タイ語板  5枚目~!!  

ドラマ板 ~ おしん

ドラマ板 ~ おしん

 

1983年 NHK大河ドラマ 全297話                               橋田壽賀子 原作

 NHK大河ドラマの31作目、NHK30周年記念作品で、『鳩子の海』以来の1年間放送となった。 視聴率は初回が39..2%、平均52.6%、最高は62.9%(1983/11/12(186回;太平洋戦争編の初回、かよの行方が分かる回))だった。 今日までにタイも含め世界68カ国で放映され、初放映のシンガポールでは80%、イランでは90%を記録している。                                                  少女編    第  1回~ 36回 小林綾子主演 ※第一部                                                   青春篇    第 37回~ 86回 田中裕子主演 ※第二部 225回まで                                           試練編    第 87回~136回 同上                                              自立編    第137回~185回 同上                                     太平洋戦争編 第186回~225回 同上                                        再起編    第226回~261回 乙羽信子主演 ※第三部 297回まで                                        完結編    第227回~297回 同上                                      長いのでキャストも沢山、、また幾つかに分かれるかも、、

--                                                             一年 ตลอดปี /ta lɔ̀ɔt pii ※Weblio先生作

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キャスト

1 主人公

谷村しん(たにむら しん)(少女期) 演 - 小林綾子
第1部(初回 - 36回)主人公。1901年明治34年)生とされている。利発で心の優しい少女。家の貧しさと口減らしのため7歳で奉公に出される。しかし奉公先の厳しさに耐えかね、抜け出し遭難しかけた所を脱走兵・俊作に助けてもらい様々なことを教わる。
その後、酒田の米問屋「加賀屋」に奉公に出ることになり、当家の跡取り娘・八代加代のかけがえの無い友情と、大奥様・くにの教えを一身に受け、立派に成長していく。
谷村しん → 田倉しん(たにむら しん → たのくら しん)(青春〜成年期) 演 - 田中裕子
第2部(37回 - 225回)主人公。 初登場時は16歳。くにの薦めで見合い結婚することになったが、農民運動を指導する浩太と出会い、淡い恋心を抱く。縁談は泥酔した見合い相手をうっかり突き飛ばしたのが原因で破談。加賀屋を出ることになってしまう。
家に戻ったおしんは、死んだ姉・はるの夢であった髪結いの見習いとなるため上京し「長谷川」の女主人・たかの下で、洋髪を主とした天才的な髪結いとして活躍することとなる。
仕事を通じて羅紗問屋「田倉商店」の主人・田倉竜三と出会い、親の反対を押し切って結婚。商売にも類稀な才能を発揮し、子供服の製造業で工場を構えるまでになったが、関東大震災で全てを失う。
後に竜三の故郷佐賀に移るが、姑の清の辛い仕打ちを受け、遂には死産を経験してしまう。心身ともに疲れ、耐えかねたおしんは佐賀を出る決心をし、雄を連れながらも持ち前の度胸と順応の速さにより新しく仕事を覚えては、その土地ごとで生活するようになる。
東京で露店商、酒田では食堂兼飲み屋、そして浩太の紹介で三重で魚の行商をはじめることになる。
田倉しん(たのくら しん)(中年〜老年期) 演 - 乙羽信子
第3部(226回 - 最終回)主人公。 戦争で夫・竜三と長男・雄やすべての財産を失うが、魚の行商で一からやり直す。 次男の仁ら残された家族の支えもあり再び自分の店を構えるまでに立ち直るが、商売のことや子供たちの結婚など苦労が絶えない。成人した子供たちを諭そうとしても思い通りにならず、「もう時代が変わったのだ」とあきらめることが増える。
息子の仁が店をスーパーに転換し大成功するが、商売に対する姿勢は変わらず、店を改装するまで総菜売り場を担当した。商売と仁夫婦の危機に家族の団結を訴え、田倉家をまとめあげた。
第1部・第2部は、老境に差し掛かったおしんがそれまでの半生を振り返り、義理の孫となる圭とともに思い出の土地を巡る旅をしつつ、圭に当時の出来事を語り次ぐという形式で描かれており、ストーリー全体の狂言回しの役割も果たしている。

