chintankome

ちんたんこめ

都市の光景

2009-12-22 | 光の記憶

寒空の広がる地方都市の一角で時折辺りに響き渡るような大きな音を発する所があった。
音の源を探し当てると、そこには大きな重機が数台けたたましく動きながら
コンクリートを壊し、金属を束にしていた。
聞くとこの建物は、かつてのスーパーで、ここ数十年休眠状態だったという。
耐震にもなっていなかったそうだ。
駅周辺にあり、区画整理事業がなされたものの、シャッター通りを装っている。
そんな商店街のなかにこのビルはあった。
地方都市の光景か。

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