高校に通うのは遠くがいい？

その昔、滋賀県の米原駅は電車の連絡が悪く、土曜お昼の乗り換えは特に大変でした。
授業が終わってすぐに小走りで駅に行かないと、次は１時間ぐらい待たないといけません。
お昼で帰る土曜日などは、お弁当を持って行って、発車するのを待ってる間に席に座って食べていました。


朝は座って行きたいので、早めの電車に乗ります。
電車の中で読む本は、学校の勉強に関係ないものを読もうと決めていました。

ブラックユーモアを集めた英語の本や、ちょっと変わった確率の求め方の本、民衆を騙(だま)す統計の作り方の本、などなど。
友達がせっせと貸してくれるローダンシリーズも。

クラブをして、家では宿題をしていると、なかなかゆっくりする時間が取れないので、行き帰りの時間を息抜きに使っていたんですね。


長男は今、電車で小一時間ほどかかるところに通っています。
電車の中の時間は英単語を覚える時間らしいです。
息抜きは妹にちょっかいかけて遊んでもらってる時間かな


クラブ帰り、小さい駄菓子やで３０円のアイスを食べてる友達を横目で見て帰っていました。
普段は小遣い月３千円だったし、制服じゃなく、私服の学校だったから何かと大変だったものなぁ。

彦根の駅前の平和堂(滋賀県では有名)の１階にはミスタードーナツがありました。
買っておいでとたまに母がお小遣いを別にくれた時が私にとっては至福の時でした。