家賃と収入について

上の画像は
http://jj.jp.msn.com/edit/chi_money/03.html
＞賃貸生活のお金丸分かりガイド
のスクリーンショットです。

図を少し見たら分かると思いますが‥収入が増えるにつれ家賃が上がっていってます。
しかし‥年収200万円未満の人と1000万円以上の人を比較しても
年収は５倍以上異なるのに対して家賃は2倍未満の範囲に収まっています。
つまり収入が増えてもそれほど家賃は増えません。

家賃は家計における固定費です(だからそれほど変動がないのは当たり前ですね)。
上の図から明らかな様に‥年収の大きい人は丸々可処分所得がそれだけ増えている訳ですね(当たり前)。
決して年収１０００万円超の人は年収２００万円未満の人の
５倍以上労働している訳ではないのにもかかわらず‥‥

やはり高所得世帯にはそれなりの累進課税で高負担を求めてもよいという事は
上のデータから明白な訳です。
（産経新聞は「そんな事したら高所得者は日本から逃げていってしまう！！」なんて
ホザきますが‥高所得者が高所得者である事が出来るのは日本でそれだけ下の労働者から
ある種の“搾取”を行っているから高所得でいる事が出来るのです。つまりマルクスの言う所の
「儲ける者は働かず、働く者は儲けない」
という言葉通りです。ですからちっとやそっとの高累進課税では日本から高所得者は逃げられないのは自明です）