にいだやギャラリー野衣のブログ

にいだやギャラリー野衣の企画をお知らせしています。
新潟市西蒲区巻甲2927-4
でんわ 0256-72-2450

アフリカの泥染の布展が始まります

2020-05-29 | ギャラリー


 ヨーロッパなどで見られる最もポピュラーなアフリカの染織品の一つで、主にマリ南西部に住むバマナ族の女性によって創られています。

 素材となる布は厚手の細幅木綿布で、これを縫い合わせて一枚の布にします。

 まず土地に自生するシカラマ(シクンシ科の樹木)の葉で作った黄色の染液に布を浸けます。濃い黄色に下染めされた布は乾かされ、泥を付けた筆やブラシで模様を描いていきます。この泥は最低でも一年以上寝かせておいた鉄分の多い川の泥を使います。

 模様は同じパターンを繰り返し描いているので、微妙に異なっている線の表情が布にリズム感を与えています。

 模様を描いて乾燥させた布は、水洗いした後、再び染液に浸します。そして白く脱色したい部分にはピーナッツなどで作った脱色剤を塗り、日光の下に放置します。

 最後に石けんで洗うと、脱色剤を塗った部分は白く、泥による部分は黒っぽくなり、布が完成します。

6月17日まで開催しています。(定休日は6月8日)
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大原さんの裂織展がスタート

2020-05-19 | ギャラリー


大原舟一郎さんの裂織展がスタートしました。

裂織は裂いた布を横糸に使っています。
昔は古い木綿の着物を裂いて、裂織にして新しい布を作ったそうです。
経糸につかう糸の色との組み合わせで、いろんな表情がでます。

裂織の魅力を大原さんが伝えます。

テーブルセンターやバッグにも使える裂織の布。
見てほしい展覧会です。

5月27日まで開催しています。
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5月から6月のギャラリー野衣スケジュールです

2020-05-09 | ギャラリー


5月10日から17日まで 初夏の古布展が始まります。 古い着物地が集まりました。 手づくりのマスクに合う、一枚が見つかるかもしれません。 最終日は15時までになります。

5月19日から27日は「大原舟一郎さんの裂織展」です。
今回は大原さん一人の展覧会です。集中して織ってきた裂織を展示します。

5月29日から6月17日は、探してきた「アフリカの泥染の布展」です。
泥染の布は一枚一枚手書きの布。いいです。

6月19日から27日は「初夏の亀田縞展」です。
亀田縞には夏用の細い糸で織った布があります。涼しくて、気持ちいい布です。
一度見てほしい亀田縞です。
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初夏の古布展がはじまります。

2020-05-09 | ギャラリー


5月10日から17日まで 初夏の古布展が始まります。 古い着物地が集まりました。 手づくりのマスクに合う、一枚が見つかるかもしれません。 最終日は15時までになります。
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