異なのは「場内管理とゴミ処理委員会」で、このスタッフたちのおかげで、プレーヤーにとってもギャラリーにとっても常に気持ちよく美しい環境が保たれている。

 マスターズの歴史はコース改造の歴史

守るべきものは頑なに守る一方、時代に即応して変えるべきものは速やかに変えていく。
これこそがオーガスタ流で、いい例がコースの改造でこれまで多かれ少なかれ毎年のように改造が施されてきた。
特に2023年は13番(パー5)が大改造され、距離が35ヤードも伸ばされた。
“飛びすぎ”といわれる時代にあっても、最高の選手たちが最高の技で競える舞台を用意するという姿勢が貫かれている。

(出展;/TBS)

 

ーーーーーーーーーーーー                 M6;【Masters 101: Honorary Starters 】

 Traditions can’t happen quickly, they need time to be handed down from one person to the next. Part of what makes the Masters Tournament so memorable are the unique traditions that take place in Augusta. These special customs have grown to become a beloved part of the fabric of the Tournament. It all begins with one of the most cherished of them all, the Honorary Starters.The practice of having someonehit the first shot at the Tournament dates back to 1941, when amateur Francis Ouimet fortuitously began the custom by playing in the first round of the Tournament before withdrawing. While the role of Honorary Starter wasn’t official quite yet, Ouimet’s appearance at the urging of Tournament co-Founder Bobby Jones was enough to plant the seed of an idea that would eventually start the tradition. The role of Honorary Starters was formalized over 20 years later when Jock Hutchison and Fred McLeod hit the first shots of the 1963 Masters. Every year since, the Tournament begins only after at least a few Masters champions have played the first balls.

The role of Honorary Starter is mark of distinction on not only Masters winners but for social pioneers, as well. Last year, Lee Elder was an Honorary Starter as recognition for his groundbreaking contribution to the game of golf as the first Black golfer to play in the Masters. This year, two-time Masters Tournament champion Tom Watson will become only the 11th Masters participant to serve as an Honorary Starter. Watson will serve with Jack Nicklaus and Gary Player as part of this celebrated tradition.

Since 1963 the legends of golf have served as Honorary Starters. The list of past champions reads like a register of the greatest of all time including Byron Nelson, Gene Sarazen, Sam Snead and Arnold Palmer. It’s all a jovial affair, but there is always a little friendly competition going on amongst the starters. Who can hit the best drive in the ceremony is still very much in the mind of these greats.

Although it's a general custom and not a written rule, there's never just one Honorary Starter. In 1983, Ken Venturi served as an Honorary Starter for a single Tournament to accompany Gene Sarazen when Nelson was unable to participate because of injury. This convention is similar in spirit to sending an accomplished Augusta National member to join a single player if the Tournament cut is an odd number. 

The first tee fills up early on Thursday morning to watch the Honorary Starters officially start the Masters. The crowd is filled with friends and family, eager patrons and even Tournament players who come to see the heroes of the game and experience the thrill of the Tournament getting underway. The ceremony instills an excitement we all can enjoy, regardless if you are standing under the Big Oak Tree or streaming the ceremony at home.

 

(出展:/By Michael Williams /Tuesday, April 05, 2022 MastersHP)

ー ※G先生翻訳👇

 伝統はすぐにできるものではなく、人から人へと受け継がれるには時間が必要です。 マスターズ トーナメントを思い出深いものにしている理由の 1 つは、オーガスタで行われる独特の伝統です。

これらの特別な習慣は、トーナメントの構成要素の愛される一部として成長しました。 すべては、その中で最も大切にされている名誉スターターの 1 人から始まります。 

 トーナメントで誰かに最初のショットを打たせる習慣は 1941 年に遡り、アマチュアの「フランシス ウィメット」がトーナメントの第 1 ラウンドでプレーすることで偶然この習慣が始まりました。撤退する前に。

名誉スターターの役割はまだ正式ではなかったが、トーナメントの共同創設者ボビー・ジョーンズの勧めでウィメットが出場したことは、最終的にこの伝統を始めるアイデアの種を蒔くのに十分だった。 名誉スターターの役割は、20 年以上後、「➊ジョック・ハッチソン」と「➋フレッド・マクロード」が 1963 年のマスターズで最初のショットを打ったときに正式に定められました。

それ以来毎年、少なくとも数人のマスターズチャンピオンが最初のボールをプレーした後にのみトーナメントが始まります。

名誉スターターの役割は、マスターズ優勝者だけでなく、社会の先駆者にとっても名誉あるものです。   昨年(※2021年)、「➓リー・エルダー」はマスターズでプレーした初の黒人ゴルファーとしてゴルフ界への画期的な貢献が認められ、名誉スターターに選ばれました。 今年(※同2022年、以下同じ)、マスターズトーナメントで2度優勝している⓫「トム・ワトソン」は、名誉スターターを務める11人目のマスターズオナラリースターター参加者となる。 ワトソンは、この有名な伝統の一環として、➒ジャック・ニクラウスと ➑ゲイリー・プレーヤーとともに奉仕することになりました。

1963 年以来、ゴルフ界のレジェンドたちが名誉スターターを務めています。 過去のチャンピオンのリストには、「➌バイロン・ネルソン」、「➍ジーン・サラゼン」、「➎サム・スニード」、「➏アーノルド・パーマー」など、史上最も偉大な選手たちが名を連ねているようだ。  

それはすべて陽気な出来事ですが、スターターの間では常にちょっとした友好的な競争が起こっています。  セレモニーで誰が最高のドライブを打つことができるかは、これらの偉人たちの心の中に今でも強く残っています。

 あまり知られていないかもしれませんが、初期の名誉スターターはドライバーショットを打ち始めてからその後クラブハウスに戻るだけでなく、9 ホール以上のゴルフをプレーし続けていました。 名誉スターターは現在、★最初の 9 ホールを通過するどころかプレーをすることもできませんが、制服を着たキャディを自由に使えるためゴルフバッグはいっぱいです。

 これも一般的な習慣であり、明文化された規則ではありませんが、名誉スターターが 1 人だけということはありません。  1983年、ネルソンが怪我で出場できなかったとき、「➐ケン・ベンチュリ」はジーン・サラゼンに同行して単一トーナメントのみの代理で名誉スターターを務めました。 この大会は、トーナメントの出場枠が奇数の場合に、熟練したオーガスタナショナルメンバーを単一のプレーヤーに参加させるのと精神的に似ています。

 名誉スターターがマスターズを正式にスタートするのを見るために、木曜日の朝早くに最初のティーグラウンドがパトロンで満席になります。 群衆は友人や家族、熱心な後援者、さらにはゲームのヒーローを見に来て、トーナメントが始まるスリルを体験するトーナメントプレイヤーでいっぱいです。 

 この式典は、大きな樫の木の下に立っている場合でも、自宅で式典をストリーミングしている場合でも、私たち全員が楽しめる興奮を与えてくれます。

ーーー                               初版20240412 以下は次ページに 字数制限

 

 
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