小さな花びらのひとりごと

キランソウ

まだ花が少ない季節に咲き出すから、

ちょっと撮ってたら結構綺麗だなと気が付いた花です

別名、地獄の釜の蓋

地獄に入って蓋を閉められたら出られない~

と想像しただけで恐ろしくて

どうしてそんな名前になってしまったんだろうかと

気にはなってたけれど、いつの間にかほったらかしにしてました

 

元はといえば生薬で、鎮咳、去痰、解熱、健胃に効くとされ

イシャゴロシとも筋骨草とも呼ばれ

古くから重宝された花のようです

道ばたに蓋をするようにピッタリ張り付いて咲く姿と

医者もいらない民間薬の効能から

地獄に落ちないように蓋をしてくれる、

という意味で名付けられたんですね

思えば、

地獄と聞いて、落ちてる自分の姿を想像するって、いったい・・・

ふかふかの絨毯にぬくぬくしてる花を見ると、こっちまで暖かくなる気がします

 

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