にしひろの心身症日記

40代管理職が心身症(鬱病もしくは神経症かも)を患いながら何とか生きていく、そんな毎日を日記につづりたいと思います。

アモバンについて

2008-10-08 22:52:04 | Weblog
今日2008年10月8日(水)はドグマチールをやめてから5日目になりますが、特に大きな問題は出てないです。
ただ、今日は上司が参加する会議があり、そのため不安感が増大し、午前9時ごろコンスタンを服用しました。
会議前はコンスタンを飲んだにもかかわらず不安感が強かったですが、会議が終わると不安感は消え、やはり上司が不安感の主な原因のようです。

さて、私は不眠症にも悩まされていますが、以前処方されたレンドルミンはあまり有効でなかったので、最近はアモバンを処方されています。
これはまあまあ効果が有り、寝つきは良くなります。ただし不安感が強いときは効果は少なくやはり眠れないです。
私の不眠症は夜眠れず、朝は明け方目が覚めてしまうパターンでした。
レンドルミンは翌朝眠気が取れなかったですが、アモバンはそんなことが無いのでいいのですが、明け方目が覚めてしまう方は改善されないです。
しかし、寝つきが良くなるだけで結構重宝しています。
ほぼ毎晩飲んでいます。

副作用として:
 ・翌朝口の中が苦い

 ・夜中に起きたときの事を覚えていないことがある。
  これは、嫁さんに「なんで夜中にいきなりテレビつけたの?」と
  聞かれ、全然覚えていなかったので分かりました。

 口の苦味はともかく、健忘症はちょっと怖いです。

さて、今日もアモバンを飲んで寝ますか。

ドグマチールについて

2008-10-04 22:30:34 | Weblog
昨日(2008年10月3日)は金曜日にもかかわらず、夜中に非常に激しい不安感に襲われ眠れませんでした。
今日10月4日(土)は朝から比較的落ち着いて、薬無しで過ごせました。
さて、2、3ヶ月ほど前、職場の仲間とのうつ病について情報交換していたところ、ドグマチールという薬が眠くならないとのことで、1錠もらって飲んでみました。結果は、ある程度不安感を押さえ、気分の高揚効果もあったので、医者と相談してドグマチール50mg錠を1日1回分処方してもらうことにしました。(それまで使っていたコンスタンは不安感を抑える効果は高いが、眠気の発生が非常に強く平日使うには難しかったので。)
最初の1ヶ月は朝6時にドグマチールを飲んで、出社時間の8時には薬が利いて、元気に仕事を続けられましたが、1ヶ月を過ぎたあたりから、午後2時ごろ猛烈な不安感に教われるようになり、昼にもう一錠飲むことにしました。
そして2ヵ月後の最近、夜8時過ぎにも不安感に教われるようになり、今までのパターンと明らかに違うのを感じました。
今まで薬無しの場合:
 ・朝出社時は気分の落ち込みや不安感が強い
 ・午後3時ごろには不安感は薄らぎ、夜には不安感は出なくなる。
  (気分の落ち込みはその日によって色々ですが)
 ・金曜日の夜に不安感に襲われることはまれ

ドグマチールを飲み始めてからは:
 ・午後2時過ぎにひどい不安感に襲われるようになった。
 ・昼にもドグマチールを飲むようにしたら午後の不安感はなくなったが
  今度は夜に不安感が出るようになった。

今まで使ってきたコンスタンは、飲んでから30分から1時間後にナイフですぱっと切った様に不安感が無くなり、薬の効き目はなだらかに消えていく感じでしたが、ドグマチールは効き目はゆっくりで効果もあいまいにもかかわらず、効き目が切れたときに強い不安感を呼ぶ感じです。(薬の効果は8時間ほど)
薬の切れた時の不安感の強さは非常に激しく、昼間なら仕事が手につかず、夜は全く眠れない。

今日病院へ行ってその旨伝え、今後はドグマチールは止める予定です。
このままでは、夜の不安感を抑えるため、1日3回服用することになり、しかも薬が切れたときに襲われる不安感は非常に強いので、依存症になりそうな気がしたからです。
今までどおり、不安感が強いときはコンスタンで押さえ、副作用の眠気については我慢する形でがんばろうと思います。