2 おしんの故郷の村

2-1 谷村家

谷村ふじ(たにむら ふじ) 演 - 泉ピン子
おしんの母。貧しい小作農家に17歳で嫁いできた働き者。普段から家の炊事洗濯から朝から夕方まで田畑を耕す小作人の仕事をしていた。家族想いな性格で、何かとおしんを気にかける。
おしんに代わって銀山温泉に出稼ぎに行き、酌婦[注 13]として働いたこともあった。この姿でおしんに再会したときは「(家族に)顔向けできないようなことはしていない」と言い聞かせた[注 14]
白血病になり、昭和4年の暮れに山形の実家で亡くなる。
現代のパートにおいておしんの部屋に置かれている古いこけしは、おしんが酒田の加賀屋に奉公する前に銀山の宿で働くふじを訪ねて去る際に、母からもらった大事な物である。
谷村作造(たにむら さくぞう) 演 - 伊東四朗
おしんの父。貧しい小作農家で働き者。厳しい性格だが、貧しい大家族を養うために辛い気持ちを人前では見せない。しかし、7歳のおしんを奉公に出す際は川岸でおしんが乗る船を心配のあまり追いかけていくなど、根は悪い人ではない[注 15]。が、その後も、表向きは常におしんに対しては冷たい批判的な態度をとり続け、おしんが最初の奉公先から逃げ出した際も心配することも無く、母親のふじが探しに行こうとすると叱責して阻む。また、おしんが無事に帰って来た時は、平手打ちをして叱責するが、小屋のわらの中で眠っているおしんをなでたりもする。しかし、俊作と一緒にいたことを「国賊の脱走兵と一緒にいた」として、激高しおしんを殴りつけ、出血して倒れ気絶させた。小作農に疲弊しており、おしんが帰ってきて間もなくブラジルへの一家そろっての移民を考えるが、なかが体の自由がきかないことを理由に、おしんやふじ達に反対され断念する。大正10年、おしんの結婚祝いの杯を交わしたその夜、肝硬変で死去。
谷村なか(たにむら なか) 演 - 大路三千緒
おしんの祖母。働き者で、布を織ってわずかな現金収入を得ていたが、おしんが物心つく頃にはリウマチで手足が不自由になっており、かろうじて子守りやご飯の支度ができる程度の体になっていた。
初めての奉公へと旅立つおしんに50銭銀貨を与えるなど、孫のことをいつも気遣っていた、心優しい老女。 故におしんも家を思うたびに祖母のことを気遣っていたが、ふじが出稼ぎから帰ってきたあと危篤に陥り、急遽帰郷できたおしんと再会し、おしんが作ったおかゆを食べてこの世を去った。
貧しさの中で家族のためにだけ働いて死んでいった祖母の辛い生き様はその後のおしんの人生感に影響を与える。
谷村庄治(たにむら しょうじ) 演 - 吉岡祐一(12歳期:佐野大輔
おしんの兄。成人してからは小作の長男として生まれてきたことを憾んで酒におぼれたこともあった。とらと結婚してからは、両親を古い家に住まわせて、おしんの仕送りで建てた新居で別居する。
おしんが圭と一緒に実家の墓参りをする時の会話から、現在は亡くなっていることがわかる。
谷村とら(たにむら とら) 演 - 渡辺えり子
庄治の妻。長男の嫁だが庄治と子供たちの生活を第一に考えており、姑のふじや時折実家に帰ってくるおしんのことは、口やかましく図々しいと冷たい態度を取る。
昭和43年、突如として伊勢のおしんの元に家出して来る。理由は嫁と息子から邪険にされたことであった。しばらく滞在した後、迎えに来た庄治とともに帰って行った。
庄司ととらの子供たち 演 - 劇団いろは
庄治ととらの子供たち。昭和43年時点では、庄治ととらを実家に残して東京でバラバラに生活している。
谷村はる(たにむら はる) 演 - 千野弘美(10歳期:仙道敦子
おしんの長姉。貧しい家計を支えるため奉公に出ている。年季が明けて帰宅したとき、脱走事件をおこしたおしんが読み書きできるのに感心し、奉公先から餞別にもらった銭を石盤と石筆を買う代金として与える。その後製糸工場で働くが、過酷な労働環境により肺結核で死亡。髪結になる夢をおしんに託す。享年19。
谷村みつ(たにむら みつ) 演 - 古坂るみ子(8歳期:長谷川真由美
おしんの次姉。奉公に出ている。 大正10年、23歳になった時点でも奉公人として生活しており、独身である。作造が危篤の時は、正助・コウと実家に戻り、おしんと一緒に父親を看取った。昭和4年時点では、工場の従業員と結婚しており、子供が3人いる。
谷村正助(たにむら しょうすけ) 演 - 小林徹也(4歳 - 5歳期:住吉真沙樹
おしんの弟。作造が危篤の時は、みつ・コウと実家に戻り、おしんと一緒に父親を看取った。昭和4年時点では、農家の作男をしている。
谷村コウ(たにむら こう) 演 - 鍵本景子(2歳 - 3歳期:片桐尚美
おしんの長妹。作造が危篤の時は、みつ・正助と実家に戻り、おしんと一緒に父親を看取った。昭和4年時点では、奉公人として働いている。
谷村スミ(たにむら すみ) 演 - 柳美帆
おしんの次妹で谷村家の末娘。おしんが奉公に出る切っ掛けとなった。その後貧しさのため母ふじが銀山温泉へ働きに出ることになり、養育出来なくなり乳飲み子のうちに他家へ貰われていった。

