港町でもあるポートエレンの南端の海辺にて、
アードベッグ蒸留所 は稼動しています。
アイラ島のすべての蒸留所がそうである様に、
輸送上のことを考えて、海辺に位置しています。
海上輸送のための専用桟橋を持ち、
モルトを乾燥させる為の石炭を運び、
その帰りに樽をのせ、集積地 グラスゴー まで運んでいました。
アードベッグ蒸留所の歴史を簡単にまとめてみました。
・ 1794年 アレグサンダー スチュアート氏が創業
・ 1815年 ジョン マクドーガル氏が再建(公式上の創立)
・ 1959年 蒸留所が倒産、アードベッグ Dist社が生産を続行
・ 1973年 アライド ドメック社が買収
・ 1981年 生産規模を縮小
・ 1983年 生産中止
・ 1989年 生産再開
・ 1997年 グレンモーレンジ社が買収
・ 2006年 LVMH社 が買収 <社名は現行に近い表記にしています>
ピーティーでスモーキー。
ヘビーで重厚なモルトのため、辛苦を舐めた歴史がありました。
上記写真は アードベッグ 30年 です。
(アルコール度:40% 容量:700ml 正規輸入元:国分)
1990年代後半から2006年頃まで発売されていました。
親会社の LVMH社 の方針で、
長期熟成年数表示のみのアイテムは現在発売されておりません。
この30年物は今流行りのカスクストレングスではなく、
40度まで加水されています。
当然、源泉である アリーナムビースト湖 と ウーガダール湖 の
仕込み水が使われ、風味に華やかさを加えています。
濃い麦わら色をした黄金色、
ピートの香り、小さな白色の花、オイリーな磯の香り、
また独特のヨード香を持ち、
喉越しのアタックは強く、鼻孔にフルーツ・ドライレーズン・
ナッティな味わいが残り、アフターテイストに
スモーキーさと麦芽本来の香りが
ミックスされた風味が長く続く…。
と言われる 終売品 の アイラ シングルモルト でした。
知らなかった…。
蒸留所閉鎖前のヴィンテージ物です。
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(Ardbeg [1975] The Ultimate Islay Single Malt)アードベッグ [1975] 700ml 43度
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