くわしい紹介はこちらとかこちらなど横浜食ブロガーのサイトで色々と取り上げられております。
「ここって伊勢佐木町なの？」との妻の問いに「一応な…伊勢佐木町は７丁目まであるのだよ」などと会話をしつつ、到着。
カウンターに座り、とりあえずクーポンでサービスのサングリアと皆様お奨めのハモンイベリコ（ハーフ）をいただく。
オーナーシェフが実に楽しそうに固まりからそぎ切りしてくれるのだが、サングリアと相性もなかなかで、よいスタートだ。
さりげなく周囲の様子をうかがいつつメニューをながめて、全体構成を考える。
いくつかオーダーしながら、シェフに「パエジャはいつ頃頼めばよいですか？」と聞いたら「様子を見計らって出しますから大丈夫ですよ」と、きわめて正しいご回答。 初見のお店では用心するに超したことはないので失礼な質問をしたのだが、その応対の良さに安心した。
ハモンを食べ終わった頃に、タコのガリシア風が登場。 ジャガイモの上にタコをのせ、パプリカをふって焼いたもの。
少し迷って、赤ワイン（サングレ・デ・トロ）をデキャンタでもらう。 妻はあまり飲まないので、ガス入りミネラルウォーターです。
でもって、マッシュルームにんにくオイル煮です。 バゲットでオイルをさらいながらいただきます。 ああっ、シ・ア・ワ・セ…
マッシュルームをほぼほぼ食べ終わる頃にハマグリの漁師風登場。
妻の意識が完全にこちらに行ったので、それではとオイル煮を片づけようとしていると、小鍋ごとさらわれました。
この漁師風というのがハマグリがとてもふっくらとしていて、いくらでも食べられそうなくらいだ。 そしてソースも美味しいのだから、ここまでバゲットのペース配分をするのだよ…我妻！
で、最後はミックスパエジャです。
海と山のものが混在する具だくさんなのは嬉しいが、それ以上にコメの炊き方とからまるソースが素晴らしい。
途中で失速しかかった妻はデザートで復活！ あれも喰いたい、これも喰いたい状態のようだ。
結局は、焼きカスタードクリーム（クレームブリュレの原型らしい）と、ホットチョコレートケーキ＆バニラアイスを…ってワシがデザートを食べないの知ってるよな（笑）
ちなみにコーヒーはデミなのでスケール感が合わないのですが、どちらの品もご立派なサイズでした。
少しばかりシェフと話しをしたのだが、横浜食ブログ界（？）の効果は絶大らしく南区の御大とか西区の女王様で記事がアップされると客足の増加は劇的だそうだ。 ここでも「たぷたぷ様」を崇拝する潜在的信者が生まれたようだね（冗）
これだけ食べて、ワシのデザートのウォッカトニックまで含めて二人で一万円もしなかったのは少しばかり感動モノ。
シェフを始めスタッフの方の感じも良いし、是非ともリピートしたいものです。