2-2 中川材木店

中川軍次(なかがわ ぐんじ) 演 - 平泉征
おしんの最初の奉公先である中川材木店の主人。幼少のおしんのことを気にかけ、松田先生からの申し出を受け入れておしんを尋常小学校に通わせるなど理解はある。しかし、つねの高圧的態度の前には何の役にも立ってはいなかった。
後年、老年期のおしんが訪れた時は中川材木店はなくなっており、土地の人の記憶にもなかった。後述する中川材木店の人達の消息は現在は不明である。
中川きん(なかがわ きん) 演 - 今出川西紀
中川軍治の妻。おしんのことを気にかけていたが、やはりつねに言いくるめられることが多かった。
つね 演 - 丸山裕子
中川材木店の奉公人。家事を20年以上取り仕切って来た女中で、奉公にきたおしんの躾け係となる。仕事熱心だが、頑固で気が強く、口調もきつい。幼いおしんにも容赦なく厳しく接する。おしんが小学校に通いはじめると「奉公人の分際で」と反対して昼飯を与えず、軍次・きん夫妻からもなだめられたが、学校をやめると「やっとわかったか」と喜んだ。自分の財布から50銭銀貨がなくなったのをおしんが盗んだと決めつけ、おしんの銀貨を取り上げる。おしんの失踪後、軍次がつねの財布から無断で銀貨を借りてそのことを言い忘れていただけと判明するが、反省するどころか、奉公の代償の米を取り返すことを口入屋に指示して一層おしんを苦しめる。
しかし、この時の厳しいしつけにより、おしんは家事と辛抱強く働くことを身につけた。
中川武(なかがわ たけし) 演 - 高階則明
中川材木店の赤子。
定次(さだじ) 演 - 光石研
中川材木店の奉公人。12才から奉公している。奉公に出るおしんを迎えに来た人物。以来、おしんを気にかけて声をかけたり、つねから庇ったりしていた。
おしんが書いた手紙を仕事のついでにふじの元に届けたり、その手紙を代読したりもしていた。
若い衆 演 - 奥山明夫椎名茂木村正一谷津勲
中川材木店で働く男たち。

2-3 左澤尋常小学校

松田信男(まつだ のぶお) 演 - 三上寛
最初の奉公先近辺にある左澤尋常小学校の教師。
授業を窓から一心にに覗き込んでいたおしんを見つけ、自身も乳児を背負って就学していた経験があったために、中川家を説得して小学校に通わせた。
金太(きんた) 演 - 長谷川幹樹
左澤尋常小学校の児童。ガキ大将。武を連れて学校に来たおしんをからかう。放課後歩いていたおしんにに武を連れて学校に来ないようにと言い、拒否しようとした彼女に木の枝で暴力をふるった。松田に告げ口したら武を殺すと言って脅し、最終的におしんが学校に通えなくなるまで追い詰めた。
川上(かわかみ) / 村山(むらやま) 演 - 渡辺憲人 / 片桐伸二郎
左澤尋常小学校の児童。
女生徒 演 - 高梨安代満仲志保
左澤尋常小学校の児童。金太や他の男生徒と共におしんのもとに集まり、集団で彼女を苛めた。

