「有名人になる」ということ 勝間 和代
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【感想】
ご自身でも書かれているとおりブームが去った感がありますが・・・。
有名人になろうと思ったきっかけ、有名人のメリット・デメリットなど、ご自身のこれまでの経験を感情的な変遷も盛り込み赤裸々に語っています。
先日読んだ小飼弾さんの著書の中に勝間さんのお名前が出てきましたので、その流れに任せて本作を手に取りました。
相変わらず読みやすいです。
一冊を通して、特に引っかかるポイントなく、スムーズに流れていくのが楽です。
結局有名人になることは、ビジネスでの成功と同じという書きぶりです。
専門性を持ち、しっかりと市場の声を聞き、顧客とともに育っていって、チャネルとの協力体制を欠かさない。そういう当たり前のことをどれだけ真摯に行えているか、ということでしょう。
芸能界で成功することも確率論だと言っています。
・・・確率が低い勝負であっても、それを繰り返しくり返し行っていけば、いつかは負け続ける確率が下がっていって、どこかで必ず勝てるのです。
・・・
ただ、多くの人はそのような努力を五〇回、あるいは一〇〇回は続けません。しかし、もしチャレンジしてもとくに失うものがなければ、勝負をしつづけることです。そうすれば、必ず勝てます。
価値を見つけてもらう勝負に勝つために、
商品性を磨き続けること × その商品があるということを発信し続けること
を繰り返すことが有名人に近づくポイントとの主張です。
本とは離れて、
ご自身のブログに「文化人」枠ではなく、「芸能人」枠でテレビ出演を目指すということが書いてあります。
本作品の中でも3から5年後に続編を書きたいとあり、まだ試行錯誤しておられるようです。
どうぞ頑張ってください。
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