粉砕の巻
病院での診察は
胸ポンポン
背中ポンポン
口開けて『あーーーーん』
で 終了。
先生が『ぼく?薬はつぶがいい?粉がいい?』
と聞いてきたので
次男は
『つぶ。』
と言った。
『はい では つぶにしましょうねぇ~。おだいじにね』
『ありがとうございました。』
診察終了。
帰宅して
薬を飲もうと次男を呼び
「はい これ」
と錠剤4粒を出した
一粒 手に取り口に入れ水を飲む次男
また水を飲む
また水を飲む
また水を飲む
って おいっ!
コップの水が無くなったよ!
「薬飲めた?」
『たぶん』
どれどれぇ
次男が『あーーーー』と口を開けると
口の中には まだ粒がいるじゃん
「どうしたの?苦いの?」
と聞くと
『つぶ 飲めないみたい』
と。
だって 君が言ったのさ
『つぶ。』
って。
もう勘弁してよ~!この前は飲めたじゃん!
も~しょうがないなぁ~
この粒たちを 包丁で細かくしてあげようと
4粒の錠剤をまな板の上に置き 包丁で切ることにした
えいっ!
っと 切ってみたら
ひゅ~~~~ん
と 粒が飛んでった
あ~あ。し~らんぺ。(探さないもんねぇ)
錠剤のカットに悪戦苦闘してる母に
熱い男 次男は
『この粒たち全部 粉に変えてきて』
って はぁ?
ばかぁーーーーーっ!
お・ま・え・な・ぁ
こうなったら 何が何でも
この錠剤たちを粉砕してやろうと決めた
母なのでしたはぁ~疲れる。