さっそく思い出のマーニーを見てまいりました。
「思い出のマーニー」http://marnie.jp/index.html
併せて
池袋西武の米林宏昌原画展( https://www2.seibu.jp/wsc/010/N000066844/1538/info_d_pv )
江戸東京たてもの園のジブリの立体建造物展( http://tatemonoen.jp/special/index.html )
にも行ったジブリ三昧な週末でした。
以下ネタバレあります。
原作がイギリスの児童文学ということで、そんな感じのエッセンスがそこかしこにちりばめられた映画でした。
杏奈が大岩さんの家に向かう道中の景色、杏奈の部屋のベランダから見る景色、杏奈が逃げるように走る道、すべてが胸が締めつけられるほどの懐かしさと美しさでした。
行ったこともない風景を懐かしいと思うのは、帰りたいと思う気持ちは何なのでしょうね
杏奈の地元の中学校の同級生の女の子たちをみて「あーこんな子いるわ・・・」
信子(ふとっちょブタ)が喧嘩後に「はい、これでおしまい!」っていうのをみて「いるわ・・・こういうヤツ・・・」
この年の女の子のちょっと嫌な部分がよく表現されてるな、と思いました。
男性にはわからないとおもう・・・むしろ信子に至ってはいい子に見えてそうだ・・・ちがうのだ、完全なるマウンティングなのだ・・・とか余計なことを考えております。
大岩さんの家がほんとに素敵でした。
あんな家にすみたいなー、手入れが大変そうだけど心が豊かになりそうだ。
マーニーとの出会いで杏奈が救われていく、というのが主なストーリーですが、それだけではなく大岩さんの家や大岩夫婦のおおらかさや温かさに杏奈の心がほどけていくのがわかりました。
「秘密」
「ふたりだけの」
「永久に」
この3つの単語の組み合わせにときめくのは、やはり女性でしょうか?
(男性の「勝利」「友情」「努力」のように)
小さいころに読んだ海外児童文学がいくつも頭をかすめました。
まぁ、関係ないシチュエーションのものばかりですが笑
マーニーの着ている洋服や髪型も。
秘密のピクニックのバスケット、バスケットから出てくる葡萄ジュース、花売りの杏奈とマーニーのダンス
赤毛のアンの世界のような。
ラストというかマーニーの正体は少し感づいてはいたのですが、ラストの杏奈の思い出の写真をみてはっきりと杏奈がマーニーの正体に気づいた瞬間は鳥肌が立ちました。
マーニーは杏奈に、愛情と元気と親友をくれたんですね。
さやかがいい子でほんとによかった。さやかが倒れた杏奈を心配するシーンの声がよかったです。
映画終了後、近くの男性が「今までのジブリが好きだった人は好きじゃないかもね」と言っていました。
今までのジブリとは「世界」を救うとか「人類」を救うような話のことでしょうか。
たしかに最近のジブリは自分や自分の夢、というテーマが多いように感じますしね。
でも、その声を聴いてふと、「世界」って「自分」と「自分の周り」だよなー、と思いました。
「自分」を守るってある意味「世界」を守るってことなのでは?
そういう意味では、ずっとジブリはジブリらしい作品を作っているのではないかなと思います。
私はここ数年の作品の中で1、2を争う好きな作品でした。
海外児童文学が好きだった元文学少女のみなさんはきっと好きだと思います。
映画にでかい声で相槌打つヤツとポップコーンをガサガサ言わせるやつが同一人物でしかも隣で超イライラしました。追い出せる法がほしい。
「思い出のマーニー」http://marnie.jp/index.html
併せて
池袋西武の米林宏昌原画展( https://www2.seibu.jp/wsc/010/N000066844/1538/info_d_pv )
江戸東京たてもの園のジブリの立体建造物展( http://tatemonoen.jp/special/index.html )
にも行ったジブリ三昧な週末でした。
以下ネタバレあります。
原作がイギリスの児童文学ということで、そんな感じのエッセンスがそこかしこにちりばめられた映画でした。
杏奈が大岩さんの家に向かう道中の景色、杏奈の部屋のベランダから見る景色、杏奈が逃げるように走る道、すべてが胸が締めつけられるほどの懐かしさと美しさでした。
行ったこともない風景を懐かしいと思うのは、帰りたいと思う気持ちは何なのでしょうね
杏奈の地元の中学校の同級生の女の子たちをみて「あーこんな子いるわ・・・」
信子(ふとっちょブタ)が喧嘩後に「はい、これでおしまい!」っていうのをみて「いるわ・・・こういうヤツ・・・」
この年の女の子のちょっと嫌な部分がよく表現されてるな、と思いました。
男性にはわからないとおもう・・・むしろ信子に至ってはいい子に見えてそうだ・・・ちがうのだ、完全なるマウンティングなのだ・・・とか余計なことを考えております。
大岩さんの家がほんとに素敵でした。
あんな家にすみたいなー、手入れが大変そうだけど心が豊かになりそうだ。
マーニーとの出会いで杏奈が救われていく、というのが主なストーリーですが、それだけではなく大岩さんの家や大岩夫婦のおおらかさや温かさに杏奈の心がほどけていくのがわかりました。
「秘密」
「ふたりだけの」
「永久に」
この3つの単語の組み合わせにときめくのは、やはり女性でしょうか?
(男性の「勝利」「友情」「努力」のように)
小さいころに読んだ海外児童文学がいくつも頭をかすめました。
まぁ、関係ないシチュエーションのものばかりですが笑
マーニーの着ている洋服や髪型も。
秘密のピクニックのバスケット、バスケットから出てくる葡萄ジュース、花売りの杏奈とマーニーのダンス
赤毛のアンの世界のような。
ラストというかマーニーの正体は少し感づいてはいたのですが、ラストの杏奈の思い出の写真をみてはっきりと杏奈がマーニーの正体に気づいた瞬間は鳥肌が立ちました。
マーニーは杏奈に、愛情と元気と親友をくれたんですね。
さやかがいい子でほんとによかった。さやかが倒れた杏奈を心配するシーンの声がよかったです。
映画終了後、近くの男性が「今までのジブリが好きだった人は好きじゃないかもね」と言っていました。
今までのジブリとは「世界」を救うとか「人類」を救うような話のことでしょうか。
たしかに最近のジブリは自分や自分の夢、というテーマが多いように感じますしね。
でも、その声を聴いてふと、「世界」って「自分」と「自分の周り」だよなー、と思いました。
「自分」を守るってある意味「世界」を守るってことなのでは?
そういう意味では、ずっとジブリはジブリらしい作品を作っているのではないかなと思います。
私はここ数年の作品の中で1、2を争う好きな作品でした。
海外児童文学が好きだった元文学少女のみなさんはきっと好きだと思います。
映画にでかい声で相槌打つヤツとポップコーンをガサガサ言わせるやつが同一人物でしかも隣で超イライラしました。追い出せる法がほしい。