注.ドグマチールを否定するわけではなく、私にはこの薬が合わなかったと考えています。この薬で救われている人もたくさんいるはずです。

つづく

レンドルミンについて

2008-09-30 21:52:08 | Weblog
今日2008年9月30日は、午後から上司が休んでしまったので、急に気が楽になりました。風邪で調子悪そうだったので、明日も休みそうなのでちょっと元気が出てきました。
2006年ぐらいには、病状はかなり良くなり、たまにコンスタンを飲むだけで、医者にも通わなくて良い状態になりました。しかし2007年に今の上司になると同時に夜眠れない状態が続きました。
夜全然眠れず、明け方ようやく眠りにつけるぐらいで、毎日フラフラです。
再び心療内科を受診し、レンドルミンを処方されました。
しかしながら飲んでもそれほど効果が無く、なかなか寝つかれません。
12時にベッドに入り、眠れるのが2時ぐらい。飲まないよりはましって程度。
それより問題は、朝起きるのが非常につらくなったことです。
朝起きる時間になっても眠気が取れず、会社に定時で出社するのがかなりきつい。
レンドルミンを飲む時間を早め(寝る2時間ぐらい前)にしてもあんまり状況は変わらず、しばらく飲み続けて結局飲むのをやめてしまいました。
レンドルミンは私には合わなかったようです。
結局医者に別の睡眠薬を処方してもらいました。
つづく

パキシルについて

2008-09-29 23:08:22 | Weblog
昨日(2008年9月28日)の日曜日は明日からの一週間を考えて非常に憂鬱で、不安感も強かったので、抗不安剤のコンスタンを朝と午後1錠づつ飲んでしのぎました。
今日の月曜日は朝から非常に憂鬱で、吐き気がします。
朝6時にドグマチールを飲んで出社に備えます。昼過ぎにもドグマチールを飲んで、なんとか本日1日を乗り切りました。
さて、うつ病と診断された当初処方された薬はコンスタン、デパス、そしてSSRI剤の抗うつ剤パキシルです。
しかしながらパキシルは効果が出るまでに何日もかかるとされており、実際に飲んでも全然うつ状態が良くなる感じがしませんでした。
飲み続けて半年が過ぎても憂鬱な状態は続き、仕事の内容が(たまたま)楽なプロジェクトに変わったとたん症状は軽くなりました。
その後、パキシルは医者の指示に従って少しづつ少なくしていきました。
私にとってパキシルはあまり効果があったとは言えない薬で、現在では処方を断っています。
逆に副作用は出ました。
まず、健康診断で肝機能の状態を示すγ-GPTが非常に悪い値になり、精密検査となりました。(精密検査の数週間前にパキシルをやめたので、再検査時には正常に戻った)
もうひとつの副作用は、射精障害です。
全然射精が出来なくなり、通常10分もあれば射精できるところが、1時間以上もかかる状態になりました。性欲自体は正常(うつ状態なので普通よりは弱いですが)、勃起も正常なのですが、射精だけが出来ない状態となります。
ほとんどSEXレスの状態だったので、実害は少なかったですが、あまり気持ちのいいものではないです。
個人差があり、この薬で救われている人も多いと思いますのが私の場合は効果が感じられない薬でした。
つづく

デパスについて

2008-09-25 23:18:53 | Weblog
今日は上司が休暇を取って職場にいなかったので、非常に気分が楽でした。
やはり、私の場合病状悪化の主原因は直属上司のようです。

さて、2004年に初めて医者にもらった薬の中にデパスがありました。
これは寝る前に飲むように指示されていたので、不眠症対応で処方されたのだと思います。
私にとってデパスは全然効き目のない薬でした。
たしかに飲むと眠気は出ますが、ぐっすり眠れるほどではない。
不眠が続いている時に飲んでも夜中に何度も目が覚めるのは変わらず、程なく飲むのをやめました。
Webで検索すると、デパスで良い効果があったという人も多いので、個人差が有るようです。少なくとも私には合わなかったんでしょう。

つづく

コンスタンについて

2008-09-24 23:43:59 | Weblog
今日2008年9月23日(水)は、午後から副部長が出張でいなくなったので、気が楽に仕事できました。
おかげで平日には朝と昼に飲んでいるドグマチールは朝だけで済みました。

さて、2004年にうつ状態がひどくなり、特に不安感と焦燥感が強く出て仕事が手につかなくなりました。客先に行くと、不安感のあまり言わなくてもいいことまでペラペラ喋ったり、気ばかりあせって仕事が空回りしたり、不安感で土日もくつろいだ気分になれなかったりしていました。