2-4 村人

源助(げんすけ) 演 - 小倉馨
口入れ屋。おしんの最初の奉公先の中川材木店を世話した。中川材木店には9歳のおぼこだと言っていたが、7歳のおしんをつれていく。おしんが逃げ出した後、おしんの前払いの米一俵を無理矢理回収する。
男の子 演 - 萩生田善道片桐尚三郎堀越太郎
村の子供たち。明治40年、おしんが釣った魚を「竿を貸してあげたのは自分だから」という理由で奪い取り、抵抗したおしんを川に突き落とす。
行方不明だったおしんが俊作の掘っ立て小屋から帰ってきた時には、おしんが脱走兵である俊作と一緒に暮らしていたことを非難して「死にぞこない」と罵り、なかに追い払われる。
村人 演 - 藤原良司諸石茂
明治40年、川で堕胎しようとしていたふじを目撃したおしんに呼ばれ、止めに入った。
行方不明だったおしんが俊作の掘っ立て小屋から帰ってきた時には、おしんは既に死んだと考えられていたため驚愕する。
おばさん 演 - 森康子
駄菓子屋の店主。中川材木店で食事を与えてもらえなくなり、祖母・なかからもらった50銭銀貨でお菓子を買うべきかしぶっていたおしんに、買い物をしないのかと尋ねた。
遠山俊作(とおやま しゅんさく) 演 - 中村雅俊
中川材木店から逃げ出したおしんを雪の山中で助けた猟師の青年。標準語を話す。山から下りず、鉄砲で撃った動物の毛皮を、松造に里で売ってもらっている。日露戦争203高地で受けた銃弾が体に残っており、時折高熱を出す。
おしんが家に帰らず山小屋にとどまるのを渋っていたが、高熱で倒れたところを看病してもらったあとは、おしんに読み書きや算数、与謝野晶子の『君死にたまふことなかれ』を教え、戦争の愚かさや命の尊さを説く。
春になり、おしんの里帰りに同行したが憲兵に見つかり、逃亡しようとしたところ射殺されてしまう。
実は脱走兵で追手から逃れるため山に潜んでいた。東京出身であり、一家は父親も兄弟も職業軍人である名門。俊作も日露戦争に出征したが、203高地の凄まじい戦いで考えが変わり、戦地から逃走。山形の山中で行き倒れていたところを松造に救われたという過去があった。
彼が大事に持っていた「君死にたまふことなかれ」の掲載された雑誌『明星』とハーモニカは里帰りの際におしんに手渡され、直後に形見となってしまったが、何時までも大切に取っておいた。この俊作と松造との生活によって、おしんは「人は物よりも心が豊かであれば幸せになれる」ことを知る。更に、「人を恨んだり憎んだり傷つけたりせず、相手の気持ちになり憐れみを持って許し接することにより、心豊かな人間になれる。」と、人の生きるべき道の教えを受け、おしんの人生観に大きな影響を与える。
松造(まつぞう) 演 - 大久保正信
俊作と共に暮らす炭焼き職人。山を転々としながら暮らしている。息子二人を203高地で亡くしており、同じくそこで傷を負った俊作を匿っている。
当初は俊作と同じく自分たちの存在を知ったおしんを煙たがっていたが、次第に孫娘のようにかわいがる。俊作の死後、おしんが憲兵の取り調べで口を割らなかったため、罪に問われなかった。
おしんが吹いていたハーモニカの音に気付いて訪ねてきて、俊作の過去をおしんにうち明け、どこかへ去っていった。
女 演 - 阿部光子
なかを探して走っていたおしんに、彼女が川の方へ行ったことを教える。
りき 演 - 渡辺富美子
谷村家の近所に住む村人。口入れをすることもある。当時の村人としては珍しく文章の読み書きが出来たため、おしんが子供の頃に奉公先の口利きをしてくれたり、字が読めないふじたちの代わりに手紙を読んで聞かせるなどおしんたちを何かと助ける。
男 演 - 小寺大介
村の裏山に杉の苗を植える作業を手伝っていたおしんを労る。
男 演 - 竹内靖
行商人。ふじと会うために銀山温泉へ向かっていたおしんに道を教える。一人で行くのか、という問いには答えずに行ってしまったおしんを唖然と見送る。
女 演 - 中村由起子
銀山温泉へ向かっていたおしんを家に泊めてあげる。

その他の村の人々

憲兵 演 - 荒瀬寛樹小田島隆
明治40年、脱走兵を探し回っていた憲兵。中川材木店を訪れ、挙動不審の者を見かけたら通報するよう言う。
憲兵 / 兵隊 演 - 草薙良一 / 麿のぼる加世幸一村上寿
明治41年、谷村家に向かっていたおしんと俊作と遭遇して2人を連行しようとし、逃走しようとした俊作を射殺する。
医者 演 - 宮沢元
大正5年、肺結核にかかったはるの往診に谷村家を訪れる。
大正10年には、肝硬変にかかった作造の往診に来る。
勝次(かつじ) 演 - 江幡高志
作造が連れてきた口入れ屋。おしんが加賀屋を辞めた後の次の奉公先を斡旋したが、女衒であった。
郵便配達員 演 - 布施木昌之
おしんからの郵便為替を山形の村の谷村家へ届ける。
大工 演 - 溝呂木但
山形の村の谷村家で、納屋があったところを更地にし、庄治のための新しい家を建てるために作業する。

 

ー ※続く  3万字制限 

 

ーーー                                                   初版20221023

①②③

(画像・1) 原作者の故・橋田壽賀子さんと3人のおしん  /デイリースポーツ

 

(画像・2) 同上。 もう何年前になるか、、乙羽信子さんも故人ですね、、  /毎日新聞

 

(画像・3) 役の衣装で3人のおしん。  /キラキラしたいっ!

 

(画像・4) おしん相関図。  /名作あらすじ

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