自走式移動胃袋 ~ The nomadic stomach ~

シルクロード ~ シリーズⅠ (4日目)

【シリーズⅠ・4日目】です♪
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この日は楡林窟という遺跡巡りで、前日に続いての穴系の観光です。

敦煌の町を出ると間もなく草木も生えていない原野=ゴビ灘=の中を進むのですが、遠くに祁連山脈(「きれんさんみゃく」というらしい)も望めます。



当然ながらドライブインやガソリンスタンドなどはないので、トイレは青空です。
メンバーの何割か(含、添乗員さん)は女子なのですが、さすがにここまで来るような方はそれくらいのことじゃ動じません(驚)

名も知られないような遺跡に立ち寄ったりしながら、2時間ほどで楡林窟到着です。
莫高窟と比べマイナー感が強いというか、ワシら以外の観光客はほとんどいません。まあ莫高窟でも観光客がいっぱいということもなかったし、もともとこの辺りに行こうというヒトも少ないのでしょう。



全部で42窟あるとのことですが、結構急な階段を上り下りして歩き回ります。
楡林窟は渓谷の両側にあり、川沿いに吹く風がふわっと気持ちよいです。



3時間近く楡林窟を巡った後に昼飯ですが、近くに食事ができるところなどなく、かなり遅くなってしまいました。

食事後に敦煌へ向かう途中の道程はなかなかに原野感・荒野感溢れる光景が続き、砂嵐や竜巻に出会ったりとなかなかワイルドでした。



そろそろ敦煌に近くなったかなぁというところで、ビシッという音が聞こえたかと思うと、バスがゆっくりと減速していきます。
石が跳ねたのか、車体の歪みか原因はよく分かりませんが、とにかくバスのフロントガラスに大きくヒビが入っています。



なんのかんのでテープを貼ってごまかしてゆっくり(?)と走っていくことになったようです。

ホテルに帰り着いてすぐに夕食とのことでしたが、あまりに遅い昼飯だったので、ワシはパスして敦煌の街中に出てマッサージを受けることにしました。
念のために申し添えておきますが、清く正しいマッサージですからね(笑)
中国4千年の秘術には出会えませんでしたが、移動が続いて固まったカラダをほぐしてもらえました。

帰りに街中での食事も考えたのですが、せっかくリラックスできている状態なので、泊まっているホテルに戻ることにしました。
一応は旅慣れているとはいっても、知らない町でのひとりメシは緊張しますから…

さて、ホテルの中にある居酒屋風の日本食レストランで夜食がてらにビールを飲むことにして、ダメモトで食事が済んでいるTサンに声をかけたところ
「よろこんで」
と、お付き合いいただきました。
レストランは予想通りに可もなく不可もなくです。
ちなみに、海外の日本食屋でのオーダーのコツは、地元で調達可能な食材か、日本でも冷凍が当たり前の食材でできるモノに的を絞ることですので、海外にお出向きの際には思い出してくださいませ。

続く…

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