そんな時初めて受診した神経内科の医師から処方された薬の中にコンスタン0.4gがありました。
同時に処方されたデパスやパキシルは全然効果が実感できなかったのですが、コンスタンだけは劇的な効果をもたらしました。そう、ひどかった不安感、焦燥感が嘘の様に消え、のんびりした気分になれたのです。
気分の落ち込みは相変わらずでしたが、不安感、焦燥感がなくなっただけで相当気分が楽になりました。それ以後今に至るまでこの薬は手放せません。
医師と相談の上、不安な時だけ飲むようにしていますが、「この薬を飲めば直ぐに楽になる」と考えるだけで多少の不安感は薬無しで過ごせます。(いつでも飲めるように常時携帯している。)
逆にうっかり薬を持たずに遠出したときなどは、薬を忘れてきたことが分かっただけで不安感に襲われてしまいます。 調子のいい時期は1ヶ月に1,2回飲むだけで普通に生活できました。 最近は調子が悪いので1週間に2~4錠飲んでいます。
副作用としての眠気はかなり困り者です。平日は仕事に支障が出るので、なるべく飲まないようにしています。土日(特に日曜日)は、月曜日からまた1週間が始まるのかと考えて不安感に襲われることが多いので、最近は毎週土日に飲んでいます。
もしコンスタンが無ければ、会社を長期に休んでいたと思います。 コンスタンは私にとって救世主でした。
薬は飲み続けると体が慣れて効果が減ると言われていますので、それを抑える意味でもなるべく薬は飲まず、多少の不安感は我慢しています。

つづく

うつ状態の時に元気を出す方法

2008-09-23 21:59:47 | Weblog
今日2008年9月23日(火)は秋分の日でお休み。
でも午後は、明日からの仕事を考えてしまい不安感が増大し、抗不安剤コンスタンを飲んで何とか落ち着きます。

さて、うつ状態(最近ずっとそうですが)でも多少なりとも元気が出てくる方策を色々考えて実行しています。今日はそれを紹介します。

 1)好きな曲を集めた音楽CDを作り、通勤時車の中でガンガンかける。
   時には大声で歌いながら運転。

   まあ、多少なりとも気分の高揚効果があります。

 2)向精神薬(ドグマチール)を出社2時間前に飲む。
   どうせ明け方に目が覚めてしまうので、枕元に用意した薬を
   6時ごろ飲んで後はベッドでうつらうつらしておく。
   出勤時間(8時頃)には薬が効いてきて、何もしないよりは
   多少元気に会社に出社できます。

 3)おもしろDVDを自分で作り、車で見る。
  漫才を見ても、うつ状態のときは笑えません。
  しかし、なぜかクイズヘキサゴンのおバカ回答を見ると笑いが出ます。
  これに目をつけ、毎週ヘキサゴンを録画し、PC上でおもしろシーンのみ
  編集しDVD化。ちょっと運転が危険ですが、出社時に車の中で見ながら
  大笑いして会社に向かいます。
  これは結構うつ状態を和らげる効果有り。
  現在Vol.5まで作成し、Vol.6を作成途中。

 4)他に色々少しでも効果がありそうと思われることを実行し、
   「これは効果があるはずだ」と自分で自己暗示にかける。

  例:
   ・抗ストレス効果があるビタミンC入りのジュースを飲む。
   ・無理やり筋トレして体を鍛える。
   ・思いっきり甘いものを食べる。
 
とにかく何にもしないとうつ状態が良くならないので、色々実行しています。
もっとも、うつ状態がひどくなると、何もやる気が出なくなってしまうんですが、
多少良い状態のときに色々実行し、それ以上の悪化を防ぐことが出来ると思っています。
とにかく自分で勝手に「効果があるはずだ」と思い込むことが肝心でしょう。
薬を飲むときも、「薬を飲んだから、これから数時間は大丈夫だ」と自己暗示を
かけると薬の効果が高くなると信じています。

つづく

病状悪化時の状態

2008-09-22 23:18:01 | Weblog
今日2008年9月22日(月)は、月曜日なので、気分はかなり落ち込んでましたが、翌23日は祝日なのでまだ落ち込みはひどく無かったです。
さて、気分を盛り上げる工夫ですが、その前に病状が悪化した場合の状態について書きたいと思います。
鬱病、心身症の方々にとって病状は色々あると思います。
私の場合は以下の状態になります。

 ・夜全然眠れない。ようやく眠れても直ぐ目が覚める。
 ・夜中に何度も目が覚める。また悪夢や仕事の夢ばかり見る。
 ・朝は早く(5時ごろ)目が覚めてしまう。
 ・朝食がほとんど食べられない。
 ・昼食も食欲がなくあまり食べられない。
 ・朝、会社に行くのが非常に苦痛に感じ、何度も車をUターンさせたくなる。
 ・常に不安感や焦燥感に苛まれ、仕事が空回りしてしまう。
 ・不安感のあまり、言わなくていいことまでぺらぺら喋ってしまうことが有る。
 ・朝から昼にかけて気分の落ち込みが激しいが、夕方から多少落ち着く。
 ・夕食時は食欲は戻るが、逆に夕食やお菓子を食べすぎてしまう。
 ・何をやっても楽しくなくなる。買い物も苦痛に感じてしまう。

