M.K’s Diary

ゆく川の水は絶えずしてしかも元の水にあらず、平凡な日々を忘れぬよう思ったことを不定期でつづってます。

過信

2008年04月25日 23時38分40秒 | 生活
名刺いれ購入&名刺作成の必要性を強く感じる、バイト探し中な今日この頃・・

本日は教授のリアルオプションの発表を聞きました。
リアルオプションは自分が卒論でやることなので、真剣に聴講。発表の場は、資源関連の会合だったということもあり、一から丁寧に説明していてとてもわかりやすかった。
今後自分がその立場になった時にどうのような順序立てをし、説明していくかとか、純粋に原理についてとか、もろもろ考えながら聞くことができ、ちょっとリアルオプションについて理解してきたころに聞けたというのはいい機会だったと思う。

聞いてた資源系の人たちは、専門外のことにもかかわらず鋭い指摘をしていたり、沢山の質問が出ていて、そういったところに疑問をもっていなかった自分はまだまだと思わされた。
今後の想定問答に役立ちそうですw

今日を終えて学べたことは、リアルオプションも経済性評価の指標の一つにすぎないという考えを持てたということ。
言われてみれば当たり前のことなのかもしれないけど、原理を完全に理解していないせいかもしれないし、難しいことをやってるということで変な意識が芽生えていたのかもしれないけど、少なからずこの分析手法を過信していた自分がいたと思う。

分析の方法として、むやみやたらに不確実性を式に入れまくっても(パラメータを増やしまくっても)なにをやりたいかわけわかめになるから、比較できるほかの指標にあわせた変数の定義が好ましいとか、不確実性を捕らえるとか言いながら結局確率分布を一定にしているとか、うんぬんかんぬん・・

資源問題は、技術、経済、政治の三つ全てがわかってないとダメだということを会議後の懇親会でJOGMECの方に言われたけど、経済性評価に結びつけにくい政治的要素を含んでるという点でも、資源開発へのリアルオプションの適用は指標の一つにしかなりえないんだね。

今の時期にこういうことを悟れたのは大きいと思う。
きっとしばらくしたらまた過信しそうになる時がくるだろうけど、定期的に地に足が着いてるかの確認をしつつ頑張っていきたいです。