状態が悪くても、それを周囲に悟られないように演技しているので、余計に疲れます。
状態が悪いときに仕事のトラブルが重なると大変です。
まあ、それでもベッドから出られない、とまでは行かないので、症状としては比較的軽症なのかもしれません。
しかし、病状がひどいときは、生きていくのも嫌になるほど気分が落ち込みます。

40代前半まで、バリバリ仕事をしていたので、ギャップに本人が一番戸惑ってます。

つづく

理不尽な上司

2008-09-18 21:44:37 | Weblog
最近特に感じるのは、業務上のトラブルで心身症や鬱病に罹っても、上司や一緒に仕事をしているメンバーが協力し合える環境であれば、比較的早期に元の状態に戻れるということです。(私の場合)
しかしながら現在は、部下や同僚はともかく直属上司がタコなので、長期に渡り調子が悪い上体がつづいています。(もちろん他の理由もあるのでしょうけど)
この上司は、

 1)自分では何もせず、理不尽な(実現困難な)命令を出す。
 2)言っていることがコロコロ変わる。
 3)仕事がうまく行ったときは自分の手柄にしてしまう。
 4)トラブルがあった場合は全部部下に任せる。
 5)開発の副部長にもかかわらず、設計経験がほとんど無い。
   しかし知ったかぶりをするので、話しが合わない。
 6)仕事は全部部下に振っているので、仕事時間中はいつも暇している。
   腕組みして部下がサボっていないか見ている。

今まで色々な上司がいましたが、ここまでひどい直属上司は初めてです。
過去の上司にもタコな人はいましたが、こちらの方が知識があるので言い負かしていました。
しかし今度の上司は逆らうと1時間近くにわたってクドクド説教をするので、時間の無駄です。
そんな訳で職場で上司が座っているだけで気分がへこみます。
日曜日の朝から「明日からまた一週間が始まる」と憂鬱ですし、月曜日の朝は物凄く憂鬱です。
それでも色々工夫をしながら何とか仕事を続けています。
次回は、その工夫について書きたいと思います。

つづく

2007年

2008-09-16 23:10:47 | Weblog
2007年4月に移動・昇格があり、信頼して頼りにしていた部長が別の部へ異動になり、親会社からやってきたA氏が部長に赴任、1年先輩のB氏が課長から副部長に昇格、その空きの出た場所に私が部内移動になりました。
そのため、以下のことが同時に起こりました。

 ・せっかく問題を切り抜けて落ち着きを見せたプロジェクトから離れる。
 ・今までより更に問題の多い親会社のCグループのプロジェクトを背負わされる。
 ・信頼できる部長が移動となり、相談相手がいなくなる。
 ・直属上司となった副部長は、理不尽な命令するだけで、自分ではなにもしない。

それでも、心理状態はかなり回復していたので、最初は元気に仕事をしていました。
しかし、1ヵ月後の5月体調を崩し1週間の緊急入院。
退院後、今度は激しいジンマシンに襲われ、抗アレルギー剤を飲むことになります。
それでもがんばって仕事を続けていたのですが、一緒に仕事している親会社のCグループの主任や部長が完全にタコな方々で、一緒に仕事をしていて非常に疲れる。
事実、同時に仕事していた別の地方子会社の技術者が親会社のCグループの理不尽な要求により鬱病になり、会社に来なくなってしまいました。その地方子会社の部門長はCグループと縁を切ってしまい次の仕事をすべて断ってしまったほどです。
せっかく良い仕事をしたとしても、返ってくるのは苦情ばかり。
部下のモチベーションも下がりまくり、間に挟まれ苦労の連続。
2007年の終わりには心身共疲れ果ててしまいます。
夜は全く眠れなくなり、朝も明け方には目が覚めてしまい、不眠症が続くようになりました。
2008年始めには再び心療内科を受診する羽目になりました。
SSRI剤のパキシルは全然効果が無かったので、今回はコンスタンと睡眠薬を処方してもらい、不安感・焦燥感が強いときにコンスタンを飲み、睡眠薬は毎日寝る前に飲む生活が続きます。
しかし、敵は親会社のCグループだけではなかったのでした。

つづく